フランクフルトっ子が注目している新名所で訪れたいお店5選

フランクフルトっ子が注目している新名所で訪れたいお店5選

更新日:2018/07/25 12:29

浅井 みら野のプロフィール写真 浅井 みら野 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級、JSBA スノーボード バッジテスト 1級
未来のヒット商品はお好きですか。フランクフルトのザクセンハウゼン(Sachsenhausen)は、昔からグルメ街として広く認識されていましたが、近年ではオシャレな名所が続々と誕生し、更に地元の人々の人気を集めています。地元アーティストさんがデザインした雑貨屋さんやオーガニック食品を扱うお店等が集まった今回ご紹介するエリアは“ものづくりへのこだわり”が感じられ、散策しがいのある場所です。

特におすすめエリアがこちら

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写真:浅井 みら野

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ザクセンハウゼンのなかでも、特に注目されているのが2つの通り「ブリュッケンストラッセ(Bruckenstrasse)」と「ヴァールストラッセ(Wallstrasse)」が交錯するエリアです。ハイセンスなお店が集まっており、そのあたりを中心に作られた地図が最近は登場するほど。

特におすすめエリアがこちら

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視線を上に向ければ、淡い色合いのアパートや歴史が感じられる建物など居心地の良い雰囲気が感じられます。この辺りには50店舗を上回るレストランや雑貨屋さんなどがあり、半日から一日まで楽しい時間を過ごせます。そのなかでも特にお勧めの5店舗がこちらです。

小さな箱につまったオンリーワンの商品

小さな箱につまったオンリーワンの商品

写真:浅井 みら野

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1番目のお店は、地元アーティストさんの作品が並ぶ「デザイン, クライネ(Design, kleine)」。“小さなデザイン”という店名どおり、小さなボックス1つ1つにアーティストさん手作りのアクセサリーや文房具などの雑貨が並びます。どのボックスにも作り手のこだわりが詰まっていて、ユニークだけどあたたかな世界が広がっています。

小さな箱につまったオンリーワンの商品

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フランクフルトをテーマにしたものは、良いお土産候補にもなりますよ。チャーミングなライオンが、レーマー広場やオペラ劇場などフランクフルトの名所と一緒に描かれたカードは、自分自身の思い出を楽しく振り返るきっかけにもなってくれます。

小さな箱につまったオンリーワンの商品

写真:浅井 みら野

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他にも、ドイツ語で“ありがとう(Danke)”のメッセージ付きロリポップは、ちょっとしたギフトとして贈りやすいアイテム。あどけない鳥のイラストをきっかけに会話も弾みそうですね。

手作りのぬくもりが伝わる布雑貨

手作りのぬくもりが伝わる布雑貨

写真:浅井 みら野

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カタカタという小気味よいミシン音が聞こえて来たら、それは2番目のお店「ネーヘ マイン(Nahe Main」」の合図。店内にはドイツだけでなくデンマークなどの北欧から仕入れた布が棚いっぱいに並び、明るい印象です。店員シルクさんが作る子供服の可愛いデザインに笑みがこぼれます。

手作りのぬくもりが伝わる布雑貨

写真:浅井 みら野

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洋服以外にもオリジナル商品があり、そのなかには日本と縁あるものも。レトロな柄のほっこりするポーチ。その右上には日本語で“ゆ”の文字が…“ん?”と首をかしげているとシルクさんが笑顔で、それは日本人のお友達ゆかりさんによるものだと教えてくれました。予想外の場所で日本との縁と出会える、そんな素敵な偶然も旅ならではの体験ですね。

手作りのぬくもりが伝わる布雑貨

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入り口近くには、地元アーティストさんがデザインしたポストカードも販売されています。ドイツ語のメッセージが入った珍しいカード、この機会に日本にいるあの人に送って驚かせてみませんか。

3番目は地元名産を扱うお店

3番目は地元名産を扱うお店

写真:浅井 みら野

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甘すぎず、後味がさっぱりしているフランクフルト名物のアップルワイン。実はザクセンハウゼンで誕生しました。落ち着いた大人な印象の「アプフェルワインハンドルング イエンス ベッカー(APFELWEINHANDLUNG JENS BECKER)」は、フランクフルト唯一のアップルワイン専門店。お店の中には、オーナーのベッカーさんによる選りすぐりのアップルワインが並びます。

3番目は地元名産を扱うお店

写真:浅井 みら野

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アップルワイン好きでお店をオープンさせたベッカーさんの情熱は、遂にはオリジナルブランドを作るほど。お店の名前が入ったシンプルなラベルが目印。複数のリンゴを混ぜたブレンドや、1種類のリンゴのみを使ったものなど、種類も豊富です。

3番目は地元名産を扱うお店

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これだけアップルワインがあると、迷ってしまいますよね。甘口や辛口など好みを伝えると試飲ができたりするので、ぜひ納得いくまでお気に入りの1本を見つけてください。ただし、飲みやすくともアルコール度数は6%以上なので、飲み過ぎにはお気をつけくださいね。

大人から子供まで通う町の名店

大人から子供まで通う町の名店

写真:浅井 みら野

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街歩きに疲れた時にひと休みしたいのが、4番目の「ビズアイス(BIZZICE)」。ブリュッケンストラッセとヴァールストラッセが交錯する角にあります。

大人から子供まで通う町の名店

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ビズアイスのおすすめは、オーガニック食材で作られるジェラート。チョコレートやフルーツなど15種類以上のカラフルなジェラートが並び、あれもこれも食べてみたい気持ちになります。店内には座って食べられるスペースもあり、手作りのケーキも余裕があれば食べてみたいメニューです。

大人から子供まで通う町の名店

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最後の5番目のお店は、幸せの香りに包まれたパン屋さん「ベッカライ ハンス(Backerei Hans)」。地域の方々に愛され、数々の賞を受賞している実力店です。シナモンなどスパイスが香ばしいアップルワイン用のグラスを模ったクッキーは、ザクセンハウゼンらしい焼き菓子です。

これからどんどん人気になるエリア

日本ではまだまだ聞かない、ザクセンハウゼンの「ブリュッケンストラッセとヴァールストラッセ」。しかし、フランクフルトっ子の間ではユニークな雑貨に出会えたり、身体に優しいだけでなく味も美味しいスイーツを食べられたりなど最近話題になっているエリアです。
そして、訪れるなら平日がおすすめ。ドイツでは、週末は閉店しているお店が多く、土曜日も午後までなど開店時間が短かったりします。

ブリュッケンストラッセを南へ歩き続けると、住宅エリアに囲まれた公園にぶつかります。緑に囲まれ、のんびりできる住民の憩いの場です。ぜひ訪れて際は、歩き疲れた身体を休めて穏やかな時間を感じてみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/12 訪問

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