JR福山駅及び尾道駅から車で30分ほどの高台にそびえるリゾート。（いずれの駅からも無料送迎あり・要予約）
ホテルエントランスに入ると、まず正面に見える瀬戸の島々と広々とした空間に圧倒されます。ロビー階から海に浮かぶ島々がちょうど目の前に広がるランドスケープはなかなか見ることのない景色で思わず見とれるはず。
展望デッキの手前にはガラス張りの扉から外を見渡せるテラス風のラウンジがあります。オシャレなファブリックに様々な趣向のチェア。それぞれ異なるのに何故かしっくり落ち着く空間です。テラスにもソファやプライベート空間となるベンチ風のソファもあって、周りを気にせず過ごせるのも嬉しい。
日中も良いですが、何と言っても夕暮れ時が最高です。ゆっくり沈む太陽にしだいに染まる島々と海のコントラストはため息の美しさです。ホテルでは季節などによって様々なイベントやサービスをこちらで催しています。詳しくはホームページでご確認を☆
ベッドの上にはテディベアが！旅の思い出に持ち帰ることができます。標準タイプの部屋でもゆったり50平米の広さです。オーシャンビューならではの窓際のソファにエスプレッソマシーン。上質な眠りの定評があるシモンズ社製ベッドに和のテイストながらもスタイリッシュ＆エレガントな客室は上質感に溢れ満足な休息を約束してくれます。
バスタブ＋シャワーブースの広々としたバスルームにふかふかのバスローブ、バスタオルとスリッパ。シャワーアメニティはBVLGALI（ブルガリ）が揃います。部屋の入口、バスルームも広くバリアフリーな設計です。
部屋のクローゼット内にはスパやプールエリアへの移動に活用できるアイテムが揃っています。他に部屋着と水着の上からも羽織れるデニム素材のロングシャツがあります。お出迎えしてくれたテディベアもですが、備後地区の名産でもある福山市の「カイハラデニム」を所々に加えアレンジされており、旅人として嬉しく感じます。
プールまでのアクセスは木の香りがする回廊を抜けます。メインダイニングのレストラン「エレテギア」もこの先のプールサイドにあります。
海までエッジレスに見えるプールは入るとまた一味違う景観が広がります。島々やマリーナを眺めながら、ただ浮かび鳥のさえずりを聴いたり…裏山の緑もあり一番自然と触れ合える空間かもしれません。
プールは約20mほどに広がり左手スロープ脇は深さ2m。浮輪やデッキチェア、バスタオルはこちらで貸してくれます。プール脇にはレストラン・Ｂａｒも併設。夏季にはナイトプールもあり、満点の星空の下を泳ぐことができます。
ホテルは目下にある「ベラビスタマリーナ」も経営しており、マリーナのレストランも利用できます。（ホテルからの送迎サービスあり）
また、ホテルのアクティビティとして、夏季にはマリーナからクルーザーでホテルゲスト専用のプライベートビーチへ行くこともできます。マリーナは水上飛行機も所有し瀬戸内の島々の遊覧ツアーもできます。
いずれも要予約・有料（詳細はホテルＨＰ又は直接ホテルにお問い合わせください）
朝食はメインダイニングの「エレテギア」の洋食と「瀬戸内 双忘」の和食があります。滞在中に一度は新鮮な地元食材が集まる和食を味わってみて下さい。旬の魚は選んで焼いてくれます。この日は鰆・カマス・太刀魚でしたが、旬魚の新鮮さが際立ち香り＆味とともに格別でした。
選んだお魚が焼きあがり、鯛のお刺身とおひつに入ったご飯は西日本で唯一「特A」を獲得した良質米！後は店内に並ぶ約20種類に及ぶ尾道の「旬皿」のビュッフェへ。ほとんどが優しい味の「おばんざい」です。自然飼育の有精卵「神勝寺たまご」、朝手作りのすくい豆腐はワゴンサービスで届きます。ドリンクは瀬戸のレモン水から愛媛のみかんジュースなど豊富に揃いますが、朝からシャンパンがあるのには思わずびっくり！
この旅で初めて知った「なな子さんヨーグルト」。地元広島では知らない人はいないほど？の逸品のよう。濃厚ですがクセがなくさっぱりとしています。あまりの美味しさにおかわりをしましたが、2-3個食べて行く人は普通とのこと。写真はプレーンヨーグルトにはちみつをつけて。
ロビーからも部屋からもそしてお風呂からも穏やかな瀬戸の島と海を眺められるのは極上の贅沢です。写真は絶景の露天風呂より。
利用時間 6時～24時
ホントに静かで鳥の囀りなど自然を感じられ心身ともに疲れを癒してくれます。内風呂はヒノキの香りがたっぷり。さらには岩盤浴（無料）もあります。
スパを出たリフレッシュエリアにはドリンクサービスがあります。瀬戸内レモン水・お茶の他に地元広島の「ぬまくま牛乳」の牛乳とコーヒー牛乳が！沢山汗をかいた後にとても気の効いたサービスです。スパエリアには他にジム（無料）の他、中国整体・漢方足裏マッサージ（有料）もあります。
尾道は造船業が盛んで、ベラビスタはかつては造船所に訪れる世界各国のお客様をもてなす迎賓館でしたが、2007年にホテルとしてリニューアルオープンしました。随所に渡る地元の素材を大切に工夫されたサービス、手の込んだおもてなしがその所以と感じました。洗練されたリゾートながらも都会のホテルや単なるリゾートとは違う趣はここならではの魅力でしょう。日本の情緒豊かな風情や瀬戸内の美しさをここまで愛おしく思えたところは初めてです。ぜひ、一度訪れてみて下さい。
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(2024/4/27更新)
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