「函缶(KANKAN)」を作ることができるのは、函館空港国内線ターミナルビル2階にある土産店の「函と館」です。北海道は缶詰工場発祥の地。函館も北洋漁業として発展し、製缶の街として栄え、今も鮭缶や蟹缶の工場があります。
「函缶(KANKAN)」はそんな街ならではの発想から生まれた缶詰のお土産プレゼントです。
お土産の缶詰って何?どうやって作るの?「函缶(KANKAN)」のことをもう少し詳しくご紹介しましょう。
函缶(KANKAN)の包装紙には、函館名物のイカや青函連絡船、赤煉瓦などのモチーフが散りばめられています。一見、お土産らしい雰囲気の缶ですが、缶の中は空っぽです。決められたお土産が入っているわけではありません。
函缶(KANKAN)は、「函と館」の店頭にあるお好みのお土産アイテムを詰め、その場で手巻きの製缶機を使い、自分でオリジナル缶詰を製作するものです。
つまり函缶(KANKAN)は、「函と館」で自分で作るお土産の缶詰で、缶がギフトパッケージということです。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る「函缶KANKAN」を作るには、まず大小2種類あるサンプル缶に、試しにお土産がどのくらい入るか、その大きさを実際に確かめましょう。缶の大きさを確認し、お土産に使用する缶が決まったら、用意されている新しい缶の中に、店頭の函缶コーナーにあるお土産を自分で選んで詰めていきます。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る中身を詰めたらそのままスタッフに申し出ます。缶の値段と入れた個々のお土産の値段の合計が、ひと缶の代金です。どんなサイズのお土産を、どう入れるかは、あなたのセンスと腕次第ですよ!
ちなみに缶は、大缶が200円、小缶は150円というリーズナブルなお値段です。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る缶の中身を入れたら、お店のスタッフに声をかけましょう。手巻きの製缶機に蓋をする準備ができたら、さぁ、缶詰作りにチャレンジです!
まず製缶機の取っ手を握り、レバーを両手で掴み、押さえます。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る蓋を押す手はそのままに、もう片方が握っている手前のレバーをそっとグルグル回すと、ゆっくり缶が一周していき、だんだん缶詰の蓋がとじていきます。
オリジナル缶詰のできあがりです!
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る製缶機がセットされればとても簡単で、小さい子どもたちでも、力が弱い女性でも、手軽に缶詰を作ることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
ひとりひとり違った中身のオリジナル缶詰は、プレゼントに最適!きっと喜ばれることでしょう。メッセージカードもあるので、函館の思い出のひとことを添え缶の中に忍ばせて、お土産に届けてみてはいかがでしょうか。
お土産のアイテムの数はなんと約450品目!北海道の道南地域の食品や工芸品が集められた店内の「函缶KANKAN」コーナーには、函館オリジナル土産がいろいろ並んでいます。
「函館熊みくじ」は、熊がおみくじをくわえるキュートな姿が人気のおみくじです。缶でもおみくじでも、いろいろ楽しめるお土産です。
なんと、おみくじのお告げは函館弁!さぁ、気になるお告げは…?
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る函館市企業局のチョロキューや函館ミルクキャラメルは、子供たちへのお土産に喜ばれることでしょう。他にもイカの燻製やイカ徳利、トラピストバターや焼き菓子など、どのアイテムも函館を代表するお土産ばかりです。
ほかにも藩公への献上品として、指を汚さずに糸を回し切りしていただく「五勝手屋丸羊羹」。ハンバーガーで知られるラッキーピエロの布巾や、蚊帳生地で作られたご当地函館手ぬぐいなどは、缶の中にも納まりやすく、おすすめの函館土産です。
缶の中には、好きなだけぎゅっと押し込んで詰めても、1個だけ詰めてもOKです。
何を入れようか、商品を選ぶのに迷うかも!
お土産選びもきっと旅の楽しい思い出になることでしょう。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る「函と館」は函館空港ビルデングの中堅若手社員が中心となり、企業の支援を受けて発足したプロジェクトがその始まりです。「空港は旅行者と地域の出会いの場」。お土産を媒体に街の魅力を再発信する場所として位置づけられています。
まさに旅行者と地域をお土産で繋ぐ「函缶(KANKAN)」。それを作ることができるのは、函館空港の「函と館」だけです。缶に詰める、缶を作る(封缶)、そして缶を開けるという、いろいろ楽しめるおみやげはここでしか買えません!
函館山のハコは崖を、タテは丘という対になるものを意味しています。修道院は「トラピスト(男性)」と「トラピスチヌ(女性)」、表夜景と裏夜景など等、函館には「対」になるものがたくさんあるといいます。
そこで「函と館」では、毎月22日は「対の日」として、「珈琲とお茶」「熊といか」「硬と軟」といった、対になるお土産を集めて紹介しています。
こちらの気になる企画も見逃せません!
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(2024/4/24更新)
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