美食と名所の宝庫!イタリアの世界一美しい丘上都市「オルヴィエート」

美食と名所の宝庫!イタリアの世界一美しい丘上都市「オルヴィエート」

更新日:2017/08/31 10:24

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
イタリア中部ウンブリア州にある「オルヴィエート」は世界一とも言われる美しい丘上都市。この地域は生ハムやオリーブオイル、トリュフにワインと様々な名産品があり、イタリア国内でも美食の街として知られています。また古代ローマ以前より続く歴史とかつてのローマ教皇が建てた数々の建築物、今なお残る中世の街並み等、たくさんの観光名所もあります。
イタリアの大都市では見ることができない風景を是非堪能してください!

写真スポットがいっぱい!街歩きが楽しいオルヴィエート

写真スポットがいっぱい!街歩きが楽しいオルヴィエート

写真:麻田 ユウミ

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オルヴィエートの街は赴くままに歩くのが楽しい街。中世の雰囲気がそのまま残る街並みはどこに行っても絵になる風景。思わず立ち止まってみたり、小道に入って見たり、また街の端から断崖絶壁の風景を眺めてみたりと、気が付けばどこでもシャッターを押してしまう魅力がいっぱい詰まった都市です。

写真スポットがいっぱい!街歩きが楽しいオルヴィエート

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フニコラーレ(ケーブルカー)のすぐ近くには、中世の時代のメインゲートであったアルボルノツ城塞があります。現在は緑豊かな公園となっており、城壁内も自由に散策することができます。ココの見所はなんといっても城壁にあるテラス。どこまでも続く緑豊かな丘陵にこのオルヴィエートの街が突如姿を現しており、いかにオルヴィエートの街がが断崖絶壁の丘上都市であるかということがわかります。ここから見る景色は絶景なので、是非足を運んでみて下さいね。

写真スポットがいっぱい!街歩きが楽しいオルヴィエート

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街の中心にあるレプッブリカ広場には現在市庁舎であるコムナーレ宮、オルヴィエートで最も古いと言われるサン・アンドレア教会、12角形の鐘楼があり、どれも12世紀前後に建てられた歴史ある建造物。付近には12世紀前後に建てられた家々も多く残されており、歩いていると中世の時代に迷い込むかのような錯覚に陥り、カメラが手放せません!

オルヴィエートの特産をたっぷりと召し上がれ!

オルヴィエートの特産をたっぷりと召し上がれ!

写真:麻田 ユウミ

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オルヴィエートでパスタを食べるなら「ウンブリケッリ」。「ウンブリケッリ」とはここ、ウンブリア州のご当地パスタで、他の地域ではなかなかお目にかかることができません!卵を使わず、うどんのように太く、もちもちとしたコシのあるパスタはまさに新食感パスタ!ソースによく絡み、地元白ワインとの相性も抜群!他では食べることのできない「ウンブリケッリ」を是非ご賞味あれ!

オルヴィエートの特産をたっぷりと召し上がれ!

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三大珍味として知られる高級食材「トリュフ」もウンブリア州の名産。オルヴィエートのレストランには必ずと言っていいほどトリュフのパスタがあります。びっくりするのはお値段の安さもさることながら、トリュフの大盤振る舞いさ。パスタの上にこれでもか!ってくらいトリュフを贅沢に削ってくれます。オリーブオイルとトリュフの香りが重なり、とっても贅沢で上品な香りがテーブルいっぱいに広がります。オルヴィエートではトリュフを食べないと絶対後悔するので、是非オーダーすべき一品です!

オルヴィエートの特産をたっぷりと召し上がれ!

写真:麻田 ユウミ

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お土産にオルヴィエートの特産を買って帰るのであればエノテカ(酒屋)がお勧め!オルヴィエート自慢の白ワインはもちろん、パスタやトリュフ、オリーブオイル等ウンブリア州の自慢の品々が揃っています。エノテカではお店でワインを飲むことも可能なので、色々なワインを試しながら、自分にあった一品を見つけてくださいね。

観光名所も盛り沢山!オルヴィエートの見所

観光名所も盛り沢山!オルヴィエートの見所

写真:麻田 ユウミ

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オルヴィエートでの最大の観光名所はやっぱり大聖堂!かつてのローマ教皇が300年かけて造ったいわれる大聖堂は、他では見ないボーダー柄が特徴。正面のファザードは太陽の光にあたるとキラキラと黄金に輝くのが美しく、イタリアで最も美しい大聖堂とも言われています。外観もさることながら、内部のフレスコ画も圧巻!聖堂内にあるサン・ブリツィオ礼拝堂にあるフレスコ画は、最後の晩餐で有名なミケランジェロに影響を及ぼした作品であるとも言われています。

観光名所も盛り沢山!オルヴィエートの見所

写真:麻田 ユウミ

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オルヴィエートの地下にはたくさんの洞窟が張り巡らされています。そんな地下洞窟を巡る「アンダーグラウンド・ツアー」は必見です!地下洞窟は紀元前のエトルリア時代からあると言われ、中世の時代には様々な作業場として発展しました。特に見所はオリーブオイルの製造所(写真)とハトの飼育小屋!オリーブオイルはもともとは食用ではなく、武器やランプに用いられていたようです。中世の作業場がそのまま残っていると言っても過言ではないこの地下洞窟は、オルヴィエートに来たら是非訪れて下さいね。

観光名所も盛り沢山!オルヴィエートの見所

写真:麻田 ユウミ

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街の中心にあるモーロの塔は、かつては教皇の塔と呼ばれ、オルヴィエートの繁栄を見守ってきたなくてはならない存在です。そんなモーロの塔からはオルヴィエートの街が一望でき、中世から変わらない街並みと、周りに広がる自然を360°のパノラマで見ることができます。城壁に囲まれた褐色の街と周りの自然は何百年と変わらず、そしてこれから先も変わらない風景を見せてくれることでしょう。

絶景「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」の玄関口!

絶景「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」の玄関口!

写真:麻田 ユウミ

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イタリアの指折りの絶景都市「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」の玄関口はここ、オルヴィエートです。オルヴィエート駅前からバスに乗ること1時間、そこには目を見張る絶景都市が待っています。自らを「死にゆく街」と称しているチヴィタは、たった一本の橋でしか行くことができないまさに陸の孤島。儚げで寂し気でありながら、美しさを残す街は一度見たら忘れられない光景です。

絶景「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」の玄関口!

写真:麻田 ユウミ

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このチヴィタも中世の雰囲気を色濃く残す街。今ではイタリア一美しい街と呼ばれ、国内、国外問わずたくさんの観光客が押し寄せます。この街も是非思うがままに歩いてみるのがお勧め。色とりどりの花と石畳、石造りの建物と周りに広がるオリーブ畑はここでしか見ることができない世界です。詳しくはMEMO欄にチヴィタ・ディ・バニョレージョのリンクがありますので、あわせてご覧ください

オルヴィエートに泊まるはら「ホテル・コルソ」

オルヴィエートに泊まるはら「ホテル・コルソ」

写真:麻田 ユウミ

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オルヴィエートに宿泊するならフニコラーレの駅にも近い、メイン通りにある「ホテル・コルソ」がお勧めです。メイン通りにあるため、観光名所も近く、周りにも美味しいレストランやお土産屋もありとっても便利です。外観は石造りで中世の雰囲気を漂わせていますが、ホテル内は近代的で快適です。オルヴィエートは治安がとてもよいので、ココに泊まってローマやフィレンツェに日帰りで訪れるのもお勧めです。

オルヴィエートに泊まるはら「ホテル・コルソ」

写真:麻田 ユウミ

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客室は石造りの外観からは想像できない程近代的で室内も可愛く、快適に過ごせること間違いなし。客室内はアメニティやドライヤー、セーフティーボックス等もちゃんと備わっています。フロントのスタッフは気さくで、観光やレストランの相談にも乗ってくれます。美食と名所の宝庫のオルヴィエートでは、是非宿泊してたくさんの名物料理や観光名所を回ってくださいね。

オルヴィエート起点がお勧め!

オルヴィエートはローマから日帰りで行く人も多いですが、実はオルヴィエート起点がお勧めです。大都市であるローマへは1時間、フィレンツェには2時間で行くことができ、また周りには見所たくさんの小さな街も点在しています。雰囲気もよく、治安の心配も無用なので、オルヴィエートに滞在してイタリアを楽しんでみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/06−2017/08/08 訪問

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