写真:権丈 俊宏
地図を見る「不思議博物館」の玄関。某バス会社の停留所の看板がありますが、これは飾り物。実際にバス停がある訳ではありません。入る前からB級感たっぷりです。
写真:権丈 俊宏
地図を見る階段で上がると、工場の様ないたってシンプルな建物が見えます。茶色の重そうな鉄扉を開けると、「不思議博物館」の全貌が明らかになります!
写真:権丈 俊宏
地図を見る内部は、まるで倉庫の様な殺風景な空間に、これでもか!という位に密集して、様々なオブジェが飾られています。これらは館長である角孝政さんの作品。本職はモニュメントや立体看板などの作品を制作する造形作家です。
入場料は無料で、喫茶店が併設されています。ここは妄想をこよなく愛する角さんの思いがたっぷり詰まった場所。空想を現実世界に再現した、ファンタスティックな空間なのです。
写真:権丈 俊宏
地図を見る写真は象の様にも見えますが、クマムシのオブシェ。発砲スチロール製で、現物の一兆倍の大きさで再現されています。
※クマムシとは緩歩動物に分類される生物。極限環境でも耐性が強く、最強生物と言われています。
写真:権丈 俊宏
地図を見る写真は、羽が生えた丸い猫のオブジェ。
この様に「不思議博物館」では空想から生まれた生き物や物体があちこちに展示されています。作品の撮影は自由なので、お気に入りの作品が有ったら、写真を撮ってSNSにアップしましょう!
写真:権丈 俊宏
地図を見る“不思議子ちゃん”とは、不思議博物館のマスコットキャラクターです。本名不詳、誕生日は9月23日、そして永遠の13才という設定。メイド服を着ていて、髪飾りのディプロカウルス(古代の両生類)がトレードマークです。喫茶店でドリンクや軽食を提供してくれます。
※写真はイメージ(展示されたオブジェ)。実物の不思議子ちゃんは撮影禁止です。
写真:権丈 俊宏
地図を見る喫茶店では、軽食やスイーツ、ソフトドリンクが嗜めます。料金はドリンクで200〜500円程度と良心的。写真は炭酸林檎ジュース。甘さ控えめの大人の味です。
この恐竜みたいな変わったオブジェは何だと思いますか?
実はゲームのコントローラーなのです。「デスクリムゾン」と言う、1996年に発売されたガンシューティングゲーム。伝説のクソゲーとも言われていますが、現在でも熱狂的なファンがいるマニアックなゲームです。
ゲームの遊び方は、オブジェに乗って操作し、敵を打ち落とします。この伝説のゲームは無料でプレイ出来ます。「不思議博物館」へ訪れたら、是非チャレンジしてみて下さい。
「不思議博物館」は室内だけではありません。階段を下りて建物奥に進むと、雑木林に囲まれた庭があり、唐突に恐竜が現れて驚かされます!
庭の一角には、朽ち果てたマネキンが放置されています。むしろ恐竜よりもこのマネキンの方が、よりインパクトがあるかもしれません。
「不思議博物館」は、“福岡最強の珍スポット”とか“奇想天外空間”などと呼ばれています。最初は少々とっつきにくいのも事実ですが、館長や不思議子ちゃんは大変親切で優しい人柄。雰囲気に慣れると、むしろ癒し系のスポットにさえ感じられます。
住所:福岡県筑紫郡那珂川町西畑1466-2
電話番号:090-4989-8783(角館長 直通携帯)
アクセス:JR博多南線 博多南駅から車で約12分
営業時間:毎月最終日曜日。12時から18時まで
※平成29年12月は31日が大晦日の為、12月24日に開館。平成30年1月は開館予定無し
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。尚、公式サイトは、本記事最後にある関連MEMOにリンクしております。
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(2024/3/29更新)
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