写真:肥後 球磨門
地図を見る九州自動車道 人吉ICから国道445号線をおよそ40分走行すると、四国の四万十川などと並んで「日本最後の清流」といわれる川辺川を見下ろす高台、に道の駅「子守唄の里 五木」が見えてきます。
五木村は、九州山地に囲まれた標高300m〜1000mにあるため気候が冷涼。清流と豊かな自然に育まれた農薬をほとんど使わずに作った農作物や、五木村ならではの農産物が手に入るので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
写真:肥後 球磨門
地図を見る道の駅には、「やまうに豆腐」の専門店「五木久領庵(くりょうあん)」があります。
「やまうに」とはこの地方の名産で、ウニのような食感と豊富な栄養素が特徴の豆腐の味噌漬けです。オリジナルの味のほかに、ゆず、唐がらし、シソなど、いろいろな味があり試食もできるので、気に入った味の「やまうに豆腐」をお土産にいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:熊本県球磨郡五木村甲字下手2672番地の54
電話番号:0966-37-2301
アクセス:九州自動車道「人吉IC」をおりて国道445号を約20km
営業時間:8:30〜17:30
写真:肥後 球磨門
地図を見る道の駅に隣接して「子守唄公園」があり、園内に川辺川ダムの建設で水没するはずの場所にあった茅葺き古民家が移築されています。古民家の中は自由に見学することができ、スタッフの方から五木村の暮らしや歴史話をうかがうこともできるおススメの施設です。
写真:肥後 球磨門
地図を見る古民家のそばには「子守唄像彫刻コンクール」で入賞した作品のいくつかが設置されています。写真は「風の中にふるさとの声が聞こえる」という題の作品。どの作品にもどこか郷愁を感じさせる趣があります。「子守唄公園」に立ち寄って、子守唄の里「五木村」の生活に思いをめぐらせてみてはいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:熊本県球磨郡五木村甲2672番地53
写真:肥後 球磨門
地図を見る道の駅から人吉方面に100メートルほどのところに建つのが、平成29年(2017年)に新しく完成した施設「ヒストリアテラス五木谷」です。五木村の自然や民俗、そして歴史などがわかりやすく紹介され、カフェやショップも併設されています。
写真:肥後 球磨門
地図を見る展示室入り口近くにあるのが「子守唄の部屋」です。この部屋ではビーズクッションでくつろぎながら正調五木の子守唄だけでなく、日本各地、世界各国の子守唄を聞くことができます。最初にここに入ると、展示室をまわる前に子守唄を聴きながら眠ってしまうかも。
写真:肥後 球磨門
地図を見る展示室には五木村の衣食住や生業で使われていた道具がタワー状に展示された「民具の塔」や、清流川辺川と川辺川ダム計画の歴史などを知る「川辺川の回廊」、五木村の伝統芸能の太鼓踊りや棒踊りが映像で紹介されています。また「五木の子守唄」をBGMにして水没地区にあった五木村を紹介するビデオは物悲しく心に響くものがあるのではないでしょうか。
ダム建設計画、そしてその後の中止と、ここ五木村の全てを知ることができるおススメの施設です。
<基本情報>
住所:熊本県球磨郡五木村甲2672番地58
電話番号:0966-37-2121
アクセス:九州自動車道「人吉IC」をおりて国道445号を約20km
営業時間:10:00〜17:00
休館日 :月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
写真:肥後 球磨門
地図を見る五木村のシンボル的存在が、川辺川にかかる「頭地(とうじ)橋」と「頭地大橋」の新旧2つの橋で、大小の橋が並んでいるので「親子橋」とも呼ばれています。頭地大橋は平成25 年(2013年)に開通した全長487メートル、高さはおよそ70メートルの雄大な橋です。
写真:肥後 球磨門
地図を見るこの頭地大橋が開通した時、開通記念イベントとして始まったのが「五木村バンジージャンプ」です。群馬県の竜神大吊橋バンジーが始まる前までは、高さ77メートルの日本一の高さを誇る銀杏橋から行われていました。現在はちょっと低くなり、頭地大橋の下流側にある高さ66メートルの「小八重(こばえ)橋」からのジャンプです。
それでも周囲を緑に囲まれたエメラルドグリーンの川面に向かって飛び降りるバンジーは最高。我こそはと思う勇気ある方に挑戦してもらいたい、五木村のおススメアクティブスポットです。
写真:肥後 球磨門
地図を見る国道を挟んで道の駅の反対側にあるのが五木村の温泉施設「夢唄」です。内湯とサウナ、そして山の尾根を眺めながらのんびり入れる露天風呂もあって充実しています。泉質は弱アルカリ性の天然温泉でリューマチや関節痛などに効くとの事。
バンジージャンプで肝を冷やしたり、川辺川で水遊びを楽しんで体が冷えた後はここでゆっくり温まってはいかがでしょうか。四季折々の五木の大自然を眺めながらの露天風呂は身も心も癒されおススメです。
<基本情報>
住所:熊本県球磨郡五木村甲2672番地54
電話番号:0966-37-2101
アクセス:九州自動車道「人吉IC」をおりて国道445号を約20km
営業時間:11:00〜21:00
休館日:火曜日
料金:大人400円 子供200円
写真:肥後 球磨門
地図を見る五木村の景色にも癒されます。五木村中心部から頭地大橋を渡り県道25号を八代方面へおよそ10分、白滝公園へ到着します。白滝公園といっても滝はありません。高さ70m、幅200mの切り立った石灰岩の岩肌が、滝の流れ落ちる様子に見えることからそう呼ばれています。
春の新緑、夏の深緑のほか、秋の紅葉や冬には壁面に氷柱がさがるなど、季節ごとに美しい眺めを見せてくれるおススメの場所です。
写真:肥後 球磨門
地図を見る白滝公園にはとても小さい鍾乳洞があって、入り口にある照明スイッチに100円を入れると20分間洞内が虹色にライトアップされるようになっています。湧き水の轟く中、幻想的な雰囲気にしばし酔いしれてはいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:熊本県球磨郡五木村小鶴
川辺川ダム建設によって高台に移転した五木村。新たに家が建ち、道路の拡幅や道の駅などが整備されて、人吉方面や熊本市内方面からもアクセスが容易です。
現在、水没地区にはほとんど建物は残っていませんが、川底まで見通せるほどの透明度ある川辺川と四季折々に姿を変える深い山に囲まれた「子守唄の里 五木村」で日本の原風景にふれてみてはいかがでしょうか。
2017年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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