浅草ステイをもっと刺激的に!「WIRED HOTEL ASAKUSA」

浅草ステイをもっと刺激的に!「WIRED HOTEL ASAKUSA」

更新日:2017/09/29 11:07

成瀬 亜希子のプロフィール写真 成瀬 亜希子 ユニークホテルライター、トラベルライター
WIRED CAFEなどを手がけるカフェ・カンパニー初のホテル事業として話題となっている「WIRED HOTEL ASAKUSA」。スタイリッシュな内観の中に浅草らしいテイストが散りばめられており、スウェーデン発の高級ベッド「DUXIANA」を導入しているのも魅力。またホテル滞在や浅草の穴場スポットを楽しむための仕掛けも用意されていますよ。浅草ステイがもっと刺激的になるホテルをご紹介しましょう!

スタイリッシュなのに浅草ローカルも楽しめる!

スタイリッシュなのに浅草ローカルも楽しめる!

写真:成瀬 亜希子

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浅草・花やしきの近くに位置する浅草ひさご通り商店街。こちらに2017年3月にオープンした「浅草九倶楽部(アサクサココノクラブ)」は劇場、ホテル、飲食を楽しめる複合施設です。この中でも2017年4月にオープンした「WIRED HOTEL ASAKUSA」は、カフェを中心にコミュニティの場を創出するカフェ・カンパニー初のホテル事業として注目されています。

黒を基調としたスタイリッシュな外観に、浅草の老舗「大嶋屋恩田」の提灯を飾るなど和のテイストを取り入れたデザイン。カフェ・カンパニーのデザインチームによるものですが、ホテル業界に革命を巻き起こしたポートランドの「ACE HOTEL」のクリエイティブを手がけた「OMFGCO」ともコラボ。ホテル内の至る所で遊び心のある仕掛けを導入しています。

スタイリッシュなのに浅草ローカルも楽しめる!

写真:成瀬 亜希子

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ホテルのコンセプトは「1MILE, 100MILE」。1MILE=浅草など徒歩でふらりと行ける場所、100MILE=関東近郊のちょっと足を伸ばした場所のこと。浅草から関東近郊まで多彩な東京を知ってほしいという思いが込められています。そのコンセプトに共感した国籍、職業も様々な50名以上のアンバサダーが、ゲストに合った様々な体験をおすすめしてくれるのです。

さらに「WIRED HOTEL ASAKUSA」が、アンバサダーのおすすめ情報を編集して浅草のガイドブックを作成。一枚一枚取り外せるカードタイプとなっており、例えば「地下街」「純喫茶」など興味のあるカードを選んで表紙の「1MILE GUIDE BOOK」で閉じれば、自分だけのオリジナルガイドブックが完成。このカスタマイズ感はワクワクしますね!

スタイリッシュなのに浅草ローカルも楽しめる!

写真:成瀬 亜希子

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レセプションの近くでは、浅草の職人とコラボしたグッズや、ホテルで実際に使用されているアイテムを販売。ドライヤーで髪を乾かす女郎が描かれた「新吉原」のドライヤーバッグ、「TOKYO L」による手触りの良いレザーファイルなど、高品質でセンスの良いアイテムが揃っています。お土産はもちろんプレゼントとしても選びたいですね。

最上階はニューヨークのようなペントハウス!

最上階はニューヨークのようなペントハウス!

提供元:photo by Nacasa & Partners Inc.

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客室は広々とした贅沢な空間を満喫できる「SUPERIOR」、ひとりから友人同士まで気軽に利用できる「STANDARD」、ホステルタイプで旅人同士で交流しやすい「DORMITORY」の3種類。旅の目的や気分などシチュエーションに合わせて選んでみてください。「WIRED CAFE」系列ということで気になるWi-Fiはもちろん全館無料で使用できますよ。

10階の最上階に位置するのが、ROOM 1001の「WIRED PENTHOUSE BY DUXIANA」。ニューヨークのペントハウスを思わせるおしゃれな空間が広がっており、大きな窓からは花やしきや浅草の街の風景を一望できます。またダルマが描かれたイサム・ノグチの照明、西舘朋央のコラージュ「W」など、個性的なアーティストの作品も客室を彩っています。

最上階はニューヨークのようなペントハウス!

写真:成瀬 亜希子

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最大の特長はドバイの7つ星ホテルでも採用されたスウェーデン発の高級ベッド「DUXIANA」を全室導入していること!こちらの客室にある最高級ライン「DUX XCLUSIVE」は体重を吸収し分散させ、背骨を正しい位置に整列させるように設計。身体をふんわり包み込まれるような極上の寝心地です。さらに眠るまでの時間が早く、翌朝も心地良い目覚めを迎えられます。

最上階はニューヨークのようなペントハウス!

