写真:結月 ここあ
地図を見る赤坂はオフィスやホテル・飲食店など賑やかな繁華街の中に、神社仏閣が佇んでいます。最初にご紹介するのは、赤坂見附駅からもほど近い、外堀通り沿いの「日枝神社」。伸びやかで美しい山王鳥居が目印です。日枝神社は、江戸城の裏鬼門を守り、鎮守として徳川家の崇敬を受けていた由緒ある神社です。
写真:結月 ここあ
地図を見る山王鳥居をくぐると、なんとエスカレーターがあります。エスカレーターを3本乗り継いで、南神門の前までいけるんですよ。でも下りのエスカレーターはないので注意してくださいね。
写真:結月 ここあ
地図を見る朱塗りと青緑の屋根のコントラストが美しい社殿には、大山咋神(おほやまくひのかみ)を祀っています。厄除け・安産・縁結び・商売繁盛・社運隆昌のご利益があるといわれています。
写真:結月 ここあ
地図を見る日枝神社の境内にある末社、山王稲荷神社・八坂神社・猿田彦神社の並ぶ鳥居前は、春には桜が美しいところです。
写真:結月 ここあ
地図を見る稲荷参道の石段には、朱塗りの鳥居が連なります。往きはエスカレーターで上り、帰りはこの鳥居をくぐりながら下りるのがお勧め。晴れの日の午後、西日が差す時間帯は幻想的に見えることもあるとか。
写真:結月 ここあ
地図を見る次にご紹介するのは、青山通り沿いにこのように赤い提灯が並ぶ「豊川稲荷東京別院」。ジャニーズ事務所のタレントさんや多くの芸能人が訪れたり、盛大な豆まきで知られています。稲荷といっても豊川稲荷東京別院は、霊験あらたかな仏法守護の善神・豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)を祀っている曹洞宗の寺院なんです。
写真:結月 ここあ
地図を見る本殿の並びには、財宝を生む尊天様を祀る「融通稲荷尊天」があり、真心を込めて願えば金銀財宝の融通を叶えてくれるといわれています。
写真:結月 ここあ
地図を見る融通稲荷尊天には、このように黄色の袋に入った融通金が置かれていて、誰でも自由に頂くことができます。これを財布の中にしのばせておけば、お金に困ることがなく、開運招福が叶うとされています。
融通金はお借りするということで、一年後自分の願いが叶った時には、多少の気持ちを乗せてお堂に奉納するのが習わしとなっています。この黄色の袋の中には、新品の10円玉が入っています。
写真:結月 ここあ
地図を見る次にご紹介するのは、NHK朝ドラ「ひょっこ」の聖地「鈴降稲荷神社」。一ツ木通りから一本横路にそれたところにあるので、この目印がなければ、多分見つけられないほど、奥まったところにある小さな稲荷神社です。この辺りは鈴降横丁と呼ばれたことから、ドラマに出てくる洋食屋は「すずふり亭」と名前が付いたのかもしれません。
写真:結月 ここあ
地図を見る元禄6年に鎮座した徳川家所縁の稲荷神社。そのいわれは、 道に迷った徳川家康が鈴の音によって助けられ、その恩義からその者たちをを江戸に呼び寄せ、その鈴を神鈴とした祠を建てたのが、始まりといわれています。小さいながらもお賽銭箱と鈴があります。
写真:結月 ここあ
地図を見る最後にご紹介するのは、緑豊かな自然の中に鎮座する「赤坂氷川神社」。8代将軍「徳川吉宗」が建立の支持をしたといわれ、御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)・大国主命(おおくにぬしのみこと)。厄除・良縁・家内安全・商売繁盛のご利益があるといわれています。
写真:結月 ここあ
地図を見る安政の大地震や、関東大震災・東京大空襲の被災を奇跡的に免れた社殿は、江戸時代のままの姿を残していることから、東京都重要文化財に指定を受けています。境内には、料亭街があった赤坂ならではの包丁塚もあり、年に一度10月には、料理人の安全と商売繁盛を願って祈願する包丁塚祭もあります。
写真:結月 ここあ
地図を見る幕末の志士「勝海舟」は赤坂の地が好きで、住居も近所に構えていました。境内にはその勝海舟によって名付けられた「四合(しあわせ)稲荷」もあります。四合稲荷は、古呂故稲荷・地頭稲荷・本氷川稲荷・玉川稲荷の4社を合祀したことから、この名が付いたといわれ、現在は7社が合祀されています。
いかがでしたか、赤坂は現代と昔が同居する不思議な街です。人気ドラマのひよっこの聖地を訪ねたり、お財布に入れておきたい融通金、江戸城の裏鬼門を守る神社など、勝海舟の愛した赤坂で江戸情緒に触れてみませんか。
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(2024/4/26更新)
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