濃いピンク色の伊豆土肥桜!穴場スポットにお出かけしませんか?〜伊豆市土肥〜

濃いピンク色の伊豆土肥桜!穴場スポットにお出かけしませんか?〜伊豆市土肥〜

更新日:2014/01/09 15:58

みなさん、伊豆土肥桜をご存知でしょうか?「伊豆土肥桜」と言われても、「ピン」っと、頭の中に浮かばないでしょう。それもそのはず!伊豆土肥桜は、2007年に「伊豆土肥桜」として品種登録されたばかりの桜です。伊豆土肥桜は、毎年1月下旬から2月下旬に濃いピンク色の可憐で美しい花を咲かせます。伊豆土肥桜が見られるのは、土肥ならでは!
あまり見ることが出来ない珍しい伊豆土肥桜の見どころをご案内します。

伊豆土肥桜の古木

伊豆土肥桜の古木
地図を見る

見て下さい、この綺麗な濃いピンク色。これが、伊豆土肥桜です! 伊豆土肥桜は、昭和30年代に復旧がはじまりました。きっかけになったのは、この地域で病院を開業していた先生が、八木沢の山林で早春に咲く珍しい桜を病院で飾っていたところ、診察に訪れた患者が接木を行いました。接木した苗を、先生が自宅の庭などに植栽したのが、伊豆土肥桜の始まりとされています。この古木は、その病院にあった古木なのですが、道路整備のために、ここ丸山スポーツ公園に移植されました。
伊豆土肥桜は早咲きの桜で、気温などに関係しますが毎年1月下旬から咲き始めます。1本でも、とても見応えがありますよ。是非、ご覧になって下さい。

色に違いがあります

色に違いがあります
地図を見る

この伊豆土肥桜は、薄いピンク色をしています。この木は、さきほどご紹介した古木と同じ場所の丸山スポーツ公園にあります。
伊豆土肥桜の色は様々で、違いは接木したときの台木の影響や、土壌によって白っぽい色や、紅色に変わるそうです。伊豆市では、紅色(濃いピンク色)を伊豆土肥桜としています。
このように丸山スポーツ公園では、色に違いがある伊豆土肥桜を見ることができます。
丸山スポーツ公園は、国道136号線を下田方面へ向かうと、右側にあります。

境内に咲き誇る桜

境内に咲き誇る桜
地図を見る

続いての伊豆土肥桜の見どころは、伊豆市にある「万福寺」です。境内にひっそりと咲く、たった1本の伊豆土肥桜ですが、樹齢約40年ある大木が花を咲かせると貫禄があります。辺り一面に、桜の甘い香りが漂っているので、胸一杯に空気を吸って春を感じてみましょう!
晴れの日は、澄み切った青空に伊豆土肥桜の濃いピンク色が映えて、より一層美しく見られますよ。
万福寺は、土肥の中心部にある「土肥大橋」を渡って小土肥方面へ向かって行くと右側にあります。駐車場がないため、土肥大橋のたもとにある駐車場に停めて歩いて行くのをお勧めします。
土肥大橋のたもとの駐車場でも伊豆土肥桜が見られ、万福寺へ歩いても約8分ほどで行くことができます。

こちらも、見逃せない見どころです!

こちらも、見逃せない見どころです!
地図を見る

こちらは、土肥の隣りにある西伊豆町。少し離れていますが、先程ご紹介した丸山スポーツ公園の前を通って下田方面へ車で向うと、約20分で着けます。
ここ、西伊豆町の安城岬ふれあい公園の遊歩道に、約70本の伊豆土肥桜の木があります。
この木は、2003年に土肥から譲り受けた苗木が成長したもので、こちらも毎年、可憐な伊豆土肥桜を咲かせます。遊歩道は、海の近くで高台にあるので、海を見渡しながら、お花を見られる絶好のポイント! 海の青と、桜のピンク色のコントラストが、とっても綺麗です。
安城岬ふれあい公園には、源泉かけ流しの足湯「安城の足湯」もあるので、ここでひと息つかれてみてはいかがでしょうか?
遊歩道は、舗装されていないので歩きやすい靴で訪れるのをお勧めします。

こんな可愛いメジロが見られます

こんな可愛いメジロが見られます
地図を見る

ご案内した伊豆土肥桜の見どころは、あまり知られていない穴場スポットです。穴場なために人が来ないので、たくさんの鳥が見られます。
メジロが、人目を気にせず元気に飛び回る様子や、夢中で桜の蜜を吸う様子などなど・・・。鳥を見かけたら静かに、そっと見守ってあげて下さいね。

おわりに、

伊豆土肥桜は、観光名所で知られる恋人岬や土肥のお寺など、町のあちらこちらにあるので探してみて下さいね。まつりなどのイベントは、行われておりませんが、ひっそりと咲く伊豆土肥桜はとっても綺麗ですよ!
ドライブなどで西伊豆を訪れた際は、是非一度、伊豆土肥桜をご覧になって下さい。ご覧になるときは、地元の方達の迷惑にならないよう、くれぐれもマナーを守って下さいね。
見頃を見逃さないために、下記の【伊豆土肥の観光情報サイト といおんせん】から開花状況を確かめて、お出かけ下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/02/15 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -