ハートの吊り革で良縁ゲット!?出雲大社へと走るピンクの車両しまねっこ号って一体?

ハートの吊り革で良縁ゲット!?出雲大社へと走るピンクの車両しまねっこ号って一体?

更新日:2014/01/09 16:43

猫乃 みいこのプロフィール写真 猫乃 みいこ 非日常体験探求家、旅ブロガー、ライター
2013年に60年ぶりの遷宮を終えた出雲大社ですが、それに合わせて一畑電車が「“ご縁電車”しまねっこ号」という可愛らしい電車の運行を始めたのをご存知ですか? 見た目にも鮮やかなピンク色で、幸せな気分にさせてくれるこの電車ですが、車内にも秘密が‥。せっかく良縁の神様に会いに行くのだから、向かう道中も幸せな気分でいたい!そんな人にピッタリな「しまねっこ号」で行く、今が旬な出雲大社への旅をご紹介します。

島根のゆるキャラ「しまねっこ」が楽しい電車

島根のゆるキャラ「しまねっこ」が楽しい電車

写真:猫乃 みいこ

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出雲大社に行くには、JR出雲市駅から一畑電車で出雲大社前駅に向かうのが便利です。乗ってみたいのが、2013年9月にデビューした「“ご縁電車”しまねっこ号」。

「しまねっこ」とは島根県の観光キャラクターで、頭の部分には出雲大社の屋根が、そして首回りには大しめ縄をネックレスのようにかけた、猫のキャラクターです。

しまねっこはピンクの車体に何匹も描かれているのですが、しまねっこの他にも縁起の良いとされている、しめ縄や勾玉などのモチーフが至る所に描かれていて、出雲大社へのご参拝を、そして良いご縁がつながる未来を、明るく照らしてくれているようです。

さあ、しまねっこ号に乗って出雲大社に向けて出発です!

ハートのつり革を見つけましょ!

ハートのつり革を見つけましょ!

写真:猫乃 みいこ

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しまねっこ号は車内も特別です。ゆるキャラであるしまねっこちゃんのぬいぐるみが乗車しているので、一緒に写真を撮って楽しめます。そして床には「ご縁あみだくじ」。良縁を願う男女がココで運命的な出逢いができる‥かも知れません。

そして目玉は、1両に1つしかないハート型のつり革!! 見つけたら良いことがあるかも! どこにあるかは、実際に乗って見つけてみてくださいね。他にもハートがプリントされた座席シートなどテンションが上がるお楽しみが盛りだくさん。

隠れしまねっこちゃんを見つけながら乗っていると、あっという間に出雲大社前駅に到着です。

大国主命(おおくにぬしのみこと)が祀られた出雲大社

大国主命(おおくにぬしのみこと)が祀られた出雲大社

写真:猫乃 みいこ

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しまねっこ号の終着駅である出雲大社前駅を降りたら、出雲大社に向かって真っすぐに伸びるのが、お土産屋さんや茶屋などが続く神門通りです。写真の「二の鳥居 勢溜の大鳥居(せいだまりのおおとりい)」を通ると、参道に入ります。

ほどなく、右側に「祓社(はらえのやしろ)」が見えてきます。ここではお願いごとをするのではなく、今日までの穢れを祓い清めてもらいます。「はらえたまえ〜きよめたまえ〜」と、心の中で唱えながらお詣りしましょう。
神社は、ニ礼二拍手一礼で参拝するのが普通ですが、出雲大社は、二礼四拍手一礼という独特の参拝方法ですので、しっかりとご利益を受けるために正式な参拝をしてくださいね。

「国宝 御本殿」が生まれ変わりました!

「国宝 御本殿」が生まれ変わりました!

写真:猫乃 みいこ

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さらに参道を進み、四の鳥居「銅の鳥居」の手前にある「手水舎(てみずや)」にて、ひしゃくでまず左手を清め、次に右手、そして左手に受けた水で口をすすいで清めます。残った水をひしゃくを立てて柄に流して、次の人のために清めておきます。

四の鳥居を入ると、いよいよ「拝殿」に参拝します。
大国主命はすべての人を歓迎して願いを聞いてくれますが、まずは自分が誰か名乗ることが大切です。心の中で住所氏名を唱え、参拝に来たご挨拶と願い事をします。

拝殿の奥の「御本殿」には、だいこくさまと親しまれる大国主命が祀られています。
御本殿の手前にある「楼門」まで行くことができて、参拝することができます。
御本殿は、写真のように横から見ることになりますが、遷宮により新しくなった厚さ1mもある桧皮葺(ひわだぶき)の屋根、棟の千木(ちぎ)と勝男木(かつおぎ)を見ることができます。

日本一の大注連縄(おおしめなわ)

日本一の大注連縄(おおしめなわ)

写真:猫乃 みいこ

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本殿の西側にあるのが、重さ5トンの日本一の大しめ縄で有名な「神楽殿(かぐらでん)」。

祭典や祈願、結婚式が行われます。大しめ縄には、一時期お金を投げる人がいたそうですが、大国主命が祀られた出雲大社のしめ縄に、お金を投げるのはとても失礼なことであるとのことで、今では投げても刺さらないように、しめ縄下の部分に保護のための金網が設置されています。

神楽殿の横には「年の始めの〜」ではじまる、唱歌「一月一日」の碑があります。なぜなら、この歌の作詞者が第80代出雲國造(こくそう)であり、出雲大社宮司の千家尊福(せんげたかとみ)さんなのです。
誰でも知っている有名な唱歌が、出雲大社ゆかりの曲だったとはオドロキですね。

境内では、畳75畳分の大きさがある日本一の日の丸国旗が掲揚されていますので、古き良きニッポンを思わせる荘厳な光景を楽しんでくださいね。

まとめとして

2013年のゆるキャラグランプリでは10位に輝き、全国でも人気を集めている「しまねっこ」ちゃんと行く、ご縁の国への旅のご紹介はいかがでしたか?

縁結びの神として知られる「出雲大社」ですが、“縁”とは、ただ男女の縁を言うだけでなく、人や生きるものすべての縁を言うそうですよ。
「“ご縁電車”しまねっこ号」に乗って、「いのちを結ぶ縁結びの旅」に出かけてみませんか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/01 訪問

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