成田山新勝寺のご本尊は、真言宗の開祖、弘法大師空海が自ら祈りを込めて彫り上げたという不動明王。歌舞伎役者の市川團十郎丈が成田屋の屋号を名乗り、不動明王が登場する芝居を打ったことで、庶民にも広く親しまれることになりました。平成30年には、開山1080年という節目を迎える、都心に近いパワースポットです。
そんな霊験あらたかなお寺を見て回りながら、各御堂の御本尊のご朱印がいただける「ご朱印巡り」がおすすめです。大本堂で「不動明王」、光明堂で「大日如来」、釈迦堂で「釈迦如来」、出世稲荷で「荼枳尼天」、平和の大塔で「薬師如来」「不動明王」と、御堂に手を合わせていただく墨書には、それぞれに味わいがあります。
歩く距離は30分程度ですが、広大な敷地を散策することになるので、夏場の参詣には日焼け止め必携です!また、大本堂で日々行われている御護摩祈祷や大伽藍、平和の大塔の五智如来、1712年に建立された重要文化財指定の三重塔など、見所も満載!また、境内には東京ドーム約3.5個分という広大な公園があります。四季折々の草花を見ながら、ゆっくりお散歩する半日コースもいいですね!
歴史について知りたいなら、「成田ボランティアガイドの会」に申し込んで行くのもいいかもしれません。成田山の歴史を熟知した専門のガイドさんが、無料で案内してくださいますよ。
成田山参道には、有名なうなぎ屋さんが密集しているのをご存知でしたか?成田山は、利根川と印旗沼に挟まれたうなぎの産地でもあります。うなぎを食べる習慣は江戸時代からですから、成田山参詣後に、滋味溢れる食事をとるのは、その頃からの習慣ですね。
さて、数あるお店の中で、今回オススメするのは、総門脇にある江戸時代創業の老舗「駿河屋」さん。必ず、口コミサイトなどでトップ3に入る名店です。うなぎを捌いたり、備長炭に火を起こしたりする姿を、参道から見ることができます。タレの甘く香ばしい香りに吸い込まれるように店内へ。
1Fはテーブル席、2Fはお座敷大広間席です。ぜひ、2Fの窓側のテーブル席をリクエストしてみて!注文してから調理するため、30分ほど待つことになります。参道のゆるやかな坂に立ち並ぶ古い町並みを眺めながら、ゆったりとうなぎが焼き上がるのを待ちましょう!
駿河屋さんが提供するのは、口の中でとろけてなくなる幻の「共水うなぎ」です。大井川の南アルプス伏流水と厳選された飼料によって育てられた養殖うなぎですが、薬品類は一切使用していないのが、女子にもオススメのポイント!
厳選された下総醤油と三河の白九重味醂と氷砂糖でつくられた秘伝のタレが、うなぎと絶妙に絡み合う!ぜひ、あなたの舌で味わってみて!
帰り道の商店街では、竹籠や、ザル、せいろ、たわしなど伝統工芸品のお店もたくさんあります。
身体も心もキレイになったオトナ女子には、本物を持つ資格があるはず。旅の思い出にひとつでいいから、職人さん手作りアイテムを手に入れてみては?
霊験あらたかなお寺と、滋味溢れるジューシーうなぎで、パワーチャージ!
あなたの女子力アップは、こんな週末旅からはじまります。いざ、お気に入りのご朱印帳を持って成田山へ!
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(2024/4/20更新)
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