写真:結月 ここあ
地図を見る四季折々情緒豊かな京都は、国内外を問わず人気の観光地ですね。特に嵐山は「京都といえば嵐山!」という答えが返ってくるほどの人気エリア!春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬には雪景色と季節ごとに表情をかえる姿が美しく、訪れる人を魅了します。
写真:結月 ここあ
地図を見る保津川に架かる全長250メートルの渡月橋は、平安時代に橋を架けたのが始まりといわれています。第90代亀山天皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と述べたことから、渡月橋と名付けられました。
写真:結月 ここあ
地図を見るその渡月橋のたもとに、京の人気蕎麦処「嵐山よしむら」が監修した「豆腐料理松ヶ枝」があります。明治時代の日本画家、川村曼舟(かわむらまんしゅう)が画室を構えていたところで、北大路魯山人や山本春挙など多くの文化人が集っていた、由緒ある邸宅でした。
門には、北大路魯山人によって「撫松」と書かれた看板がかかっています。
写真:結月 ここあ
地図を見る「松ヶ枝を 撫でつつ月の 渡りけり」と、日本画家の山元春拳が詠んだ句にちなみ、松ヶ枝という店名になりました。敷地内には人気の手打ち蕎麦「嵐山よしむら」と、きもの和雑貨「布遊びよしむら」もあります。
写真:結月 ここあ
地図を見る店内からは、京都らしい美しい庭園と四季折々に美しい嵐山や、大堰川(保津川)の畔を眺めることもできます。
写真:結月 ここあ
地図を見る明治時代の雰囲気を残した茅葺屋根の店内は、季節によっては窓があけ放たれて、庭園も眺められます。渡月橋の喧騒もどこへやら…。
写真:結月 ここあ
地図を見る個室もいくつかあって、予約可能です。
写真:結月 ここあ
地図を見る先ほどの庭園も目の前に見え、落ち着いた雰囲気です。
写真:結月 ここあ
地図を見る文人たちにも愛された中庭は、お洒落なテラスになっています。
写真:結月 ここあ
地図を見る京都というとお料理は高いイメージがありますが、湯豆腐のコースは、雅2130円・宴2778円・松ヶ枝3241円の3種類があって、良心的な値段。その他、生麩田楽や季節の天ぷらなどの一品料理や甘味もあります。
写真は、湯豆腐の雅のコースで2130円。 先付は生麩・湯葉・ジュンサイ・筍を炊いたものに豆乳スープと、どれも優しいお味です。松ヶ枝のコースには、ご飯のかわりに人気蕎麦処「嵐山よしむら」のざる蕎麦が出ますので、豆腐と蕎麦の両方を楽しみたい方にはお勧めです。
写真:結月 ここあ
地図を見る国産大豆と京の水が生きた豆乳を使った手作り豆腐は、 香りのよい蕎麦豆腐と宇治の抹茶を加えた抹茶豆腐の2種が、市松模様になっていて、見た目も食欲をそそります。
お好みで湯豆腐を、手桶冷やし豆腐にすることもできますよ。
写真:結月 ここあ
地図を見る最後は、香りのよい蕎麦の実ちりめんご飯と、京のおつけもの各種。雅コースの2130円でも、満足できる内容です。
京料理を食べようと思うと、敷居も高くそれなりにお値段も高いところがある中で、「豆腐料理松ヶ枝」は、歴史ある邸宅で、美味しい豆腐料理がリーズナブルに食べられます。渡月橋からもすぐというロケーション。暑い季節は冷やし豆腐を、寒い季節には湯豆腐をと、京都の美味しい豆腐を食べにいらっしゃいませんか。
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(2024/3/29更新)
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