写真：モノホシ ダン
地図を見る2023年の「天平たなばた祭～平城京天平祭・夏～」の開催場所は、2018年に新たに開園した「朱雀門ひろば」です。
朱雀門付近には、明治時代から大正時代にかけて平城宮跡の保存活動に奔走した、植木職人の棚田嘉十郎（たなだかじゅうろう）氏の銅像が建っています。もし、棚田氏の保存活動がなければ、平城宮跡は田畑や住宅地になっていたかも知れないと言われています。
写真：モノホシ ダン
地図を見る朱雀門ひろばでは、「天平みはらし館」の展望デッキから会場を見渡してみましょう。手前に「朱雀門」、そして真北には「第一次大極殿」を望むことができます。
朱雀門の南には平城京の南北のメインストリートである朱雀大路が続いていました。朱雀門の南側には東西に二条大路が走っており、朱雀門前の広場では、外国使節の送迎や、歌垣などのイベントが行なわれていました。
写真：モノホシ ダン
地図を見るイベントでは「キッズアートバッグ」が楽しい。地元小学生に「将来の夢」をテーマに、ペーパーバッグにイラストを描き、光るアートバッグとして作品展示するものです。
＜キッズアートバックの基本情報＞
実施場所：朱雀大路
ライトアップ時間：全日程の19:00頃～
写真：モノホシ ダン
地図を見るぜひ参加したいイベントでは「七夕・願いの大路」が。七夕飾りに、平城宮跡で出土した木簡をモチーフにした短冊に願い事を記入して取り付けましょう。
＜七夕・願いの大路の基本情報＞
実施場所：朱雀大路
参加費：無料
ライトアップ時間：全日程の19:00頃～（短冊の記入は16:00～）
写真：モノホシ ダン
地図を見るほかに「天平こども縁日」では、輪投げや射的など、子ども向けの縁日を開催します。
＜天平こども縁日の基本情報＞
実施場所：朱雀大路
写真：モノホシ ダン
地図を見る灯りと光を楽しむ幻想空間では、「ミラーボーラー」が楽しい。2022年は、七夕とその源流となる乞巧奠（きこうでん）にまつわる様々な要素を取り入れた幻想的な光のアートで会場を彩ります。
＜ミラーボーラーの基本情報＞
実施場所：朱雀大路
時間：全日程の19:00頃～
写真：モノホシ ダン
地図を見る2023年の「燈花会＠天平祭」は、朱雀門前で盛大に実施されます。天の川に見立てたロウソクの優しい光が朱雀門を包み込みます。時間は、ミラーボーラーと同じく全日程の日没から21時までです。
なお、朱雀門は平城宮の正門で、約34億円の費用をかけて1998年に復元されました。高さは約22mで夜間は、毎日ライトアップされています。
写真：モノホシ ダン
地図を見る「天平たなばた祭り」のクライマックスと言えるのが「天平七夕行列」です。朱雀大路から朱雀門を時間をかけてゆっくりと進みます。
＜天平七夕行列の基本情報＞
実施場所：朱雀大路から朱雀門
実施日：8月18日（金）、20日（日）
時間：19:00頃～19:45頃
写真：モノホシ ダン
地図を見る天平七夕行列は、万葉集に出てくる「天の海」「星の林」のロマンチックな歌の世界観を灯りと光で演出したものです。“彦星”と“織姫”が出会う光景を描いた光の行列が平城宮跡を幻想的に彩ります。
写真：モノホシ ダン
地図を見る天平七夕行列のおすすめの撮影チャンスは、朱雀門前に勢ぞろいした時です。朱雀門前では撮影タイムをとってくれますので、ライトアップされて荘厳な朱雀門や第一次大極殿を背景に写真を撮ってみましょう。
いかがでしたか。ほかにも、2023年の「天平たなばた祭り」では、トークショーや、「天平ビアガーデン」、「天平かき氷祭り」などのフードイベントも行われます。幻想的な夜の平城宮跡で、過ぎゆく夏を感じながら祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2023年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/25更新)
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