写真:高田 真美
地図を見るレッチェの旧市街の中心となるのが、ドゥオーモ広場です。細い路地からドゥオーモ広場へ入っていくと、真正面にドゥオーモ(大聖堂)が姿を現します。レッチェのドゥオーモは11世紀に建設されましたが、現在のこのドゥオーモは、17世紀に建て直されたもの。バロック様式ならではの彫刻がたくさん施された美しいドゥオーモです。
写真:高田 真美
地図を見るドゥオーモの隣には、バロック様式の鐘楼が空高く聳え立っています。この鐘楼もドゥオーモと同時期に建てられたもの。高さ約70メートルのこの鐘楼は、レッチェの旧市街の中でも一際目立つランドマークとなっています。
写真:高田 真美
地図を見るドゥオーモ広場には、エピスコピオ(司教の館)とセミナリオ(神学校)という2つの美しい館も建っています。これらの美しいバロック様式の建物でぐるりと囲まれたドゥオーモ広場は、思わず息を呑む美しさです。
写真:高田 真美
地図を見るレッチェの旧市街は、蜂蜜色のバロック建築で埋めつくされています。レッチェのバロック建築に用いられているこの蜂蜜色の石は、この地方で採掘されるレッチェ石という石灰岩。レッチェ石は、柔らかくて加工しやすいため、彫刻を多用するバロック建築にはもってこいの石だったのです。
写真:高田 真美
地図を見るレッチェのバロック建築は、非常に複雑で繊細な彫刻が施されていることで知られています。窓枠の飾りや柱飾りなど、よく見てみると、一つ一つ違うものが彫刻されていたり、同じ人の顔でも表情が違ったりと、面白い発見がありますので、細かいところまでじっくりと観察してみてくださいね。
写真:高田 真美
地図を見るレッチェの町にバロック建築をもたらした神聖ローマ皇帝カール5世は、オスマントルコ軍の侵略から町を守るため、城塞と城壁を築きました。レッチェの旧市街には、城壁に造られた3つの城門が今でも残っています。
3つの城門の中で最も壮大なのが「ナポリ門」です。1548年に建てられた門で、旧市街の北西に位置しています。
写真:高田 真美
地図を見る旧市街の西にあるのが「ルディエ門」。古くからあった門が崩壊した後、1703年に再建されたものです。門の上には、レッチェの町の誕生に関わったと言われる人たちの彫刻が飾られています。
写真:高田 真美
地図を見るそして、旧市街の南東にあるのが「サン・ビアジョ門」です。現在の門は1774年に再建されたものです。
どの門も、レッチェの旧市街の建造物と同じく、蜂蜜色のレッチェ石で造られています。
写真:高田 真美
地図を見るレッチェの町の歴史は古代ローマ時代にまで遡ります。レッチェ旧市街のサントロンツォ広場の一画に残っているのが、古代ローマ時代の「円形闘技場」の遺跡です。20世紀に入ってから発見されたこの遺跡は、現在でも地上に現れているのは全体の25%に過ぎません。西暦1〜2世紀頃に造られたものと考えられており、当時は2万5千人の観衆を収容することができたと言われています。
写真:高田 真美
地図を見るレッチェの旧市街には、古代ローマ時代の屋外劇場の遺跡も残っています。収容人数5000人以上を誇るこのローマ劇場は、西暦1年頃に造られたものと考えられています。
写真:高田 真美
地図を見る夜間照明やライトアップに照らされたレッチェの街並みは、とてもロマンチック!暗闇に浮かび上がるバロック建築には、昼間とはまた違った趣きがあります。
写真:高田 真美
地図を見るレッチェの旧市街は、夜になると、路地にレストランやバーのテーブルが並び、食事やドリンクを楽しむ人たちで賑わいます。治安も良いので、心置き無く夜の街歩きを楽しむことができますよ!
レッチェのあるプーリア州には、バーリとブリンディシという2つの主要空港があり、ヨーロッパ主要都市もしくはローマから飛行機が就航しています。ブリンディシ空港からレッチェまでは空港バスも走っています。
ブリンディシ鉄道駅からレッチェまでは、鉄道で約30分。バーリ中央駅からレッチェまでは、鉄道で約2時間。
レッチェのあるサレント半島には、ガリッポリやオートラントといった魅力的な町も多いので、レッチェをベースにしてサレント半島を回る旅もおすすめです。
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(2024/4/26更新)
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