「篠栗 九大の森」は、福岡市からバスで南東へ30分程度の糟屋郡篠栗町の一画にあります。「九大」とは、国立九州大学の略で、九州大学農学部の演習林を一般に開放している場所です。篠栗町と九州大学が共同で整備・管理を行っており、約17ヘクタールの手つかずの森には、常緑広葉樹や落葉広葉樹が生育し、日本とは思えないような不思議な光景を創り出しています。まん中の蒲田池を中心とした森は森林セラピーとしても認定されています。
福岡市から飯塚・田川行き西鉄バスで約30分の「粕谷警察署前」が最寄り駅で、バス停からは20分程度の距離です。車の場合は無料の駐車場が2つあります。写真は南駐車場です。広さはこちらの方が広く、トイレや自動販売機などの設備があります。ここから目的地までは、森の中の遊歩道を1キロメートルちょっと歩きますが、起伏もそれほどきつくはないため、のんびりと散策しながら歩くのがおすすめです。
南駐車場を少し進むと北駐車場入口があります。そこから舗装されていない砂利道をゆっくり進んでいくと北駐車場があります。ここからだと、目的の絶景スポットまでは3〜4分の近さです。
「篠栗九大の森」の遊歩道はマイナスイオンたっぷりです。道には落ち葉が堆積しています。多少ぬかるんでいたり滑りやすい所もありますので、女性の方はハイヒールは厳しいですね。スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。
森の中の遊歩道は1キロメートル強の長さがあります。途中にはベンチや休憩所もありますので、ゆっくりと森の息吹を感じながら進んでください。森のパワーに英気がみなぎってきます。篠栗町では森林セラピーの認定を受けている「森林セラピー基地」として「篠栗九大の森」をはじめとする森林の観光を推し進めています。
とくに怖がる必要はありませんが、遊歩道の途中には「イノシシやマムシに注意してください」という看板が出ています。これも自然ということですね。散策するための杖も置かれていますが、起伏はそれほどないですのでほとんど必要はありません。
盛りの遊歩道の真ん中あたりでは、中心の「蒲田池」がきれいに見えるスポットが出現します。ベンチもありますので、ベンチに座ってのんびりもいいですね。
遊歩道の木々の間から見える「蒲田池」はきれいです。秋になると周囲の木々が紅葉してさらに絶景となります。四季でいろいろな姿が見られるのも魅力です。
そして、最大の人気スポットに到着です。水の中に佇む何本もの木。日本とは思えない幻想的な雰囲気です。この木はラクウショウという北米原産の針葉樹で、根元が冠水するような場所で自生することが多いということです。とにかく美しい光景です。
しばらく見とれてしまう光景ですが、いろんな角度から写真を撮りたくなってしまいます。写真愛好家がたくさん訪れており、絶景スポットの順番待ちになるくらいです。
SNSがきっかけで一気に注目され、人気が沸騰しているスポットですが、まさに「もののけ姫」が現れそうな光景です。
この魅力的な絶景スポットですが、真夏の暑い時期には写真のように水が少なくなって木の根元に水がない状態の時があります。遠方から訪れる人は、事前に役場の観光課などで状態を聞いた方がいいかもしれませんね。
最近、急激に人気沸騰となっている「篠栗九大の森」はいかがでしたか。無料で開放されていますのでいつでも入れます。森林セラピーを満喫できるパワースポットとしても人気です。幻想的な絶景ポイントを撮影しようとカメラを抱えた写真愛好家も多く訪れています。写真が得意ではない人でもきれいに撮れると評判です。一度訪れて奇跡の1枚を撮ってみませんか。
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(2024/4/20更新)
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