写真:藤田 聡
地図を見る美瑛の「ラ・マルタ」は、圧倒的にコストパフォーマンスが高いカフェ。その秘密は、小麦やじゃがいもなど地元特産の各種農産物と、徹底した手造りにあります。丘の絶景で知られる美瑛町は、単なる観光農園ではなく大規模な穀倉地帯。新鮮で高品質な旬の野菜が随時入手可能な環境を、最大限活かしているのです。
写真は「赤い屋根の家」や「赤い屋根のある丘」と呼ばれる場所で、CMのロケ地として近年人気急上昇中。温泉でも湯畑などの源泉を見学してから浸かると、温泉の本質に触れた気がして感激するものです。この場所で、美瑛が農産物の一大生産地である事を認識してからランチを頂けば、一層味わい深くなるので断然おすすめです!
写真:藤田 聡
地図を見る「ラ・マルタ」の外観は、ログハウス造り。これを見て「丸太の駄洒落か」とガッカリしないで下さい。実は、カナダから本場の職人を大勢呼び寄せて建てたという本格的なログハウスで、オーナーの「本物志向」と「手造り志向」の象徴なのです。
なお、美馬牛駅前の便利な立地ですが、少し奥まった場所にあるので、詳細な地図で正確な場所を把握して行きましょう。写真右下の「地図を見る」をクリックすると、地図が表示されます。営業時間中は、店舗の前に多数の車が駐車しているので、すぐに分かります。
写真:藤田 聡
地図を見る「ラ・マルタ」のメニューは、丸太で出来ています。左側に飲み物、右側に料理のメニューがあるのですが、実はめくり上げると2ページ目があります。一見すると、次のページがあるように見えないので要注意です!
実は、常連さんが口コミやブログで絶賛する「オープンサンド」も2ページ目に書かれています。ソーセージ、ハンバーグ、カレーの3種類ありますが、どれも美味しいので好みで選べば大丈夫です!
写真:藤田 聡
地図を見る「ラ・マルタ」では、注文を受けてから手造りするので、料理が出て来るまで時間がかかります。料理の種類にもよりますが、通常でも30分前後、混雑時は一時間近く待たされる場合もあります。いかにも職人気質風のマスターが、「時間が掛かりますが、大丈夫ですか?」と聞いてくれますが、そういう店だと知っていて来る人ばかりなので、皆さん大丈夫と即答です。
写真左側はハンバーグ・オープンサンド、右側はカレー・オープンサンドですが、中身の具が違うだけでなく、パンの形も全然違います。一つとして同じ形のパンが登場しないのも、手造りの真骨頂。具が入っていない耳の部分も大きいのですが、バンズ自体が猛烈に美味しいので、嬉しい悲鳴状態になります。まるで、本場ドイツのパンでも食べているような美味しさで、この店の「本物志向」と「手造り志向」の奥深さに圧倒されます。
旬の地元産農産物が、本物志向のパンと絶妙にマッチして、地味豊かな味わいのハーモニーを奏でるのです。まさに、美瑛の絶景の丘で育った食材を頂いている実感がこみ上げて来て、感謝感激。これで税込500円とは、信じ難いコスパです!
大盛ラーメン以上のボリュームがあるので、女性はシェアするか、残りをテイクアウトしましょう。どの料理もボリュームがあるので、「ラ・マルタ」ではビニール袋を持参すれば、どの料理もテイクアウトOKです。
「ラ・マルタ」では、オープンサンドが断然おすすめですが、夏休みなどの繁忙期には、早い時間帯に売り切れてしまう場合もあります。手造りの店なのに、売り切れとは意外ですが、パンなどは事前に発酵などの仕込みも必要なので、仕方ありません。繁忙期でもオープンサンドが食べたい場合は、開店と同時に入店しましょう。
他にも、大人気観光地の「青い池」から近く、自家製のハム・ソーセージと美瑛産スローフードを楽しめる「歩人」(ホビット)や、美瑛の絶景を望む店舗に木製雑貨が揃う「Rustic 貴妃花」もおすすめ。宿泊は5源泉の名湯が揃う、旭岳温泉「湯元 湧駒荘」がいちおし。いずれも、別の記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内に、別記事へのリンク集があります)
※価格は2017年7月時点のものです
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/27更新)
- 広告 -