かつおゲストハウスがあるのは、高知駅から徒歩12分の場所。ひろめ市場やよさこい祭りのメイン会場となる中央公園へも、路線バスで簡単に行ける立地です。
看板こそあるものの、外観はごく普通の一軒家。しかし内部はどの部屋も明るく、カツオや柚子など高知のモチーフに溢れています。手作りながらもプロのセンスを感じるオシャレさなのでお楽しみに。
一軒家の向かいには、別棟のロッジが建っています。こちらは基礎からすべて手作りで、二段ベッドやソファのあるかわいらしい個室。トイレやお風呂を利用する場合にはいったん外へ出て向かいに移動する必要がありますが、ゆっくり滞在できるのは離れならではの魅力です。
提供元:かつおゲストハウス
http://katuo-gh.com/かつおゲストハウスを切り盛りしているのは、女将の前田真希さん。バスの添乗員やタウン誌「ほっとこうち」の副編集長を経て、2012年に高知市内にゲストハウスをオープンしました。建物は、かつておじいさまが住んでいらした空き家を、友人たちと協力して改装したのだそうです。
ちなみにその友人というのは、世界を旅してツリーハウスの修行を積んだご夫婦だそう。不思議な人脈を持つ真希さんのお話を聞くだけでも楽しい旅になりそうですね。
「高知の大使館を目指す」と公言しているだけあって、真希さんが持っている高知情報の量は圧倒的。共用スペースに置いてある近隣の地図には、気になる情報が満載です。また、事前に準備しておきたい方は旅のコンサルを利用することも可能。メールで問い合わせれば、希望に合わせた旅をプランニングしていただけます。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る1階にある12畳の「おきゃくルーム」は、ドミトリー(相部屋)。布をおろせば、プライベート空間をしっかり確保することができます。また、男女混合になる日はふすまで6畳ずつに仕切り、男女別の部屋に分けられるので安心ですよ。
ちなみに、「おきゃく」というのは高知の言葉で「宴会」のこと。掘りごたつもある「おきゃくルーム」はドミトリーとしてだけなく、イベントやセミナー、宴会にも利用でされています。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る1階のトイレは和式ですが、2階には洋式があります。「しまんトイレ」と名付けられた2階のトイレは、ドアの内側に四万十川と沈下橋がデザインされるなど凝ったつくりになっていますので、一度は使ってみてください。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る2階は2室あり、こちらは「かつおルーム」。青と白の漆喰の壁と、カツオの群れが泳いでいる姿がデザインされている土佐和紙の障子が印象的なお部屋です。ハンモックに揺られていると、潮の香りがしてきそうですね。外には手作りのウッドデッキもあります。
ちなみにこちらは、予約状況によって個室としてもドミトリーとしても使われています。個室の場合は2名から、ドミトリーの場合に仕切りはありません。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るかつおルームには、高知に関する本を集めたコーナーがあります。ここのほか、2階の廊下にも本棚がありますよ。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る海の世界から一転、森林浴ができそうな「ゆずルーム」は個室専用です。アロマディフューザーや緑の葉をまとった手作りの照明があり、小さな女の子が夢見るような世界観になっています。
※この部屋には冷房がありません。冷房のある個室を希望する場合は、「かつおルーム」かロッジを予約してください。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る高知のイメージで統一された「かつおゲストハウス」には、カツオのかぶりものも用意されています。ここは恥ずかしがらず、大人も楽しんで撮りまくりましょう。これだけのインパクトなら、SNSの反応はきっと大きいはず!
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る段ボール製の青いカツオもいます。工作が得意なゲストが宿泊するたびに、新しいアイテムが増えていきそうで楽しみですね。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るかつおゲストハウスの向かいには、レトロな自動販売機の並ぶ「コインスナックプラザ」があります。うどん、そば、いなりずしなどがありますが、なかでも目を引くのはトーストサンド。西日本ではここにしか残っていないという、珍しい自動販売機です。
かつおゲストハウスは素泊まり宿なので、お散歩がてらこちらで朝ごはんを食べてはいかがでしょうか?
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るお金を入れてボタンを押すと、「トースト中」という赤い文字が点滅。そしてレトルト品が出てくるのかと思いきや、アルミホイルに包まれた手作りのサンドイッチが出てきます。きちんと全体が温まり、こんがり焦げ目もついた状態になっているのは驚き!
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るうどんやそばは、丼に入った状態でセッティングされていきます。購入ボタンが押されたら、麺と温かい汁と混ぜるのでしょうか。自動販売機には割り箸がありますので、マイ箸がなくても食べられますよ。
かわいくて居心地の良い部屋に、2〜3日の滞在では時間が足りない情報量、そして底抜けに明るい女将の真希さん。チェックアウトするころには、「次はいつ来れるかな?」と、再訪の計画が頭に浮かんでいるはずです。
自由でにぎやかな、高知の「おきゃく文化」を象徴するような「かつおゲストハウス」。高知を遊び尽くしたいなら、泊まってみる価値はあります。
ちなみに四万十にも足を延ばすなら、姉妹宿の「かっぱバックパッカーズ」があります。店長を務めるのは四万十に移住した真希さんの友人で、「かつおゲストハウス」と同じ方が内装を担当しているのでハッピーな雰囲気が共通していますよ。
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(2024/4/25更新)
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