写真:松田 朝子
地図を見る海の色を言葉で表現するとしたら、その数は無限大なのではと考えてしまう、美しいイビサの海岸。海が綺麗なのは、水中にポシドニアという海草が生育していることによります。この植物は海の中で光合成も行うため、酸素を作り出し、イビサの海を常に浄化しているのです。それによってイビサ島の近海では特有の生態系が保たれています。この生態系、およびポシドニアの生息地としてもイビサは世界遺産に登録されているのです。
写真:松田 朝子
地図を見るとりわけ透明度が高いのはイビサ島の南端にある、セス・サリナスというビーチ。イビサタウンで、パラソルを持ってバスを待っている人はほとんどと言っていいほど、ここに行こうとしています。イビサでもっとも人気のあるセス・サリナスへはイビサタウンからバスで約20分。塩田を越え、公園の入り口でバスを降りると、緑の中から白砂のビーチが現れます。ここには、チリンギートと呼ばれるビーチハウスが何軒かあるので、テラス席に陣取り、カクテルを楽しみながら過ごすのもいいし、パラソルとデッキチェアを借りて砂浜で昼寝をするのもいいでしょう。
写真:松田 朝子
地図を見るここでは、オフシーズンにはFCバルセロナの選手がジョギングしている姿を見られるかもしれません。ただ、セス・サリナスはヌーディストビーチとしても有名なところなので、視線の動かし方に注意。とはいえ、水着を着ている人の方が多いのでご安心を。もっとも、他のビーチでもトップレスの人は結構います。何はともあれ、クリアブルーのグラデーションの海は見飽きることもなく、心洗われる気分になるでしょう。
写真:松田 朝子
地図を見るイビサ島のすぐ近くにエス・ヴェドラベドラという小さな島があり、石灰石でできた400メートルの高さのこの島には、イビサの女神にまつわる伝説などが多数残されています。また、ここは磁力がとても強い場所なので、パワースポットとして有名です。
写真:松田 朝子
地図を見るエス・ヴェドラへはサン・アントニの西海岸から、遊覧船に乗ると近くまで行けます。3時間で24ユーロのボートツアーでは、シャンパンのサービスがあり、イビサ島の有名なビーチを数カ所、海上から眺めながらエス・ヴェドラを一周します。また船はグラスボトムになっているので、海の中を泳ぐ魚の姿も見ることができます。
写真:松田 朝子
地図を見るエス・ヴェドラに近づくと、ひときわ潮流が早くなります。ここは磁力が非常に強く、パワースポットとされている場所です。湧き上がる雲のような岩をじっと見ていると、エネルギーを感じることができるでしょう。ボートはそんなエス・ヴェドラの外周を巡り、サン・アントニの港に戻ります。
写真:松田 朝子
地図を見るイビサ第二の街と呼ばれているサン・アントニオは、7、8月は欧米からのバカンス客でごった返していますが、その時期を過ぎると静か。マリーナ沿いにはショップやバー、レストランが軒を連ねています。街の西側はイビサでもっとも美しいサンセットが楽しめる場所。通りにはカフェやバーが並び、それぞれの店ではDJが選曲する、癒し系のチルアウト音楽を楽しみながら、サンセットタイムを楽しみます。
写真:松田 朝子
地図を見るサン・アントニオだけでなく、イビサにはサンセットの素晴らしいところが無数にあります。毎日の日の入り時刻を調べて、自分だけのサンセットポイントを探すのも、イビサならではの楽しみと言えるでしょう。
イビサの独特な時の流れの中において、もっとも重要なことは海の青さに耽溺することと、毎日のサンセットを愛でること。それらをしっかり心に刻み、カメラに残すことで、他では体験できない旅になるでしょう。
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(2024/4/25更新)
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