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地図を見る年々、全国各地でイルミネーションイベントが増加していく昨今、CM等のメディア露出で多くの来場数を集めるイベントもあれば、メディア掲載などがなされず、綺麗なのに埋もれてしまっているイベントがあることも事実。今回ご紹介する「イルミエール京都」は埋もれてしまっている方のイベントです。もっと広く知られるべきですので、プッシュさせていただきます!
るり渓温泉は京都府の丹波山地にある高原温泉リゾート。バーベキューなど、いろいろなアウトドアアクティビティを楽しめるのですが、京都市内から車で約1時間程かかる距離にあることもあり、観光客には知名度があまり高くありません。そんなるり渓温泉で昨年初めて行われた「イルミエール京都」というイルミネーションイベント。正直なところ、京都に住む人ですらあまり知らなかったイベントなのですが、口コミだけで綺麗だと噂が広がり、最終的には1万人を集めた大きなイベントとなったのです。
そして今回が2回目となる「イルミエール京都」は、規模を拡大し100万球のLEDを使った京都最大のイルミネーションイベントとして開催されています。それでは見どころなどをご紹介してまいります。
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地図を見る「イルミエール京都2013」には「おとぎの森 第2章 〜波濤をこえて〜」というテーマがあります。
テーマのとおり、会場内はおとぎの国に迷い込んでしまったようなメルヘンチックな雰囲気に満ちています。とにかく、都会のイルミネーションのようなどこか硬派なイメージではなく、とにかくファンタジーでメルヘン!思わず「カワイイ!」と言いたくなるシーンが連続しますよ!
そこで、このおとぎの国を前向きに楽しむ為にテーマを頭に入れておけば、より「イルミエール京都」の世界観を楽しむことができるでしょう。お子様なら、見たままメルヘンの世界を楽しめるでしょうし、大人にもそのテーマに沿って楽しめるように順路が作られています。
それでは「イルミエール京都」の順路とそのテーマを簡単にご紹介します。
まずは夢の国の玄関、光のトンネルを抜けておとぎの国へ・・・
中からは何か楽しそうな音楽が流れています。ワクワク感を感じながらトンネルを歩きましょう。
そして現実の世界から過去の記憶を辿る道を歩きます。少し薄暗い歩道には不思議な色に光る球体がたくさん。子供目線でしゃがんで見てみましょう。何か忘れていたものを思い出すかも・・・。
やがて、おとぎの国のメインツリー、大きな絆の木が見えてきます。メインツリーのてっぺんには大きな星が。友達・兄弟・家族の「絆」に願いをかけましょう。
そして、おとぎの国の森へ。森の門番にあいさつをし、森の仲間が待つ幻想の世界へと足を踏み入れます。そこへ辿りついたあなたは夢で見たオーロラを見るのです。
心が洗われるような体験をし、最後に辿りついた小高い丘は誓いの展望台。辺り一面、光の海が見渡せるこの場所で、再び子供から大人へと戻っていくのです。
・・・と、簡単に順路にそってテーマをご紹介させていただきました。
何の気なしにただイルミネーションを見るだけでなく、せっかく設定されているテーマです。大人も童心に返り、どっぷり浸かって楽しんでみるのもオススメ!
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地図を見る高原ならではの冷たく、澄み切った空気の中に光の使者がやってくる、京都イルミエールのイベント内でもメインとなるオーロラショー。
会場の一番奥の広場にて開催されるオーロラショーは、スモークをスクリーンに見立て、そこにレーザー光線を照射することによってにオーロラを再現するという約10分の光のエンターテインメント。本物のオーロラを彷彿とさせる幻想的な空間を楽しめますよ!
オーロラショーは1日4回、17:30、18:30、19:30、20:30の上映となっています。このオーロラショーの時間に合わせて入場時間を調節しておきましょう!
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地図を見る会場を順路に従い進むと、最後のポイントとして見逃せないのが「誓いの展望台」からの絶景!眼下に広がる無数の光の海には思わず声が出る程の感動をおぼえるでしょう!ここからの絶景は他の名だたるイルミネーションイベントと勝るとも劣らないレベル!じっくりと堪能してください。
さて、イルミネーションをじっくり楽しんだら身体が冷えた方も多いでしょう。せっかくなので、るり渓温泉で温まって帰るのも一つの手!宿泊施設も備えているので、とことんゆっくりしたいなら泊まってしまいましょう!るり渓温泉の源泉は全国でも7番目の含有量を誇るというラドン温泉と弱放射能泉があり、2種類の温泉が楽しめます。療養泉として知られる温泉ですので、じっくり温まってはどうでしょうか?「イルミエール京都」の入場券を見せれば日帰り入浴の割引もしていただけます!
「イルミエール京都2013」の開催期間は2014年3月9日(日)までと、ロングランで開催予定です。なおライトアップの時間は17:00〜21:30(最終受付21:00)となっています。
入場券は当日券で大人1000円、子供500円(4歳以上小学生以下)となります。前売り券は大人900円でローソンチケットやe+等で手に入れることができますので、予定が決まった方は前売り券がお得です。
さて、会場である「るり渓温泉」は山間部にある為、防寒対策は万全を期して下さい!京都市内と比べても気温が数度低い場所です。また、車で行こうとされる方はさらに要注意!積雪や路面凍結の恐れがある場所にある為、スタッドレスタイヤなど冬道対策のされていない車では危険です。天候や路面状況をしっかり確認した上で行きましょう。
また、JR山陰線・園部駅、能勢電鉄日生線・日生中央駅からは連日無料のシャトルバスが運行されています。こちらを利用するのも便利かもしれません。
冬の高原の澄んだ空気だからこそ、これだけ綺麗なのだと実感できる「イルミエール京都」へぜひお出かけください!!
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(2024/4/23更新)
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