スターズホルメン島にあるガムラスタン(Gamla Stan)は、ストックホルム中心部から徒歩圏内にある人気観光スポットです。スウェーデン語で「古い町」を意味するガムラスタンは、曲がりくねった細い路地が続き、まるで中世の街に迷い込んだかのような美しい街並みです。
ストールトルゲット広場(Stortorget)は、いくつもの細い路地が面するガムラスタンの中心の広場です。このエリアには古い色鮮やかな建物が並び、カフェやレストランが営業しています。
ストールトルゲット広場に面して建つノーベル博物館(Nobelmuseet)は、ノーベル賞の歴史や歴代の受賞者に関する展示があります。博物館内のミュージアムショップでは、日本人受賞者が買い占めたことで話題になった「ノーベル賞メダルチョコレート」が販売されているので、お土産にいかがでしょうか?
歴代の王室が暮らした王宮(Kungliga slottet)は、ガムラスタン観光の目玉と言えるスポットです。宮殿には600以上の部屋があり、王族の部屋や宝物館、礼拝堂などが公開されています。13世紀中頃に建てられた王宮は17世紀後半に、火災で全焼してしまいますが再建され、1981年に現在のストックホルム郊外のドロットニングホルム宮殿へ移るまで、ロイヤルファミリーが暮らしていました。フランス・ロココ様式の白を基調とした美しい礼拝堂にも、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
王宮の中庭で開催される衛兵交代式は、ブラスバンドの演奏とともに行われる華やかな催しです。観光客でかなり込み合う為、開始時間より少し早めに訪れてよく見える場所を確保しても良いでしょう。
※時間変更の可能性もありますので、関連MEMOのリンクをご確認ください。
春夏(4月半ばから8月末まで)
平日:12時15分、休日:13時15分開始。
秋(9月1日から水曜、土曜、日曜日に開催)
平日は11時45分、休日は12時45分に開始。
冬(11月23日から、水曜、土曜、日曜日に開催)
平日:12時9分、休日:13時9分に開始。
ストックホルム大聖堂(Storkyrkan)は、歴代の王の戴冠式や結婚式などが行われたストックホルム最古の教会です。13世紀後半に建てられ当初はゴシック様式でしたが、現在は王宮に合わせたイタリアバロック様式に改築されています。大きな時計がある塔が目印です。
ドイツ教会(Tyska kyrkan)は17世紀半ばに、ハンザ同盟のドイツ人商人たちによって建てられた教会です。高い緑の尖塔は、ガムラスタンの至る所から目にすることができます。内部には華やかな窓ガラスと繊細な装飾が施された美しい教会です。
ガムラスタンの隣に位置するリッダーホルメン島は、スウェーデン語で「騎士の島」を意味します。リッダーホルム教会(Riddarholmskyrkan)は13世紀半ばに建てられ、歴代の国王、女王が眠る歴史的な教会です。ネオゴシック様式の透かし模様のある個性的な尖塔に注目です。
フィンランド教会(Finska kyrkan)の裏庭のアイアンボーイ像は、隠れた注目スポットです。実物は写真で見るよりかなり小さく、全長14センチメートルほど。季節によってマフラーや帽子を着用している事もある、愛嬌たっぷりのアイアンボーイ像の頭を撫でると幸せになると言う伝説があり、密かな人気を集めています。
路地が入り組むガムラスタンの中で、最も細い道モーテン・トローツィグ・グレン(Marten Trotzigs Grand)は、両手が壁に届くほど狭さ。その幅はなんと90センチ程です。ガムラスタンを訪ねた記念写真を一枚撮ってみませんか?
20世紀始めに作られたスウェーデンの国会議事堂(Riksdagshuset)は、ガムラスタンの隣のへランズホルメン島に位置します。半円形の個性的な形をした建物で、ストックホルム中心部からガムラスタンへ向かう時に、石造りの重厚感ある建物のすぐ側を通り抜けます。スウェーデン語または英語で開催されているツアーに参加すると内部の見学が可能です。※ツアー開催時刻は、関連MEMOのリンクを参考にしてください。
ストックホルムを訪れた際に外せない観光スポットのガムラスタンは、ヨーロッパ有数の美しい旧市街のひとつです。地図がないと迷ってしまいそうな路地や、風情のある街並みを堪能してみませんか?
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