この新しくオープンした「ガンダムベース東京」はガンダムのプラモデル(通称ガンプラ)の総合施設です。入口から歴代ガンダムとプロモデラーの作品がずらりと並んでいる様が壮観です。もはやちょっとした芸術作品ですね!
入口はダイバーシティ東京の東館エレベーターで7Fに行くと目の前にありますので迷うことはないでしょう。
ガンダムの名前ぐらいは知っているけどガンプラってそんなにすごいの?という方もいると思いますので、一応説明しておきます。
1980年に最初のガンプラ(御覧の通り、当時は色はほとんどなくて自分でカラー塗装するモデル)が株式会社バンダイから発売され、大ブームになったのをきっかけに代を重ね、今なお毎月多数のモデルが新発売される超ロングセラーの玩具が「ガンプラ」です。
当時子供だった世代が親になり、その子供も新しいガンダム作品で新たなガンダムのファンになるので、今やガンプラは親子で楽しめる稀有な玩具といえるでしょう。最も主に男性向けですが(笑)
「ガンダムベース東京」はガンプラの総合施設ですから、品揃えもスゴイです。最新のモデルは言うに及ばず、ガンプラ創世記の古いモデルも当たり前のように販売されています。当時のハコのデザインのままなので、懐かしくなって手に取る方も多いことでしょう。
この「ガンダムベース東京」にはガンプラを知るための施設、「バンダイホビーセンター」が併設されています。そこではガンプラの命ともいえる金型や箱のデザイン、設計書などが展示されており、どのようにガンプラが造られていくのかを知ることができるようになっています。
さてこの「バンダイホビーセンター」というのは実は静岡にあるガンプラ工場の名称です。実際に静岡まで工場見学に行けない人のために!?そのガンプラ工場の模型(動きます!)が用意されており、ボタンを押すとどの工程がどこで行われているのか、示してくれます。もちろん見学無料です!
ガンプラと言えば、多色成形。発売当時と異なり、今は組み立てるだけで色塗り不要のため大人から子供までレゴブロック感覚で楽しめるようになっています。その元になるカラフルな樹脂チップにも触れるようなこだわりで、ガンプラ工場内の臨場感を演出しています。
ショップでガンプラを購入したが、家まで我慢できない!今組み立てたい!という人のために専用ブースまで用意されているのが「ガンダムベース東京」です。この施設の周りにはガンプラコンテストで優勝したプロモデラーの作品も展示されており、プロモデラーのようにガンプラの仕上げたい人向け(実際にマイスターが教えてくれます)にとっても聖地となりそうな場所ですね。
「ガンダムベース東京」は各種ガンダム情報の発信が行われています。取材時はガンプラのアニメ(ガンダム作品ではなく、作中でガンプラを競わせるガンプラのアニメです!)であるガンダムビルドファイターズの展示(プラモだけでなく絵コンテなどもあります)が行なわれていました。そして写真の舞台の対面にはオンエアスタジオもあり、東京におけるガンダム情報の発信基地の様相を呈しています。
さてこの「ガンダムベース東京」の目玉の一つがガンダムベース限定ガンプラの販売です。そのための巨大ブースが並んでおり、土日は長蛇の列を作ることが伺い知れますね。言い換えますとゆっくりガンダムベースを楽しむなら平日のほうが良さそうですね。
「ガンダムベース東京」の入っているダイバーシティ東京の外に出てみると、等身大ガンダムが建設中(製造中!?)でした。あれ、展示は終わったはずでは、と思うかもしれませんが、実はこれはガンダムではなく、2017年秋に完成予定のユニコーンガンダムです。
2016年に地上波でも放送されたガンダムシリーズの最新作「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の機体で、今の子供たちにとってのガンダムと言えば、これになるのでしょう。完成した時の姿が楽しみですね〜
お台場と言えばデートスポットでもありますが、「ガンダムベース東京」はガンプラメインなので女性受けが心配という方は、等身大ガンダムの背後にある「ガンダムカフェ」はいかがでしょうか。かわいらしいガンダムグッズも多く取り扱っており、お土産を探すのにもオススメです。
子供だけでなく、あの頃子供だった大人たちの心を捕まえて離さないガンプラですが、なかなか行く時間がとれない・・・なんてこともあると思います。しかし「ガンダムベース東京」は夜9時までやっておりますので、仕事帰りでも大丈夫!懐かしのガンプラを探しに足を運んで見てはいかがでしょうか。
最寄駅は台場駅(ゆりかもめ)や東京テレーポート駅(りんかい線)です。
では気を付けて行ってらっしゃいませ〜
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(2024/4/20更新)
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