奈良「天平たなばた祭り〜平城京天平祭・夏〜」で過ぎ行く夏を感じよう!

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奈良「天平たなばた祭り〜平城京天平祭・夏〜」で過ぎ行く夏を感じよう!

奈良「天平たなばた祭り〜平城京天平祭・夏〜」で過ぎ行く夏を感じよう!

更新日:2017/08/12 17:13

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

奈良・平城宮跡で行われる平城京天平祭は、2010年の平城京遷都1300年記念事業から2011年に平城京天平祭に名称変更されたものです。春はゴールデンウィーク、夏は8月、そして秋は11月と年3回開催されていて夏は「たなばた」をテーマに夜の平城宮跡で「燈火会@大極殿」や「天平七夕行列」などの灯りと光の幻想空間を楽しめます。また同時に過ぎ行く夏の終わりを感じる「天平たなばた祭り」に行ってみませんか?

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「バサラ祭」が同時開催されることも

「バサラ祭」が同時開催されることも

写真:モノホシ ダン

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2017年「天平たなばた祭〜平城京天平祭・夏〜」の開催期間は8月25日(金)〜27日(日)です。会場のアクセスは近鉄「大和西大寺」駅またはJR「奈良」駅から無料シャトルバスを利用するか、大和西大寺駅の南口から会場までの徒歩ルートになります。所要時間はシャトルバス、徒歩とも片道約15分です。

無料シャトルバスは近鉄「大和西大寺」駅の南側駅前広場または JR「奈良」駅西口ロータリーから会場行きが15時〜20時までで、会場発の最終はそれぞれ21時30分です。

写真は平城宮跡を走る近鉄の「朱雀門踏切」です。平城京遷都1300年祭に新設された踏切で、外国人観光客が「こともあろうに世界遺産の中を電車が走っている」といちばん驚く光景です。踏切にはガードマンが配置され8時30分から17時までしか通行できません。天平祭の開催期間中は延長され開催時間中の通行が可能です。

奈良県は近い将来の近鉄線の平城宮跡外へのルート変更を発表したためこの珍しい光景ももうすぐ見納めになるかも知れません。

「バサラ祭」が同時開催されることも

写真:モノホシ ダン

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「天平たなばた祭り〜平城京天平祭・夏〜」では「バサラ祭りin天平祭」が開催されることがあります。2017年の開催予定は8月26日(土)の16時〜19時までです。踊り隊の趣向を凝らした衣装とダンシングパフォーマンスを楽しみましょう。

「バサラ祭」が同時開催されることも

写真:モノホシ ダン

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パフォーマンス終了後は、踊り隊の方が記念撮影に応じてくれることもあります。いろいろなリクエストにも応えてくれたりもします。ジャンプして写真を撮るのも流行りましたね。

圧巻の燈花会@大極殿、燈火会@朱雀門

圧巻の燈花会@大極殿、燈火会@朱雀門

写真:モノホシ ダン

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「天平たなばた祭り」を代表する光景のひとつは第一次大極殿前の燈火会です。祭りの名称は、奈良時代に旧暦の7月7日(現在の8月頃)に平城宮で盛んに行われた祭りに依っています。大極殿前では天の川をモチーフにした約1万本のロウソクの柔らかな光が大極殿を包み込みます。平城宮最大の宮殿である第一次大極殿は平城京遷都1300年事業にあわせ2010年に約180億円の費用をかけて復元されました。

材木はすべて国産のヒノキやケヤキで、国産の木材だけを使った大規模建造物としては最後のものになるだろうと言われています。高さは約27mで使われた屋根瓦は約9万7千枚にも及びます。

圧巻の燈花会@大極殿、燈火会@朱雀門

写真:モノホシ ダン

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2017年には平城宮跡の朱雀門の北側でも「燈火会」が実施されます。朱雀門は平城宮の正門で、約34億円の費用をかけて1998年に復元されました。高さは約22mで夜間は毎日ライトアップされています。

ミラーボーラーやウォーターアートプロジェクションも楽しい

ミラーボーラーやウォーターアートプロジェクションも楽しい

写真:モノホシ ダン

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灯りと光を楽しむ幻想空間では、ほかにも第一次大極殿前の「宇宙のキラメキ・インドラの網:ミラーボーラー」があります。これは奈良時代に大陸より伝来した仏教の概念「インドラの網」を具現化したものです。インドラとは帝釈天のことで、インドラの宮殿にかかっている網の結び目にはそれぞれ宝珠がついていてめいめいの宝珠の中には宇宙が収まっているという深遠なものです。

ミラーボーラーやウォーターアートプロジェクションも楽しい

写真:モノホシ ダン

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さらに第一次朝堂院では「ウォーターアートプロジェクション」が。涼を呼ぶウォータースクリーンに投影される幻想映像を楽しめます。映像は、奈良時代の遣唐使「阿倍仲麻呂」の人生をモチーフにした「月」などです。阿倍仲麻呂は約35年ものあいだ中国にいて官途に就き累進し、約70歳で日本への帰国を果たせぬまま中国で客死した人物です。

百人一首にもある仲麻呂の歌「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも」は故国への望郷の念を歌ったものとして有名ですね。

祭りのクライマックス「天平七夕行列」

祭りのクライマックス「天平七夕行列」

写真:モノホシ ダン

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「天平たなばた祭り」のクライマックスと言えるのが「天平七夕行列」です。2017年の開催日時は8月25日(金)と27日(日)の2日間で時間は18時30分〜19時30分頃までです。スタート地点は第一次朝堂院で、会場内を時間をかけてゆっくりと進みます。

祭りのクライマックス「天平七夕行列」

写真:モノホシ ダン

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天平七夕行列は万葉集に出てくる「天の海」「星の林」のロマンチックな歌の世界観を灯りと光で演出したものです。参加者はボランティアの方で、女性貴族15名、男性貴族10名、白丁(はくちょう)28名で編成されます。

祭りのクライマックス「天平七夕行列」

写真:モノホシ ダン

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天平七夕行列のいちばんの撮影チャンスは大極殿を背景に勢ぞろいした時です。行列は第一次朝堂院〜大極殿〜平城宮跡資料館前と移動します。移動している行列をブレずに撮影するのは暗いこともあって至難の技です。大極殿前では撮影タイムをとってくれますので、ライトアップされて荘厳な大極殿とともに撮ってみましょう。

ほかのイベントも楽しみたい

いかがでしたか。本文ではご紹介できませんでしたが、会場内の第一次朝堂院の特設ステージでは「中国二胡の演奏」「太鼓×映画SONG×BMX」「スタジオジブリJAZZ」(いずれも8月25日)、「石見神楽」(8月26日)、「高千穂の夜神楽」(8月27日)などが行われます。メインのイベントとともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/28 訪問

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