写真:成瀬 亜希子

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バスルームにはヒノキを一部使用した大きな浴槽を設置。湯桶や椅子も用意されており、温泉で寛いでいるような気分になりますよ。さらに東京スカイツリーと花やしきのスペースショットを見渡せる最高のロケーション!夜は贅沢なバスタイムを満喫してみてくださいね。

旅のシチュエーションに合わせて選べる客室

旅のシチュエーションに合わせて選べる客室

写真:成瀬 亜希子

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ROOM 803の「SUPERIOR C」は、ベッドルームにテラスが付いた陽の光があふれる客室。テラスのおしゃれなチェアーでのんびりしながら、花やしきや浅草の町並みを見渡せますよ。客室からの景色にこだわりたい方にはおすすめの一室です。

旅のシチュエーションに合わせて選べる客室

写真:成瀬 亜希子

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「STANDARD」の客室はシンプルでコンパクトにまとまっており、ひとり旅や出張、2人でリーズナブルに泊まりたい時にぴったりです。雷門の稲妻をイメージしたという壁紙もインパクトがありますね!

旅のシチュエーションに合わせて選べる客室

提供元:photo by Nacasa & Partners Inc.

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2段ベッドが設置された「DORMITORY」では男女混合、女性専用の客室から選ぶことができ、旅人同士で気軽に交流したい方に向いています。こちらのマットレスにも「DUXIANA」が導入されており、ドミトリーとは思えない寝心地を体験できますよ!

マイナスをプラスに変える「OMFGCO」のアイデア

マイナスをプラスに変える「OMFGCO」のアイデア

写真:成瀬 亜希子

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ポートランドの「ACE HOTEL」のクリエイティブを手がけた「OMFGCO」によるアイデアも見所のひとつです。例えば3階の客室は建物の構造上、エレベーターが止まらず階段でしか行けないエリア。しかし「OMFGCO」が逆転の発想で「シークレットフロア」と表記すると、3階を予約するゲストが急増…!専用カードも作られるほど人気の高い客室となったのです。

マイナスをプラスに変える「OMFGCO」のアイデア

提供元:photo by Haruki Kodama

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また、従業員以外立ち入り禁止のサインは「STAFF ONLY」とよく表記されることがありますが、海外の目線でいうとちょっとキツイ表現なのです。そこを「We love you but STAFF ONLY」という柔らかい表現にしてフォントを変えることで温かみを加えました。マイナスをプラスにする、遊び心のある仕掛けをしているのも魅力的ですね!

友人のように語り合えるカフェ&バー「ZAKBARAN」

友人のように語り合えるカフェ&バー「ZAKBARAN」

写真:成瀬 亜希子

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1階はスタイリッシュな内装のカフェ&バー「ZAKBARAN(ざっくばらん)」。日本酒がズラリと並ぶカウンターを中心に、テーブル席やソファー席が設置されたダイニングです。国内外のゲストから近所の方、スタッフまで「ざっくばらん」に過ごせるように名付けられました。夜は日本酒や日本料理の職人が心を込めて作る江戸料理を満喫できますよ。

友人のように語り合えるカフェ&バー「ZAKBARAN」

写真:成瀬 亜希子

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ZAKBARANでは、お酒の好きな支配人自らが実際にテイスティングした本当においしい日本酒やワインを厳選しています。さらに酒器にもこだわっており、墨田区の老舗「松徳硝子」が手がけた「うすはり」を採用。グラスの厚さを極限まで薄くしているため、お酒本来の口当たりや香りを最大限まで引き出してくれますよ。

一見ワインにしか見えない日本酒「K」は、萬乗醸造の「醸し人九平次 Le K VOYAGE(ル・カー・ボヤージ)」という銘柄。酒米の王様と言われる「山田錦」を使用しており精米歩合は55%。桜桃や洋ナシなどがふんわり香って、フルーティな味わいはワインのよう…!日本酒が苦手な方でも飲みやすいので試してみてはいかがでしょうか?

友人のように語り合えるカフェ&バー「ZAKBARAN」

写真:成瀬 亜希子

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おいしい日本酒と相性抜群な「江戸つまみ」も見逃せません!自家製豆腐をはじめ素材の旨味を活かしたバラエティ豊かなメニューが揃っています。特に名物の「ざくざく大判かき揚げ」はボリュームがあって2人でシェアしたい一品。香ばしいかき揚げの中に海老や野菜がたっぷりで、塩をつけるとさらに味わい深くなりますよ。

見た目の彩りが美しく唐辛子がピリッと効いた「雷とうふ」は、ひき肉と野菜の相性が良くご飯を頼みたくなるおいしさ!「どじょう唐揚げスティック」は苦味を感じることもなく、スナック感覚でどんどん食べられます。これ以外にもおいしいメニューが盛りだくさんですので、自分好みの一品を頼んでみてくださいね。

浅草のとっておきホテル「WIRED HOTEL ASAKUSA」

カフェの企画、運営会社ならではの個性が際立った「WIRED HOTEL ASAKUSA」。スタイリッシュかつ遊び心あふれる内装ですので、一日中ホテルに滞在しても飽きません。もちろん未だ見ぬ浅草のディープスポットを体験したい方にもおすすめですよ。浅草のとっておきホテルでワクワクするような体験をしてみませんか?

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/29 訪問

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