秋の小布施といえば、栗スイーツは欠かせないところ。中でも小布施堂の「朱雀」は有名です。9月中旬から10月中旬まで1ヶ月限定で販売され、期間中は朝早くから整理券を求めて毎日行列ができるほどの人気っぷり。
2017年は9月15日から販売開始。開店は朝10時からですが、整理券配布は8時半から、早い人は6時頃から並んでいます。確実に食べたいのなら、7時には並べるように出発することをおすすめします。
「朱雀」は、見た目は栗モンブランのように見えますが、栗を100パーセント使用しているため甘さはほとんどありません。中には栗あんが入っており、一緒に食べるとあんの甘さと栗本来の味が絶妙に重なります。初めて食べる方は驚かれるかもしれませんし、少し大人の味なのでご注意ください。
また何よりその大きさも特徴的。ひとり一個食べればかなりお腹が脹れるボリュームです。もちろん秋だけでなく、和菓子や栗モンブランなどは一年中楽しむことができます。
小布施市街地から少し外れた山麓にある「岩松院」は、団体観光客もよく訪れる定番観光スポットです。有名なのは葛飾北斎が晩年に描いた「大鳳凰図」。「八方睨みの鳳凰図」とも呼ばれ、天井一面に描かれた色あざやかな鳳凰に思わず見入ってしまいます。
実はこの鳳凰図の中には、葛飾北斎が愛し続けた富士山が隠し絵として描かれています。ぜひ探してみてくださいね。
岩松院に続いてぜひ足を運んでいただきたいのが浄光寺。岩松院からは車で5分ほどの場所にあります。本堂に続く石階段の参道がなんとも美しく、その雰囲気に癒されるおすすめスポットです。今では珍しいからぶき屋根の薬師堂も見どころのひとつ。
秋には大銀杏の木が黄金の色に染まり、周りの赤い紅葉たちと鮮やかなコントラストをつくります。この銀杏には、縁結びのご利益がありますよ。
石階段は乱雑に歪んでいるように見えて、実は高さが一直線になっています。これは浄光寺七不思議のひとつにもなっていますので、ぜひ階段を下の方から見上げるように覗いてみてください。
浄光寺は雰囲気を楽しむのはもちろん、豆知識を知り実際に体験しながら参拝できるのも魅力です。
浄光寺ではなんと、お寺の境内でスラックラインを楽しむこともできるのです。2017年秋には、スラックラインの世界大会も行われる今注目のスポット。誰でも無料で体験することができるので、参拝の際には挑戦してみると良いでしょう。
1775年創業の老舗酒蔵「桝一市村酒造場」。小布施の中心街に位置し、紅葉を楽しみながらまち歩きするにはうってつけの場所です。趣ある外観とは裏腹に、内観はおしゃれで精錬されています。ディスプレイされている日本酒はお土産としても大変人気があり、ラベルデザインもおしゃれで女性にも喜んでいただけます。
酒造店の試飲というとおちょこにいただいて楽しむイメージがありますが、桝一市村酒造場では酒造店奥の手盃台(てっぱだい)で有料試飲を行っているのも特長。160円〜300円ほどで店内の日本酒や甘酒が楽しめるので、日本酒好きにはぜひ立ち寄っていただきたいスポット。お口直しに塩をつまんだり、ちょっとしたおつまみを注文したりすることもできます。
小布施で立ち寄りたいおすすめの観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたか?スイーツにお寺に酒蔵と、小布施には見逃せない味覚や風情がたくさんあります。信州の秋旅を検討されている方は、ぜひ小布施を訪れてみてくださいね。
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