通天閣の下でスマートボールを楽しむ!新世界「ニュースター」

通天閣の下でスマートボールを楽しむ!新世界「ニュースター」

更新日:2017/07/27 15:04

やまざき にんふぇあのプロフィール写真 やまざき にんふぇあ 一人旅ブロガー
下町情緒あふれる混沌とした繁華街、大阪府の新世界。通天閣や串カツ目当ての観光客でいつもにぎわっています。

そんな新世界で一際レトロな空気をかもし出しているのが「ニュースター」。今では温泉街以外ではあまり見なくなったスマートボールの店です。今回は「ニュースター」のスマートボールの魅力を余すところなく紹介します。

レトロな店構えの「ニュースター」

レトロな店構えの「ニュースター」

写真:やまざき にんふぇあ

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大阪観光の定番と言える新世界。串カツ屋を中心とした多くの飲食店が建ち並び、いつも多くの人でごった返しています。一方で昭和の雰囲気を残した喫茶店や将棋クラブなどもあり、下町特有の懐かしい雰囲気もただよわせている少し不思議な場所です。「ニュースター」はそんな新世界の中心にそびえる通天閣から、歩いてわずか3分ほどのところにあります。

レトロな店構えの「ニュースター」

写真:やまざき にんふぇあ

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最寄り駅は動物園前駅で、1番出口から地上に出てジャンジャン横丁を通天閣方面に歩いていき、横丁を抜けたら左に曲がってすぐのところに位置しています。古びた外観ですが、ガラス越しに老若男女が遊んでいるのが見えるので、そこまで入りづらくはないはずです。ただし18歳未満は入店できないので注意してくださいね。

100円を入れていざプレイ!

100円を入れていざプレイ!

写真:やまざき にんふぇあ

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店内にはスマートボールがずらりと並んでおり、ガラス玉をはじく音が鳴りひびいています。子どもは入れない大人の遊技場ですが、前述したように幅広い層の方が遊んでおりなごやかな雰囲気です。

プレイする時は特に店員さんに話しかける必要はありません。空いている好きな台を選んで座りましょう。台は数種類ありますが、ルールはすべて同じなのでそこまで難しく考える必要はありませんよ。

好みの台を見つけて100円を入れるといよいよゲーム開始です。パチンコ台と同じく硬貨の投入口がとなりの台と近いため、誤ってとなりの台に投入しないよう注意してくださいね。

100円を入れるとガラガラと大きな音を立てて、ガラス玉が25個落ちてきます。これを右下のレバーではじいて、数字の書かれた穴に入れていきましょう。見事入ると書かれている数のガラス玉が落ちてきます。これをくり返してガラス玉を増やしていきます。

ガラス玉残り数個からでも逆転できるのが醍醐味

ガラス玉残り数個からでも逆転できるのが醍醐味

写真:やまざき にんふぇあ

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パチンコでいうスタートチャッカー(この台でいうと、3つの15点に囲まれた、釘で守られている部分)に入ると、今まで閉じていた穴が開きます。この写真では台の上部に15点の穴が4つ開いています(4つのうち、1番右にある15点はすでに獲得したため閉じています)。

全部入れると合計で60個(240円相当)ものガラス玉が落ちてきます。ガラス玉が大きな音を立てて落ちてきて、盤面の下にたまっていくのはなかなか爽快です。ガラス玉数個からでも一気に逆転できてつい熱中してしまいます。

ガラス玉は景品と交換可能

ガラス玉は景品と交換可能

写真:やまざき にんふぇあ

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ガラス玉がたまったら、スマートボール台の奥にある容器にまとめて、ランプのボタンを押して店員さんを呼びましょう。

ガラス玉は景品と交換可能

写真:やまざき にんふぇあ

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スマートボールの上にはお菓子が並べられており、ガラス玉と交換することができます。

今では貴重な存在となったスマートボール遊技場

一部の温泉街や「ニュースター」で細々と生き残るスマートボール遊技場。ですが、時代の流れやスマートボール製造メーカー(三葉産業)の倒産により、日本全国を合わせても244台しか稼働数がないのが現状です(台数は全日本遊技事業協同組合連合会調べ、平成26年時点)。そんな中、約50台ものスマートボールを所有し景品交換もできるニュースターは貴重な存在といえます。

ギャンブル性が低いからこそゆるい気持ちで楽しめる昔懐かしいスマートボール。ぜひ大阪・新世界の「ニュースター」でチャレンジしてみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/03 訪問

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