1428年創業「ヴィンクラー・ブロイ」に泊まるために飲む!ビールで旅するバイエルン

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1428年創業「ヴィンクラー・ブロイ」に泊まるために飲む!ビールで旅するバイエルン

1428年創業「ヴィンクラー・ブロイ」に泊まるために飲む!ビールで旅するバイエルン

更新日:2017/08/04 09:17

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

ドイツ語圏の伝統的な飲食&宿泊施設ガストホーフ(Gasthof)には、自家醸造ビールを売りにするブラウガストホーフ(Braugasthof)も少なくありません。今回ご紹介する「ヴィンクラー・ブロイ(Winkler Brau)」は、小さな村のマイクロブリュワリー。カントリースタイルでありながらモダン、食事も宿泊も満足できるステキなホテルです。

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わざわざ行きたいブラウガストホーフ

わざわざ行きたいブラウガストホーフ

写真:小谷 雅緒

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ヴィンクラー・ブロイがある小さな村レンゲンフェルト(Lengenfeld)は、ニュルンベルクまたはレーゲンスブルクから車で約45分、高速A9号線を降りてすぐの場所にあります。

写真は車道に面した正面玄関、こちらはレストランの入口です。「醸造所1428年創業」「ビアレストラン1978年創業」と書かれた外壁からも、歴史を感じさせます。ここからはこじんまりとした田舎の宿かな?と思わせる佇まい。しかし、すぐ脇から駐車場に進むと、巨大な駐車場に車がびっしりいっぱい!

実はヴィンクラー・ブロイは客室数70を超える規模。レストランもメインダイニングと朝食会場が別にあるほどキャパが大きく、もちろん敷地内に醸造所がある、立派なガストホーフなのです。

ドイツナンバー以外の車も来ています。決してロケーションが良いとは言い難い場所。わざわざ来る価値があるガストホーフといえます。

わざわざ行きたいブラウガストホーフ

写真:小谷 雅緒

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駐車場の規模に圧倒されながらレセプションに進むと、玄関は自動ドア、レセプションも明るく開放的。スタッフのユニフォームをはじめ、各所にバイエルンの伝統を感じさせながらも、モダンが融合しています。

ハードの面でも合格の4つ星ホテル。全館WiFi完備、エレベーターもあります。周囲には何もない純然たる田舎で、のんびりするには最高!屋内プールやフィットネスセンター、レンタサイクルもあります。

自ビールにして地ビール、これぞローカルブリュワリー

自ビールにして地ビール、これぞローカルブリュワリー

写真:小谷 雅緒

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ヴィンクラー・ブロイはFrail Hotelというドイツ中心に3〜4つ星ホテルを展開する団体と、同じくドイツ中心に展開するプリヴァーター・ブラウエライガストホーフ(Privater Brauereigasthof)という、自家醸造ビールを提供するガストホーフの団体に加盟しています。

後者プリヴァーター・ブラウエライガストホーフとは:
1. 製造量及び販路が限定的な家族経営レベルである
2. オリジナルビールである
3. 直営の飲食または宿泊施設もある
などの定義があります。

ヴィンクラー・ブロイの場合も家族経営ではありますが、もはや小さな村のペンションとは言えない規模。しかし、アットホームな雰囲気は十分に感じられます。写真は看板ビールのKupfel Spezial。昔ながらの製法で作られた黒ビールのようで、黒ビールではないビール。

* プリヴァーター・ブラウエライガストホーフについては、下記【関連MEMO】にあるリンクの別記事に詳しくご紹介しています。

自ビールにして地ビール、これぞローカルブリュワリー

写真:小谷 雅緒

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プリヴァーター・ブラウエライガストホーフ醸造のビールは、一般市場に流通していないため、味わうためにはその土地に来るしかありません。気に入ればお土産に購入も可能です。ビール以外のオリジナルグッズもあります。

自ビールにして地ビール、これぞローカルブリュワリー

写真:小谷 雅緒

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とはいえ、生ビールだけは来訪者だけが楽しめる特権です。写真は3種類ある生ビールのひとつPils。日本人が最もイメージしやすいビールです。

飲むがメインか?泊まるがメインか?

飲むがメインか?泊まるがメインか?

写真:小谷 雅緒

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写真はスタンダード・ダブルルーム。木をふんだんに使った温かみある内装です。4つ星としてのハードとソフト共にOKの内容です。

エアコンはありませんが、天井にファンがあります。(高原なので夏の夜でも涼しいです。)

飲むがメインか?泊まるがメインか?

写真:小谷 雅緒

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多くの客室で浴室はシャワーのみです。広さも十分で使いやすいです。なお、屋内プールなどのスパ施設も充実しています。スパに行くためのバスローブや、スリッパやタオルが揃ったバスケットが各部屋に準備されています。

上級カテゴリーの客室にはバスタブ付き、バルコニー付きもあります。

バイエルン郷土料理がおいしいビアレストラン

バイエルン郷土料理がおいしいビアレストラン

写真:小谷 雅緒

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客室数以上にキャパがあるメインダイニングは、ガストホーフの古い母屋にあります。天気がよければテラス席も利用できます。ビールが売りのレストランであるためか、ファミリーより大人の小グループを見かけます。

食事利用だけの来客が極めて多いです。席は十分にありますが、スムーズに着席できるように、チェックイン時に夕食のためのテーブル予約をしましょう。

バイエルン郷土料理がおいしいビアレストラン

写真:小谷 雅緒

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写真は夏の産物アンズタケのクリームスープ。バイエルン地方やオーストリアでは夏の食卓をにぎわすキノコです。

バイエルン郷土料理がおいしいビアレストラン

写真:小谷 雅緒

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ドイツの超定番料理「豚すね肉のロースト」。ビールに合います!

もちろん、ハンドルキーパーやビールを嗜まない人にもおいしい料理や飲み物も取り揃えています。英語メニューもあります。

気持ちの良い朝ごはんを食べましょう

気持ちの良い朝ごはんを食べましょう

写真:小谷 雅緒

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朝食会場はメインダイニングとは別の場所、こちらは新館です。さわやかな雰囲気で、広々としています。事前に席割がしてありますが、希望すればテラスでも食べられます。(夏でも朝は冷えるかも。)

気持ちの良い朝ごはんを食べましょう

写真:小谷 雅緒

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朝食内容はバラエティ十分、乳製品の種類も豊富、温かい料理もあります。白ソーセージ(*)も提供しており、ミュンヘンに近いからかな?とバイエルンらしさを感じます。

緑の曲線が描かれたお皿はオーストリアのグムンデン焼きです。

* 白ソーセージはミュンヘン地域のスペシャリティで、子牛肉で作られています。傷みやすいので作り立ての午前中にしか供されない特徴があります。

飲んだら泊まろう安心のガストホーフ

一般にガストホーフは旅籠的な要素が強いですが、ヴィンクラー・ブロイのように、そこでの飲食や宿泊に価値が見いだせるガストホーフは、旅のアクセントになるでしょう。

ドイツは無料で利用できる高速道路が発達し、運転マナーも良いので、ドライブ旅行初心者にもおすすめできます。団体旅行では行くことのない、秘境的な田舎のガストホーフで、滅多な経験をしてみましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/14−2017/07/15 訪問

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