安くて美味しいイタリア・フィレンツェグルメ!郷土料理も食べられる大衆食堂4選

安くて美味しいイタリア・フィレンツェグルメ!郷土料理も食べられる大衆食堂4選

更新日:2018/07/25 15:34

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 地方移住ブロガー
芸術と共に美食も楽しめる街、イタリア・フィレンツェ。旧市街には数多くの飲食店がありますが、どこに行けばフィレンツェらしい料理を食べることができるのか、旅行者の頭を悩ませます。

今回は、美味しいのは当然!地元民にも大人気の「格安ローカルレストラン」をご紹介します。肉、パスタ、シーフードまで、フィレンツェらしい料理を提供する人気店揃い。コスパの高い、フィレンツェ満腹グルメ旅へ出発です!

肉食LOVER御用達の「Mario」

肉食LOVER御用達の「Mario」

写真:藤谷 愛

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中央市場に近い路地にある「Mario(マリオ)」は、トスカーナ州の郷土料理を格安で食べることができる大人気店。特に「ビステッカ・アラ・フィオレンティーナ(Bistecca alla Fiorentina)」と呼ばれる、豪快なTボーンステーキは必食。炭火でレアに焼かれたお肉の味付けは塩のみで、お肉の旨みやジューシーさをガッツリ味わえるメニューです。ステーキは1キロからの注文ですが、女性でも一人で平らげる方がいるほど美味しいお肉。肉食LOVERには絶対外せないお店です。

肉食LOVER御用達の「Mario」

写真:藤谷 愛

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「マリオ」は1953年にワインの販売から始まったお店で、トラットリア(大衆食堂)になったのは1957年から。前述のTボーンステーキや、鱈のトマトソース煮、トリッパ(牛モツ煮)など、トスカーナの郷土料理を家族経営で提供し、そのスタイルは現在まで続いています。味は言うに及ばず、メニューも膨大にあるので、トスカーナらしい、フィレンツェらしい食事をしたい観光客にはもってこいの食堂です。

肉食LOVER御用達の「Mario」

写真:藤谷 愛

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お店はランチのみの営業で、12時のオープン時にはすでに大行列の人気ぶりです。時間に余裕を持って、11時半位からオープンを待つのをお勧めします。

ドゥオモ至近なのに激安!地元民愛用の素朴な食堂「ZIO gigi」

ドゥオモ至近なのに激安!地元民愛用の素朴な食堂「ZIO gigi」

写真:藤谷 愛

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フィレンツェ観光ナンバー1のドゥオモから徒歩30秒の好立地にある「ZIO gigi(ズィオ・ジジ)」。観光客にもありがたい、10ユーロ前後のランチタイムのセットメニューがあります。

ドゥオモ至近なのに激安!地元民愛用の素朴な食堂「ZIO gigi」

写真:藤谷 愛

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ミートボールパスタ、茸リゾットやトリッパなど、味もボリュームも申し分ない郷土料理を楽しむことができます。
地元のお客さんの賑やかな会話には圧倒されますが、「これぞイタリアのオステリア!」という雰囲気でコスパの高い料理を楽しむことができる、中心地には稀なお店の一つです。

駅やバスターミナルに近くて便利な、イタリア式定食屋「IL CONTADINO」

駅やバスターミナルに近くて便利な、イタリア式定食屋「IL CONTADINO」

写真:藤谷 愛

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「IL CONTADINO(イル・コンタディーノ)」はフィレンツェの鉄道玄関口であるサンタ・マリア・ノヴェッラ駅や、フィレンツェ空港へ向かうバスターミナルにも近い大衆食堂。ドゥオモからは少し距離があるので、観光客よりも地元のお客さんが多いお店ですが、上記のような立地から旅行者にも大変便利な食堂です。

駅やバスターミナルに近くて便利な、イタリア式定食屋「IL CONTADINO」

写真:藤谷 愛

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ランチでも夜でも、9〜14ユーロという激安でセットメニューを提供しており、チョイスできるコースメニュー(1品か2品で選択)には、トリッパなど典型的な郷土料理の他に、フィレンツェでは珍しく、ベジタリアン料理もあります。移動に便利な立地なので、フィレンツェ到着後や出発前にトライしてみてください。

遺跡に囲まれて食べるシーフード!「Fishing Lab」

遺跡に囲まれて食べるシーフード!「Fishing Lab」

提供元:Fishing Lab

http://www.fishinglab.it/firenze/地図を見る

2016年5月にオープンした「Fishing Lab(フィッシング・ラブ)」は、13〜16世紀の間宮殿だった場所!その時代のフレスコ画が店舗の壁面を覆っています。また、地下にはローマ時代の遺跡まで残っており、まさに博物館級の建物の中に居ながらにして食事ができる場所なのです。しかも日本人も納得できる新鮮な魚介類を大衆食堂並みの値段で、となれば訪れずにはいられない場所です。

遺跡に囲まれて食べるシーフード!「Fishing Lab」

写真:藤谷 愛

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このお店の人気メニューの一つは、シーフードフリッターセット。イートインで5ユーロ、テイクアウトなら3.5ユーロというのは、観光地フィレンツェでも破格のお値段!

肉料理の多いフィレンツェですが、トスカーナ州自体は地中海に面しており、港町・リボルノからは電車でわずか1時間。シーフード料理が定着していなかったのが不思議なくらいです。

遺跡に囲まれて食べるシーフード!「Fishing Lab」

提供元:Fishing Lab

http://www.fishinglab.it/firenze/地図を見る

新鮮な魚介がウリでもあるお店なので、生でいただくシーフードプラッター(写真)も人気です。牡蠣なら1個から、お刺身も一切れから注文可能です。

もちろんトスカーナの郷土料理もあります。前菜として提供している「Fettunta(フェットゥンタ)」(8ユーロ)は、トーストしたバケットにニンニクをこすりつけ、塩、オリーブオイルをかけたもの。こちらでは、ブルスケッタ風にし、煮込んだタコとケールをのせていただきます。海鮮をふんだんに使ったパスタ料理「トラバッコラーラ(Trabaccolara)」(10ユーロ)もお勧めの一つです。

シーフードで郷土料理を食べたい方、肉食で胃が持たれた方には大変重宝するお店です。

各店ともに英語対応あり

観光地らしく、どのお店にも英語メニューや写真付きのメニューがあったり、英語を話す店員さんがいたりするので、イタリア語が得意でない観光客も安心して食事ができます。フィレンツェならではの郷土料理と、温かい大衆食堂の雰囲気をたっぷり楽しんでください。

*記事下「関連MEMO」には、ジェラートの名店をご紹介した記事もあります。デザートタイムの参考にどうぞ

掲載内容は執筆時点のものです。

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