冬だから!地獄谷温泉のスノーモンキーに会いに行く!

冬だから!地獄谷温泉のスノーモンキーに会いに行く!

更新日:2014/02/10 15:53

LUIのプロフィール写真 LUI アマチュア写真家
長野県の地獄谷温泉とはあの有名な温泉に入るお猿さんがいる場所です。とある旅行サイトでも外国人が行きたい日本の観光地ランキング7位にランキングされました。お猿さんが温泉に入る珍しい場所、地獄谷温泉の行き方と私なりの楽しみ方を紹介いたします。

地獄谷野猿公苑へのアクセスは?

地獄谷野猿公苑へのアクセスは?

写真:LUI

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そもそも地獄谷温泉ってどこ?って方もいるのではないでしょうか?
地獄谷温泉は長野県の山内町にあります。私が選んだアクセス方法は長野駅から出ている長電バスの急行志賀高原行で上林温泉口まで行き(約40分ほど)、そこから林間道を歩いて30分ほどです。写真にある階段と入口付近の階段以外はすべて整備された平坦な道ですが。雪山に違いはないので歩きやすい靴は必須といえます。
地獄谷温泉間近には駐車場はなく、少し歩くことになります。そのほかにもアクセス方法はあるので、詳しくは下記[MEMO]の地獄谷野猿公苑HPをご参照ください。

雪の林間道を歩いていく

冬季の地獄谷温泉の行き方は前述したように雪の林間道を歩くコースになります。
コースは平坦な一本道が続いており、雪山をゆっくり歩きながら楽しみたい方にもオススメのコースになっています。周りの自然を感じながら歩くのは大変気持ちがいいです。
ところどころに案内板が出ているのも初めての方にも安心です。運が良ければカモシカなどの動物に出会えるかもしれません。

雪の林間道を歩いていく

写真:LUI

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いざ!雪猿!

いざ!雪猿!

写真:LUI

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歩くこと約30分、目的地の地獄谷野猿公苑に到着します。
お待ちかねのスノーモンキー、雪猿です。
ニホンザル以外にこのような寒い土地に棲むサルはいないそうです。
そして、その中でも温泉に入る猿は世界でもここだけとか。ヒトと同じようにゆったりと温泉を楽しんでいるのをみるとこちらもほっこりとした気分になれます。雪見風呂、いいですね。
地獄谷野猿公苑のお猿さんたちは冬の寒い中エサ待ちの時間に偶然子ザルが温泉に入ってそれをまねるように他のお猿さんたちも温泉に入るようになったそうです。

温泉につかるお猿さん

しばらくすると体が冷えてきてますので休憩がてら小屋に戻って、暖房で温まってください。少し時間がたつと先ほどとは違ったお猿さんが温泉につかっていてまた新たな一面が観察できるチャンスが訪れます。
さて、見ていてあったかそうだけど湯あがりにすごく寒い思いをするのでは?なんて単純な疑問が思い浮かんでしまいますが、全身を毛に覆われた動物は汗腺が少なく、汗をあまりかかないために、急激な体温変化は起こりにくいとのこと。また、寒冷地適応で体の末端の毛細血管が収縮し体温を奪われない機能が発達していて、サルはヒトと比べると湯冷めをしにくいと言えるそうです。

温泉につかるお猿さん

写真:LUI

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地獄谷温泉に立ち寄り湯

温泉につかるお猿さんを見ていたら寒い山の中で体も冷えたし温泉に入りたくなりますよね。そのようなときには地獄谷温泉の後楽館さんがあります。
地獄谷野猿公苑から歩いてすぐのところにあり、入口の目の前には噴泉が吹き出していて風情があり冬の時期には温泉好きにはたまらない雪見露天になります。また、他の場所とは違い、目の前にお猿さんが現れ、お猿さんに見守られながらの入浴となることもあります。着替えは建物内におけるので安心です。立ち寄り入浴の時間は12:00〜15:00となっています。
詳しくは下記[MEMO]の後楽館HPをご参照ください。

地獄谷温泉に立ち寄り湯

写真:LUI

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おわりに、守るべきこと。

動物相手ですので野猿公苑では野猿公苑のルールに従ってください。
そして、場所は雪山ですから帰りの時間には絶対に気をつけてください!どこの山とも一緒で平地とは違い山に囲まれている分暗くなるのも早いので下山時間を意識しながら楽しんでください。遅くとも日没30分前には麓の上林温泉には着いておきましょう。暗くなると人通りも少なく、視界も悪くなるのでなにかあった時に大変危険です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/29 訪問

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