1000匹の魚と遊ぼう!越前松島水族館「じゃぶじゃぶ海水プール」

1000匹の魚と遊ぼう!越前松島水族館「じゃぶじゃぶ海水プール」

更新日:2024/04/26 17:13

旅人間のプロフィール写真 旅人間 はらぺこライター、旅ブロガー
福井県にある「越前松島水族館」をご存知でしょうか?ここは日本海に面する小さな水族館。しかし他の水族館とは一味違う面白さを持っています。例えば、その一つとして館内の「じゃぶじゃぶ海水プール」は海の魚が約20種類、約1,000匹が泳ぎ、そこで水遊びやエサやりが出来るユニークな内容。多くの魚と一緒に泳ぎ遊ぶ経験は子供さんに超オススメ!夏の越前松島水族館は水着を忘れずに持って行きましょう。

越前松島水族館にある「じゃぶじゃぶ海水プール」

夏休み、もしくは暑い日に福井県を旅行するなら「越前松島水族館」がおすすめです。そして子供さんが一緒の場合は水族館に水着を持って行きましょう。それは、ここには魚にエサをあげながら、プールで遊べる「じゃぶじゃぶ海水プール」があるからです。

一般的なプールのように浮き輪を持って遊ぶのとは異なり、どちらかと言えば水遊び的な子供向けプール。屋根があり直射日光は遮り、水深も浅い。水族館に着いてスグ遊ぶよりも、出来れば一通り見終わった最後に立ち寄るのが良い。そんなプールですが、世界中探しても他では滅多にお目にかかれないユニークな内容となっています。

越前松島水族館にある「じゃぶじゃぶ海水プール」

写真:旅人間

このプールは海水で、最大の特徴は魚と一緒に泳ぐことが出来ます。正確に言えば泳ぐと言うより、海の魚と一緒に触れ合えるプールと言った感じです。ただし、ここでは魚を追いかけたり、捕まえたりすることは出来ません。

越前松島水族館にある「じゃぶじゃぶ海水プール」

写真:旅人間

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海水プールで泳ぐ魚たちは約20種類で約1,000匹も!

プールの水深は手前から20センチ、35センチ、50センチと三段階。どの場所も魚でいっぱい。例えるなら、まるでお祭りの金魚すくいの水槽を見ているかのような多さです。

ここにはイシダイ・メジナ・マダイ・フグ・アジ・スズメダイ・カワハギなど、目の前の日本海で泳ぐ魚たち約20種類で約1,000匹も。確かに「なんじゃこりゃ〜」と叫ぶ子供はいても、「お魚さんどこ?」なんて口にする子供は一人もいません。とにかく凄い数の魚です。

海水プールで泳ぐ魚たちは約20種類で約1,000匹も!

写真:旅人間

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子供大喜び!魚にエサやりも出来る珍しいプール

このプールでは魚たちへのエサやりも出来ます。エサは小エビで1ケース100円。これがとっても面白く、プールの中に入るのであれば、少なくとも1度はエサをあげておきたい。

ちなみに、「じゃぶじゃぶ海水プール」は特に夏限定と言うワケではありません。秋から春にかけては水温が低くなりますので、水遊びは気候や気温によって4月頃から10月頃までは可能と言った感じでしょうか。ただし、プール内には常に魚がいて、エサやりは一年中楽しむ事が出来きます。

子供大喜び!魚にエサやりも出来る珍しいプール

写真:旅人間

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魚たちは知っている!誰がエサを持っているのかを…。

このプールに入るエサを手にすると、魚たちがドンドン近づいて「ボクに頂戴!」と言わんばかりにエサを手にする人を取り囲みます。とは言え、プールの中に子供達の数が多い時は、それほど寄っては来ません。やはり人が多いと魚は分散してしまいます。

しかし、逆に他に人が誰もおらずプールに一人の場合は、エサを手にする人の周りに黒い輪が出来るほど魚が集まり、エサをあげる本人も、写真を撮る親もちょっと感動的な光景になります。この黒い輪状態を体験したいなら、夕方の4時や5時頃が狙い目です。

魚たちは知っている!誰がエサを持っているのかを…。

写真:旅人間

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もし水着を忘れた場合でも、ズボンの裾を巻くってプールに入り、水深の浅い場所を歩きながら魚へのエサやりでも十分に楽しめます。ただし子供は間違いなく全身びしょ濡れになるので、せめて着替えは必要でしょう。もちろん、無料のシャワーと更衣室も完備されています。

子供達の中には水中眼鏡をつけて、プールの中を観察している姿も見かけます。そこまで準備が出来ていたらもう完璧!水族館の水槽のガラスを通して見るだけでなく、水中眼鏡を通して沢山の魚を見る経験は良い思い出になる事でしょう。ここは本当におすすめです。

魚たちは知っている!誰がエサを持っているのかを…。

写真:旅人間

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みて・ふれて・楽しく学べる!越前松島水族館

福井県坂井市三国町にある「越前松島水族館」は、”みて・ふれて・楽しく学べる水族館”をテーマに様々なイベントが開催されています。例えば、「アザラシとのふれあいタイム」「ウミガメへのエサやり」「イルカショー」「ペンギンお散歩」など。

また水族館のすぐ横は日本海の浅い磯場で、岩場での「磯の生物観察会」なども実施され、自然に生息している生き物を水族館スタッフと一緒に探したりするイベントもあります。小さな水族館ですが、ただ魚を見るだけでなく、色んなことが体験出来るステキな水族館。家族旅行には最適ですよ。

みて・ふれて・楽しく学べる!越前松島水族館

写真:旅人間

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最後に…。

今回紹介致しました「じゃぶじゃぶ海水プール」は「越前松島水族館」の中にありますので水族館の入場料は必要です。プールを利用する追加料金は必要ありません。ただしエサ代は1パック100円かかります(金額は2017年8月現在)。

尚、プールの中には危険な魚は入っていませんので安心して遊べますが、エサを手にしている時だけ、エサのあげ方によっては、気の早い魚がパクッと噛む場合があるので注意しましょう。監視員は7月13日〜15日および7月20日〜8月25日だけとなりますので、子供さんが一人で遊ぶことは決して無いようにして下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/25 訪問

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