目の前は海!猫の島・香川県佐柳島「ネコノシマホステル」は古校舎の一軒宿

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目の前は海!猫の島・香川県佐柳島「ネコノシマホステル」は古校舎の一軒宿

目の前は海!猫の島・香川県佐柳島「ネコノシマホステル」は古校舎の一軒宿

更新日:2017/09/12 14:22

佳後 マリ子のプロフィール写真 佳後 マリ子 レトロ旅ライター、パワスポ・ナビゲーター

瀬戸内海に「佐柳島(さなぎじま)」という離島があります。防波堤の切れ目を野良猫達がジャンプする姿が「飛び猫」として写真集やメディアで紹介されたことで一躍有名になった島で、たくさんの人懐こい猫に出会える島として知られています。
そんなのどかな島に2017年の夏にオープンしたのが、その名も「ネコノシマホステル」。元小学校の木造校舎を利用して作られた、ノスタルジー一杯の素敵なお宿にご案内します。

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ようこそ、猫の島へ

ようこそ、猫の島へ

写真:佳後 マリ子

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佐柳島は、香川県の多度津港からフェリーで約1時間、瀬戸内海に浮かぶ周囲6キロ余の小さな離島です。

最初にもご紹介した通り、最近では「猫の島」として注目を集めていて、県内の観光や瀬戸内海の島旅を楽しむ人々が、この島の猫達目当てに立ち寄ることが増えています。

ようこそ、猫の島へ

写真:佳後 マリ子

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フェリーを下船し、島に降り立つと、港のすぐ近くで早くも猫達の姿を発見。 観光客が増えて人馴れしているのか、島の人達に普段から可愛がられているのか、はたまた単にエサ目当てなのか、こちらに近づいて体をこすりつけて来る猫が何匹も。 海辺で遊ぼうと砂浜に下りると、後をついてくる人懐こい子もいますよ。

猫達を相手にしながら歩く道すがらに見える、瀬戸内の海や近隣の島々の風景はのどかで、島旅気分を満喫出来ます。
佐柳島には本浦港と長崎港という港があり、このふたつの港を結ぶ海岸沿いの道の途中(脇道含む)や防波堤付近で猫達に出会えることが多いのですが、この途中の道沿いに、島唯一の宿「ネコノシマホステル」もあります。

ようこそ、猫の島へ

写真:佳後 マリ子

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初めて来たのに懐かしい!海を臨む小学校の宿

初めて来たのに懐かしい!海を臨む小学校の宿

写真:佳後 マリ子

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「ネコノシマホステル」は、1954(昭和29)年に建てられ、1995(平成7)年に廃校になった小学校の校舎をリノベーションして作られたゲストハウスです。

木造平屋建の小さな校舎には、昔の小学校の設備や佇まいが残り、初めて訪れたにも関わらず、ノスタルジックな気持ちでいっぱいになります。

初めて来たのに懐かしい!海を臨む小学校の宿

写真:佳後 マリ子

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裏手の通路沿いにある、元々は図書室、理科室、資料室、図工室だった部屋が客室として利用されています。図書室は2段ベッドがある男女混合のミックスドミトリー、その他の部屋は複数名でも利用出来る個室になっています。 通路には、子供達が使っていた下駄箱や用具置きらしき棚もまだ置かれています。

客室や共用部分の猫の出入りは禁止になっていますが、外と直接つながっている裏庭などでは、時折、猫の姿を見かけることも。

手を伸ばせば届きそうなぐらい間近にある青い海を眺めながら、かつてこの島の学校に通っていた子供達はどんな風に毎日を過ごしていたのだろう? と、幸せな想像が駆け巡ります。

初めて来たのに懐かしい!海を臨む小学校の宿

写真:佳後 マリ子

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教室で、夜と朝を迎える

教室で、夜と朝を迎える

写真:佳後 マリ子

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元々、各学科の教室などとして使用されていた客室内は、小学校当時の面影に溢れています。

木の床や壁、天井はもちろん、黒板も当時の状態のままで残っており、「月日」や「日直」という文字も見えます。 黒板の上に設置されているスピーカーや、先生が出入りしていた隣の部屋と繋がっているドアなど、何気ないけど懐かしい教室風景にワクワク。

教室で、夜と朝を迎える

写真:佳後 マリ子

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各教室に元々設置されていた備品や備品棚の類も、一部がそのまま残されいて、収納・展示されている資料や器具、道具類を見るだけで、心は小学生の頃にタイムスリップ。 
棚の手書きのシールなども、今見ると懐かしく温かな味わいに満ちていますね。

教室で、夜と朝を迎える

写真:佳後 マリ子

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照明と空調以外には余分な電化製品が備えられていない部屋、波の音だけが聞こえて来るかつての教室の中で、夜は眠りにつくことになります。

窓から差し込む朝陽に包まれた教室も、学校時代が思い出されるデジャブな光景。海は、すべての部屋から見えます。

早起きをして日の出を見ながら海岸沿いの道を散歩するひとときは、最高に気持ちの良い至福の時間です!

カフェのみの利用もOKな元・職員室、レトロな保健室も

カフェのみの利用もOKな元・職員室、レトロな保健室も

写真:佳後 マリ子

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ネコノシマホステルの中には、この他、元々職員室だった部屋を利用して作られた「喫茶ネコノシマ」というカフェがあります。

このカフェも客室同様、以前の学校の面影が随所に残っており、例えば、フロアに置かれている革張りの椅子は元々校長室に置かれていた椅子であったり、予定表や教育目標が謳われた額などが壁に掲げられていたりします。

朝晩は宿泊者用の食堂スペースですが、日中は宿泊者以外の人でもカフェとして利用することができます。
ネコノシマホステルのご主人は、昨年まで大阪の南森町で「駒鳥文庫」というカフェ付きの映画関連資料を扱っていたお店を営んでおられた方で、こちらのカフェでも本格的なコーヒーの美味しさが早くも評判になっていますよ。

カフェのみの利用もOKな元・職員室、レトロな保健室も

写真:佳後 マリ子

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カフェの隣には「保健室」があり、かつて小学校の保健室に設置されていたと思われる旧式の体重計や視力表、人体模型など、昭和に建てられた学校ならではのレトロな備品が展示されています。 

この小さな部屋は、元は子供達に配るプリントなどの印刷を行う部屋だったようで、宿泊者もカフェ利用者も中に入って見学することができます。

カフェのみの利用もOKな元・職員室、レトロな保健室も

写真:佳後 マリ子

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海と猫と、古校舎と

かつてこの小学校に通っていた島の子供達の元気な声が何処からともなく聞こえて来そうな、自分の子供の頃の他愛ない思い出までもがふと甦ってきそうな。 ネコノシマホステルは、古校舎ならではのノスタルジーに満ちあふれた素敵なゲストハウスです。

残念ながら20年以上も前に廃校になってしまった小学校ですが、このような形で大事に保存・再生され、地元の方のみならず訪れる人に愛され続けていくことは素晴らしいことであるように思います。

フェリーは1日4、5本しか運航しておらず、本浦港には停まっても長崎港には停まらない便があるなど、正しい時刻を把握していないと帰りの船便を逃してしまう可能性も高いので、フェリーの時刻と出航する港は必ず事前にチェックしておく必要があります。
また、ホステルは海岸に程近く自然に囲まれた場所にあるため、季節によっては虫が出たりすることもありますので、苦手な方はご注意を。

海と猫と古い木造校舎が待つ佐柳島で、のんびりと素敵な島時間をお過ごしくださいね!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/27−2017/08/28 訪問

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