国内航空機発着回数No.1!離着陸を見たいならココ!羽田空港3つの展望デッキに行ってみよう!

国内航空機発着回数No.1!離着陸を見たいならココ!羽田空港3つの展望デッキに行ってみよう!

更新日:2018/12/26 11:51

きちこのプロフィール写真 きちこ 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、フードアナリスト3級
東京の空の玄関口、羽田空港。2010年には国際線のターミナルもでき、国内の空港では航空機の発着回数No.1の空港です。その羽田空港には3つのターミナル(第1ターミナル・第2ターミナル・国際線ターミナル)があり、一度に3カ所の展望デッキを楽しめます。

飛行機の離着陸を見たいなら羽田空港が断然おすすめ!入場無料!空港内無料循環バスを使えば行き来も自由!

各展望デッキの楽しみ方をご紹介します!

羽田空港は常に「動きのある空港」

羽田空港は常に「動きのある空港」

写真:きちこ

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空港の展望デッキはどこも同じじゃないの? →いいえ、違います!

小さな空港では、1本逃したら次の便が来るまでなかなか航空機が来ない、なんてことが多いのですが、羽田空港は違います。圧倒的な離着陸数を誇るため、時間に合わせて行かなくても次々に航空機を見ることが可能。国際線ターミナルができたことで、早朝から夜遅くまで空港が動いています。離着陸が多いので、「ゴォォォッ」という離着陸の際に出る音も次から次へと聞こえるので迫力満点! 駐機している機材や、着陸後に滑走路を動いている機材も多いので、常に飛行機の動きを楽しむことができます。

また、3カ所の展望デッキは向いている方角が違うため、見られる景色が異なります。無料循環バスで移動すれば無料で3つの景色を楽しむことができるのも魅力の一つです!

各展望デッキの位置図は写真をご覧ください。羽田空港には4つの滑走路があります。(これは日本で一番多い滑走路数!)4つの滑走路はそれぞれA滑走路、B滑走路、C滑走路、D滑走路と呼ばれています。A滑走路とC滑走路の間に国内線第1ターミナル・第2ターミナル、国際線ターミナルは第1ターミナルの間にA滑走路を挟んであります。第1ターミナルが西向き、第2ターミナル・国際線ターミナルが東向きとなっています。

<国内線・第1ターミナル展望デッキ>

<国内線・第1ターミナル展望デッキ>

写真:きちこ

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それでは、各展望デッキの魅力をご紹介していきます!

【第1ターミナル基本情報】
・展望デッキ場所:6階と屋上展望デッキ
・見られる航空会社:JAL、JTA、スカイマーク、スターフライヤーなど
・向き:西向き
・OPEN:6:30〜22:00
・写真撮影:午後は逆光、午前中が◎
・風向きが北風の時に着陸、南風の時に離陸の風景を見られることが多い

デッキから見て右方面には国際線ターミナルビル、滑走路の奥には川崎付近の工場群を臨むことができます。天気が良ければ、富士山や日本アルプスが見られることも! 景色って工場群かぁ〜と思う方もいるかもしれませんが、川崎の工場群は数がすごいので、工場でも画になります! 日が暮れてからも工場夜景と一緒に飛行機を楽しむことができるのでとってもロマンティックです!

ここでのおすすめは、西向きのデッキなので夕日の景色。
沈む太陽をバックに飛行機を見るのはとっても雰囲気良し!

展望デッキの入り口には軽食を販売しているお店もあるので、何かつまみながら眺めるのもいいですね♪ 屋根があるスペースもあるので、雨の日でも楽しむことができます。主に見えるA滑走路は、北風が多い冬場は着陸がメインになるため、離陸が見たい方は第2ターミナルがおすすめです。(航空機の離着陸は風向きによって使われる滑走路が変更となります。)

<国内線・第1ターミナル展望デッキ>

写真:きちこ

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第1ターミナルの展望デッキは1箇所ではなく、6階と屋上に展望デッキがあります。6階は建物挟んで両側に小さなデッキが一つずつ、屋上は全部が展望デッキになっています。屋上へ行く道は、階段のみとなり「GULLIVER’S DECK(ガリバーのデッキ)」と書かれている入り口から40段ほどの階段を上ります。

<国内線・第1ターミナル展望デッキ>

写真:きちこ

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第1ターミナルの屋上の展望デッキ「GULLIVER’S DECK(ガリバーのデッキ)」。

細長いですが、建物の全面が展望デッキとなっているので、滑走路を見渡すことができます。滑走路側だけではなく、第2ターミナル側も見ることができるので、羽田空港全体を良くみることができるのが、このデッキの特徴です。屋上部分は見晴らしは良いのですが、柵が建物の外壁より随分手前にあるため、近くの飛行機は、外壁と飛行機が重なって見えることが多いです。写真を撮るのが目的の方は6階部分がおすすめです。(6階は柵と外壁がわりと近いです)

