ビブグルマン認定「星期菜」“香港ハイティー”で福岡発アフタヌーンティーを

ビブグルマン認定「星期菜」“香港ハイティー”で福岡発アフタヌーンティーを

更新日:2017/08/08 09:19

福岡発、予約困難の人気店「星期菜 (セイケイツァイ)」。ミシュランガイドでビブグルマンに認定され、その実力が保証された名店です。天神“水上公園”にある系列店「星期菜NOODLE&CHINOIS」の“香港ハイティー”は、地元食材×シノワズリ×香港スタイルにこだわる星期菜流アフタヌーンティーメニュー。福岡グルメを追求したいなら、ここは是非押さえておきたいところ。その魅力のメニューをご紹介します。

西中洲に浮かぶ船「SHIP’S GARDEN」を目標に

西中洲に浮かぶ船「SHIP’S GARDEN」を目標に
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地下鉄「天神駅」から徒歩で5,6分、天神橋かかる那珂川の中洲地帯にガラス張りの建物が見えてきます。この中洲地帯の始まり、水上公園の上に建つ「SHIP’S GARDEN」。船をモチーフにした建物で、三角州に沿う様に建てられた三角の建物が独特なフォルムです。

屋上はパークヨガなどのアクティビティ、公園のデッキステージはイベントにも利用される福岡の新名所。

西中洲に浮かぶ船「SHIP’S GARDEN」を目標に
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1階には“世界一の朝食”で有名な「bills」が入り、この2階に今回ご紹介する「星期菜NOODLE&CHINOIS」があります。緩やかな階段を登ると那珂川のリバービューと川を抜ける風が心地良い空間に。

星期菜は、この水上公園からほど近い博多区須崎町の「CHINESE KITCHEN 星期菜」が始まり。口コミで話題が広がり3ヶ月先まで予約が取れないほどの人気店です。その味自慢の香港料理をベースに、カジュアルな麺料理からフレンチのシノワズリスタイルまでという様々なシーン対応と包容力のある、水上公園の星期菜。

地元発の名店とあって、近くのオフィスのOLやビジネスマンはもちろん、この福岡の名店を目指して県外からも「ここならではの味」を求めて多く人が訪れます。

今日はカジュアルに?フォーマルに?

今日はカジュアルに?フォーマルに?
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店内は、麺やアフタヌーンティーなどを楽しむカジュアルエリアと、少しドレスアップしたフレンチスタイルで香港料理をいただくフォーマルエリアに分かれています。フォーマルエリアは、リバービューの個室やソファースタイルの席もあり、夜のシーンにぴったり。

広いガラス窓からの明るい陽射しとダークトーンの内装で、上質でありながらも肩の力を抜いた「お茶の時間」がゆったり楽しめる造り。カウンターに目線高く配置された、水出し茶の抽出器。夜コースのウェルカムドリンクのため7時間かけて抽出されるというお茶と、ガラス器の清々しい眺めが目を惹きます。

“香港ハイティー”は銘茶と蒸し點心から

“香港ハイティー”は銘茶と蒸し點心から
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“香港ハイティー”は、15時から17時までのアフタヌーンティーメニュー(1,800円)。中国茶、蒸し点心に、中国の茶棚に並べたフィンガーサイズの飲茶、季節のデザートがセットになっています。

香港といえば、やはりそのハイクオリティーな中国茶を楽しみたいものです。プ―アール茶、ジャスミン茶、凍頂烏龍茶などお馴染みのものから、お茶好きに人気の白牡丹、龍井茶などからお好みで選ぶことができます。

白牡丹は、中国茶の若い1芯2葉の茶葉から作られた白茶。茶葉の白い産毛が特長の白茶で、製造工程によりその甘みと爽快感にコクも感じられるもの。紅茶のオレンジペコでよく耳にするペコ(Pecoe)は、この中国茶の産毛「白毫」の福建語発音がルーツとも言われる、そんなエピソードと崇高感を味わえるお茶です。

龍井茶は、中国緑茶の代表格。爽やかな甘みと清々しい余韻があり、クセが無いのでお料理の味の邪魔をしません。3、4煎と淹れても美味しくいただけるので、ゆったりとしたアフタヌーンティーにぴったりのお茶ばかりです。

オーダーの際に目当てのお茶が無ければ、好みだけでなく、カフェインフリーのお茶などのリクエストもできます。スタッフの丁寧な説明とセレクションで頂くお茶も一興です。足し湯もされるので、是非その味の変化も楽しみましょう。発酵茶、白茶、緑茶にはそれぞれ身体に良い効能があるので、ゆっくりじんわり、体のリフレッシュを。

“香港ハイティー”は銘茶と蒸し點心から
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お茶を楽しむ間に運ばれてくる、蒸し立ての点心。さすが日本有数の漁場、玄界灘に面した海鮮自慢の福岡、一口の中に新鮮な海鮮と干し食材の濃厚な風味、様々な食感が凝縮されています。見た目だけに走らない実力に納得の味。ひと手間かけられた香り高い調味料と共に頬張れば、一口で満足できます。

香港ハイティーの主役「茶棚の芸術」

香港ハイティーの主役「茶棚の芸術」
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これが、このメニューの主役。茶棚に並べられたフィンガーサイズの飲茶。素敵!スゴい!カワイイ!と思わず声が上がります。甘味、塩味、冷たいもの、温かいもの、さっぱり、濃厚…様々な口の中の展開を楽しむ芸術品。

その美味しい変化を楽しむために、この時だけはお喋りをしながらも、熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに、同時進行をおススメします。

香港ハイティーの主役「茶棚の芸術」
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まだ終わらない!ビブグルマン認定の実力

まだ終わらない!ビブグルマン認定の実力
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茶棚が片付けられても、これで終わりではありません。シノワズリのカケラ、フレンチスタイルの装いで運ばれてくる最後の2品(写真は、マンゴーとココナッツのデザート)。香港スタイルを味わっていた時間をここで少し変化させるのも、星期菜ならではのテクニック。

そして、このボリュームで随分お腹が満足していることに気付かれることでしょう。インスタ派にも、質量重視派にも満足できるこの構成に、女性はもちろん、“ひとり優雅時間”を求めて男性が出入りするのも納得です。そして、これらがこの価格で…ビブグルマン認定の所以、参りました、という瞬間を味わって。

これらの品々で足りない、もう一品食べたいという方は、このセットに加えて麺飯類をプラスすることもできます。これもまたどれも魅力の本格派メニュー。関連MEMOリンクの公式ページで、そのメニュー内容をご覧ください。

福岡発ミシュラングルメ“香港ハイティー”を、水上公園「星期菜」で!

福岡の予約困難店「星期菜」の上質なアフタヌーンティーメニューをご紹介しました。福岡発そして地元食材をミシュラン級に上質に、ビブグルマン級にお手頃に味わう、そんな福岡グルメの追求を是非!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/01 訪問

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