この街に立ち寄るパッケージツアーはたくさんありますが、日程をよく調べてみると、ロマンチック街道を南下する途中で2、3時間立ち寄る日程のコースがほとんどでしょうか。ドイツをあちこち見て回りたい日程ですと、どうししてもこの街にかけられる時間が限られてしまいます。2、3時間、昼食時間を含めてストップして次の街へ出発してしまいます。なんとももったいない日程です。
写真ポイント1:地図上の通りから南に向かって
城壁に囲まれた中世の街並みは、どこを見ても絵になる風景です。ご覧の街の中心マルクト広場の周りをぶらぶらして、ランチもとって、となると、ゆっくりこの可愛らしい街を散策できる時間もありません。花で飾られた旧市庁舎の塔に登れば、赤い屋根が続くまさに絵本のような街並みも一望できるのですが、そんな時間もあまり取れないようです。
写真ポイント2:マルクト広場
夕日に照らされるお城へと続く家並み。ここは中世の頃ローテンブルクで一番お金持ちが住んでいたメインストリート、ヘレンガッセ=旦那通り、とでも言うのでしょうか、この通りの先に見えている塔がお城の入り口です。
写真ポイント3:地図上のヘレンガッセからお城の塔の方面へ向かって
そしてお城に入って、その庭園のテラスから眺める夕暮れの街並み。赤い屋根が夕日に照らされて一層輝いているようです。
写真ポイント4:ブルク公園内の城壁より
街の灯りがポツポツつき始める夕刻、人通りも少なくって静かな時間が訪れます。日本人グループもよく使うホテル、ティルメンリーメンシュナイダー・ホテルの前の通りです。
写真ポイント5:ゲオルゲン門からマルクト広場へ向かう途中
ローテンブルクと言えばこの風景が必ず出てくる有名写真スポットで、プレーンラインと呼ばれています。昼間は写真撮影の観光客で賑わっていますが、夜になるとご覧のよう人影もまばらで寂しいくらいです。
写真ポイント6:地図上のポイントから
昼間見たマルクト広場も夜になるとご覧のように静かでロマンチックな表情に変わります。夏の宵は10時すぎでもご覧のように薄明るく、爽やかな夏の夜の風景です。冬はこの広場にクリスマスツリーやクリスマス市がたち、またそれは夏の風景と違ってロマンチックです。
写真ポイント7:マルクト広場
マルクト広場の市庁舎脇に立つ木骨組が美しい建物。一階は薬局になっています。
写真ポイント8:マルクト広場
ヨーロッパの街を朝散歩していると、遠くで教会の鐘の音が聞こえて来ますが、この日の朝も正に聖ヤコブ教会の鐘の音が響いていました。これも宿泊した日程だからこそ味わえる風景でしょうか。
写真ポイント8:教会脇の広場
旧市街を取り囲む城壁ですが、ご覧のように歩くことができますが、朝この城壁を歩いていると、旧市街の観光ポイントの街並みと違った、地元の人々が暮らすエリアが見られます。
提供元:Akzent Hotel SCHRANNE
http://www.hotel-schranne.de/ja/■おすすめ交通手段
個人旅行でロマンチック街道を観光する場合のポイントをご案内しておきましょう。まず移動手段ですが、街道沿いに小さな田舎の村が点在していますので途中の町や村に寄って運行されているロマンチック街道バスを使うのが一番効率的に移動できるでしょう。フランクフルトからフュッセンへ向かう南下ルートとその逆の北上ルートが一日一便運行されています。
このバスを日本で予約できる会社は数社ありますので、「ロマンチック街道バス 予約」で検索すると数社でてきます。詳しいスケジュール、運行時期や発着時間など各サイトでご確認ください。
ちなみにフランクフルトから乗る場合、朝8時にフランクフルトの中央駅を出発して、ヴュルツブルクに立ち寄ってからローテンブルクへ到着するのがお昼12時30分。翌日ローテンブルクからフュッセンまでのバス出発時間がお昼1時です。
バス発着は街の北側、Shrannenn Pl. シュランネ広場になります。
■おすすめホテル
バス発着の広場にあるのが、ご覧のAkzent Hotel SCHRANNEです。
バスを降りてトランクを引っ張って石畳の街をホテルまで行くのは大変です。このホテルはバス停から1分、目の前です。12時半にバスが着いて、ホテルにトランクを預けてすぐに観光へ出かけられます。また翌日のチェックアウト後もバス出発の間際までトランクを預けておけますので、午前中有効に使えます。又このホテルはランチ時間も開いているので、ドイツの美味しい郷土料理を食べてバスに向かうこともできます。こじんまりして清潔なおすすめのホテル。街の中心地へも数分で便利です。
宿泊して楽しむローテンブルクでは、短時間の滞在では味わい尽くせない魅力を満喫できます。ドイツには他にも小さなかわいらしい田舎町はたくさんありますが、やはりローテンブルクはそのどの村にも劣らない凝縮した、日本人が抱くドイツのイメージそのものが詰まっています。
その魅力を十分味わうためにも是非1泊することをおすすめします。
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(2024/4/19更新)
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