<国内線・第2ターミナル展望デッキ>

<国内線・第2ターミナル展望デッキ>

写真:きちこ

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【第2ターミナル基本情報】
・展望デッキ場所:5階(屋外・屋内あり)
・見られる航空会社:ANA、スターフライヤー、エア・ドゥ
・向き:東向き
・OPEN:6:30〜22:00(屋内は5:00〜23:00)
・写真撮影:午前中は逆光、午後が◎
・風向きが北風の時に離陸と着陸、南風の時に離陸の風景を見られることが多い

滑走路の奥には東京湾やスカイツリー、ゲートブリッジを見渡すことができます。中央部には屋内の展望デッキもあり、寒い日、天候が悪い日には屋内でも楽しむ事も可能。海をバックに飛行機を見ることができるので、とても気持ちが良いです!遠目に船も見えます。

羽田空港は、国内で数少ない都心から近い空港なので、都心の景色と合わせて飛行機を見ることができるのも魅力です。

ここでのおすすめは、日の出と夜のイルミネーション。
東向きのデッキなので、早朝デッキに行けば日の出を見る事ができます。朝日バックに一日の始まりを飛行機を見て過ごすのも良いですね♪ 日が落ちてからは「星屑のステージ」というイルミネーションを行っています。デッキに約4000個のLED照明が埋め込まれていて、夜になると滑走路の光と合わさってとてもロマンチック! デートコースにもなります♪ 展望デッキでイルミネーションを行っているのは、神戸空港と羽田空港の第2ターミナルだけです!

どの風向きでも離陸を見る事ができるのが第2ターミナルの良さ。ただし、南風の場合には着陸する機体はあまりありません。国内線の機体の他、海外の機体も見られることがあります!

<国内線・第2ターミナル展望デッキ>

写真:きちこ

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第2ターミナルの屋内展望デッキ。室内だと見にくいと思うかもしれませんが、意外にもこの位置で離陸・着陸が行われることもあり、室内でも臨場感があります!

<国内線・第2ターミナル展望デッキ>

写真:きちこ

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第2ターミナルの展望デッキ。第1ターミナルの展望デッキと比べ、広く、開放的。イスやテーブルも多く設置されているのでゆっくり過ごしたい方におすすめ。

<国際線ターミナル展望デッキ>

<国際線ターミナル展望デッキ>

写真:きちこ

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【国際線ターミナル基本情報】
・展望デッキ場所:5階
・見られる航空会社:海外系、JALなど
・向き:東向き
・OPEN:24時間
・写真撮影:午前中は逆光、午後が◎

この展望デッキからは第1ターミナルビル、管制塔など、飛行場らしいものが良く見え、一番飛行場にいると感じられる場所かもしれません。国内線のターミナルに比べ滑走路までの距離が遠いため、飛行機まで少し遠く感じられます。ここでは、国内線ターミナルでは見られない外国の機体が駐機しています。あまり目にしない機体を見る事も可能です!

国際線の展望デッキの一番の魅力は24時間営業ということ。全国の空港で24時間好きな時間に見ることができるのはここだけ。飛行機を見て、星空を見て、夜通し過ごすこともできちゃうんです。

<国際線ターミナル展望デッキ>

写真:きちこ

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国際線ターミナルの展望デッキで是非やっていただきたいのがこちら。タッチパネル式で景色や機体の案内をしてくれる機械が展望デッキ真ん中に置いてあります(無料)。

国際線ターミナルでは、国内線で見る、見慣れた航空機とは異なり、珍しいカラーの機体が駐機しています。どこの航空会社か分かるよう機体の尾の翼部分を見て、同じデザインの尾翼をタッチすると説明が出てくるようになっています。日本は白ベースの機体が多いですが、海外機はカラーが鮮やかなので、タッチして色々な機体を見るのも楽しめます。その他、「空港で働く車」や「景色」をこの機械が教えてくれますよ。

<国際線ターミナル展望デッキ>

写真:きちこ

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羽田空港はショッピングやレストランも充実し、今や飛び立つ為に行く場所でなく、目的地にもなりうる場所となっています!1日ゆっくり空港で過ごしてみるのもおすすめ。
ご家族での遊び場所、カップルのデートコースとしても利用できます!

大空に飛行機が飛び立つシーンはまさに心洗われる場所。
羽田空港を利用の際は是非、早めに訪れて展望デッキに足を運んでみてください!!

羽田空港・展望デッキの基本情報

住所:東京都大田区羽田空港
電話番号:第1・2ターミナル:03-5757-8111 国際線ターミナル:03-6428-0888
アクセス:電車 京急線・モノレール
車 東京方面より羽田空港へ→高速湾岸線(西行)空港中央出口または国道357号線から
横浜方面より羽田空港へ→高速湾岸線(東行)空港中央出口または高速湾岸線(東行)湾岸環八出口から

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/16 訪問

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