写真:松田 朝子
地図を見るイビサは紀元前7世紀にフェニキア人によって創設され、その後、ギリシャ、カルタゴ、ローマ、アラブなど、様々な国の支配下に置かれ、変化を繰り返してきた地域です。そんな変遷を感じるのは、最古の歴史地区であるダルト・ヴィラ。地中海の要所に位置するイビサを外敵から守るため、16世紀にアラゴン王国(現スペイン)の王によって、ここには厳重な要塞が築かれました。
写真:松田 朝子
地図を見る荘厳な石造りのタウレス門をくぐり、城壁の中に入ると、まるで中世のような白い建物が。外壁に花が飾られた家々は、ギフトショップやカフェなどになっているので、冷やかしながらのそぞろ歩きが楽しめます。
写真:松田 朝子
地図を見るフォトジェニックな建物を探しつつ、迷路のような小径をたどっていくと、やがてダルト・ヴィラの頂上へ。そこには14世紀に建てられたという、イビサ大聖堂があり、美しい礼拝堂に思わず引き込まれるでしょう。
写真:松田 朝子
地図を見る頂上の展望台からは、イビサの街と港が一望のもと。青い海を挟んで、新旧の白い建物が向きあう様子が見られます。世界遺産とモダンな街という二つの顔を持つ、なんともイビサらしい風景をここでは楽しめるでしょう。
写真:松田 朝子
地図を見る要塞の中には、ホテルもあります。ミラドール・デ・ダルト・ヴィラは個人宅を改装して造られたという、ゴージャスな5つ星のプチホテル。
写真:松田 朝子
地図を見るダルト・ヴィラは夜になるとライトアップされ、イビサタウンを照らします。また、要塞の中のレストランやバーなどは、石畳の通りにテラス席を設け、ひときわロマンチックなムードに包まれます。
写真:松田 朝子
地図を見る旧市街と呼ばれる地域は、島内最大の街イビサタウン。細い路地が入りくむ石畳の小径から港に面した大通りまで、新旧のイビサが楽しめます。ここではイビサらしい白いレースのワンピースなどから、MANGOやZARAなど、スペインのファストファッションも揃います。
写真:松田 朝子
地図を見るイビサタウンには有名クラブのショップもあるので、クラブに行かなくとも、気分だけ味わうこともできるでしょう。そんなイビサタウンはいつも、観光客や地元の人で賑わっています。
写真:松田 朝子
地図を見るとびきり新鮮なシーフードを楽しむなら、オススメは港に面したレストランテ・クルブ・ナウティコ。ここは、船で働いている人や地元の人が利用する大衆食堂的なレストランです。なのでゴージャスな演出こそありませんが、たくさんのヨットが停泊するデッキで、サンセットとライトアップするダルト・ヴィラの両方を楽しみながらのディナーはロマンチックです。
イビサ産の伊勢海老が丸ごと入ったブイヤベースは最高。鍋ごと出てくるので、2人以上でシェアしないと食べられませんが、バゲットにアリオリソース(ガーリックとオリーブオイルのペースト)をつけながら、またオリーブをつまみながら食べると、どんどん食べられてしまいます。それに合わせてワインも進む、進む!
イビサでは、10、11月になると初夏までクローズしてしまう店もありますが、ここは通年営業。ただ、なるべく漁のある日(スペインでは月曜日が漁は休みになる)にいくことを勧めます。
写真:松田 朝子
地図を見るイビサタウンから1kmくらいのところには、プラジャ・デ・フィゲレタスというビーチがあり、500mくらい続く砂浜に面して、ホテルやレストラン、コンドミ二アムなどが立ち並びます。この辺りにステイすると、ビーチも街も徒歩圏で楽しめるので便利です。
写真:松田 朝子
地図を見る毎日、サンセットタイムには、海沿いのレストランではハッピーアワーが始まります。カクテルを傾けながら、暮れゆく海を楽しむのは、イビサならではの楽しみ。たくさん店があるので、日を変えていろいろな店に入ってみたいもの。一人用タパスセットのあるところも多く、5品くらいで12ユーロ前後で楽しめます。
地中海で一番綺麗な海と言われているイビサのビーチも、夏の盛りから静けさを取り戻し、ゆったりと旅をするのにはこれからがいい季節。
もちろんサンセットの美しさや、中世の街並みは季節を問いません。
この秋、カメラを片手にふらっとイビサを訪れてみませんか?
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(2024/4/27更新)
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