写真:結月 ここあ
地図を見る都心といっても自然が残る大宮八幡宮は、神域が広大であったことから大宮と名付けられました。主祭神が15代天皇の応神天皇ということで、天皇家を表わす菊の御紋章が注連縄の上や門扉に見ることができます。
昭和44年には、旧境内地から弥生時代の祭祀遺跡が発掘され、この地は太古の昔から聖域であったことが判明。よりパワーを感じる場所として多くの人に知られるようになりました。
表参道から入り一の鳥居、二の鳥居とくぐると、その先に神門が見えてきます。
神門の両側にある夫婦銀杏を横目で見ながら、総檜造りの本殿で参拝すれば、縁結び・安産・子育てなど様々な御利益があると言われています。
毎年初詣の日はとても賑わい、芸能人も多数訪れるそうです。
写真:結月 ここあ
地図を見る神門の入口前にある石鳥居をくぐると「多摩清水社」があります。
この社の正面には写真のような蛇口が設置されており、そこからは有り難い御神水を頂くことが可能。参拝の際には是非口にしてみてください。寿命が伸びて長生きが出来ると言われています。
ちなみに、こちらの水は誰でも、ペットボトル3本まで持ち帰ることが許されているので、容器を用意して行きましょう。また御祈祷した延命祈祷水「多摩の大宮水」を頂くことも出来ます。
写真:結月 ここあ
地図を見る本殿の裏側には、写真のような朱塗りの鳥居が続く大宮稲荷神社があります。こちらは衣食住の神が祀られ信仰を集めています。
そのことがどう関わっているか謎ですが、この付近では「小さなおじさん」と呼ばれる妖精の目撃情報が後を絶ちません。見た人は幸せになれるとの都市伝説も‥。ちなみに私は目撃することが出来ず残念でした。
このように大宮八幡宮の境内の中には、大宮稲荷神社の他にも若宮八幡宮・大宮天満宮など複数の神社が建立されています。こちらも時間をかけてゆっくりと周れば、縁結び・安産・子育て・学業など様々な御利益が得られることでしょう。
写真:結月 ここあ
地図を見る大宮稲荷神社前にある天を衝くほどの木は、かやの木に犬桜が寄生してできています。2つの異なる木が、1本の幹で結ばれて巨大な幹を構成しているんですよ。
そんな姿から国際協調や夫婦和合を願う人達が、この木の元へと訪れて祈りを捧げていきます。御神木でもあるので、両手を広げて思い切りパワーを頂きましょう。
辺りの空気もキリっとして、清々しい気持ちになれますよ。
写真:結月 ここあ
地図を見るこの無造作に置かれている石もパワーを与えてくれます。
こちらの石は力石と呼ばれるもので、この石を持ち上げて重いと感じるか、軽いと感じるかによって、願い事の成就を昔は占ったりしていたそうです。その重さは、101キロから最大187キロにも及び、明治・大正時代には多くの若者が幸運を願い力を競ったとのこと。
そんな彼らの姿を思い浮かべながら力石を眺めていると、当時の若者たちのパワーが時間を越えて自分にも宿ってくる‥そんな感覚にきっと陥ってしまうでしょう。
へそとは生命の始まりでもありますね。東京の重心「東京のへそ」だからこそパワーが集まるのです。そんな神々の記憶と数々の日本の歴史へと誘う、胎内回帰の出来る神秘的な場所「大宮八幡宮」で、そのパワーに触れてみてはいかがでしょうか。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/20更新)
- 広告 -