写真:藤田 聡
地図を見るふけの湯は八幡平ので紅葉名所で、蒸の湯温泉とも呼ばれる秘湯。白く岩盤が露出している所で温泉が涌いており、宿の露天風呂が点在しています。温泉と紅葉を同時に楽しめますが日帰り入浴は人気が高く、混雑が避けられないのが難点。宿泊すれば日帰り入浴開始前の早朝から、絶景の紅葉露天風呂を楽しめます!
観光道路アスピーテラインの「蒸の湯休憩所」は、高台にあって展望台代わりに賑わっています。写真は蒸の湯休憩所から眺めた「ふけの湯」の紅葉。元々知っていた人だけでなく、偶然この絶景を見て日帰り入浴を依頼する観光客も後を絶たず、混雑が避けられないのは当然です。
写真:藤田 聡
地図を見るふけの湯で紅葉狩りする歳に、宿泊をおすすめする理由は、単に滞在中いつでも自由に露天風呂に入れるからではありません。紅葉は太陽に照らされると一層美しいものですが、日中は気温上昇により夜露が水蒸気や雲になり易く、天候に恵まれ難くなるのが最大の理由です。
写真の混浴露天風呂(野天風呂)が紅葉狩りに最適ですが、正面の紅葉を太陽が照らし出すのも早朝です。早朝は天候に恵まれ易く太陽の角度も最適で、日帰り入浴受付開始前で宿泊客だけで独占的に楽しめる。好天が予想されている日に宿泊して、早朝から露天風呂を満喫すれば、絶景の紅葉狩りを楽しめます!
写真:藤田 聡
地図を見るふけの湯の混浴露天風呂には樽風呂も併設され、温度が異なるので好きな湯加減の湯船を選べます。山裾の紅葉の中で、湯けむりが上がっている所には、男女別の露天風呂があるので、混浴が苦手な場合でも大丈夫です。
写真:藤田 聡
地図を見るふけの湯の男女別露天風呂で、宿から一番近いのが女湯です。大量の湯けむりが上がる噴気口に面しているので、外の通路からは火事のように見えて驚きますが、内部は整った露天風呂になっています。蒸の湯休憩所から死角になった場所にあり、安心して温泉入浴と紅葉の鑑賞を満喫出来ます!
写真:藤田 聡
地図を見る男湯は女湯に比べると湯けむりが少なく見えますが、これは晴天で空気が乾燥している為。曇天で湿度が高いと、湯けむりが多くなります。湯けむりは温泉気分を盛り上げる一方で、紅葉を鑑賞する上では邪魔なので、秋には晴天の日を狙って行くのがおすすめです!
写真:藤田 聡
地図を見るふけの湯は秘湯らしく山村の学校のような素朴な外観ですが、実は高速な無料Wi-Fiも完備しており快適に滞在出来ます。知名度が低いせいか紅葉の見頃時期でも連日満室という訳ではなく、宿泊予約が可能な場合が多いのも有り難い限りです。
写真:藤田 聡
地図を見るふけの湯は日本秘湯を守る会の宿らしく、食事も充実しています。山奥の秘湯で周囲に店もないので、食事が少ないと困りますが、これだけ充実していれば、誰でも満足出来るに違いありません!
蒸の湯温泉「ふけの湯」には、他にも館内に男女別の内風呂と露天風呂がありますが、今回は紅葉が素晴らしい離れた場所にある露天風呂を中心に紹介しました。「ふけの湯」の紅葉見頃は、例年10月上旬から10月中旬。付近の紅葉名所・大沼と同時期なので、大沼の見頃情報を参考に旅行の計画を立てられます。
後生掛温泉も含めた付近一帯は、秋田八幡平を代表する紅葉の名所です。中でも特に必見の紅葉をベスト5として、別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
住所:秋田県鹿角市八幡平熊沢国有林内
電話番号:0186-31-2131
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)9月下旬、(最盛期)10月上旬〜10月中旬
アクセス:JR秋田新幹線田沢湖駅から八幡平頂上行きバス2時間10分、ふけの湯下車徒歩約10分(冬季を除く週末のみ運行)
平日はアスピーテ入口まで宿泊者のみ送迎
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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