道の駅の宝庫!福岡県田川郡で巡る個性豊かな4つの道の駅

道の駅の宝庫!福岡県田川郡で巡る個性豊かな4つの道の駅

更新日:2017/07/20 17:10

福岡県筑豊エリアの田川郡は「道の駅」の宝庫です。車で10〜15分間隔で4つの道の駅がある、全国でも珍しい道の駅の集積地です。その他にも各地区に「農産物直売所」が10か所以上あり、新鮮な農産物が安く買えると人気です。4つの道の駅はそれぞれが個性を持っており、ファミリーを中心にカップルも楽しめるレジャースポットともなっています。そんな魅力ある田川の4つの「道の駅」を紹介しましょう。

バイキングとプールが人気の添田町「道の駅 勧游舎ひこさん」

バイキングとプールが人気の添田町「道の駅 勧游舎ひこさん」
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田川郡添田町野田の「道の駅 勧游舎ひこさん」は、田川市方面から英彦山に向かう県道52号線沿線にあります。2005年8月に開業し、田川郡では一番最初にできた「道の駅」です。2008年にはJR日田彦山線に新駅「歓遊舎ひこさん駅」もでき、鉄道と直結する「道の駅」となりました。

広い敷地には、物産館や3つの食事処、パン工房、もち工房、小さい子ども向けの遊園地「こどもわくわくパーク」を併設。さらに、温泉を利用したプールや足湯などのある「添田町クアハウスハピネス」が隣接しています。

バイキングとプールが人気の添田町「道の駅 勧游舎ひこさん」
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物産館では、地元農家の人が朝採れの新鮮な旬の野菜などの農産物を販売しています。新鮮な野菜が安く買えるのは「道の駅」での一番の楽しみですよね。みずみずしい野菜類が驚きの価格で並んでいますので、まとめ買いしたくなってしまいます。また、地元の豆腐やこんにゃく、干しシイタケなどの農産加工品や特産物の「柚子こしょう」も人気です。

バイキングとプールが人気の添田町「道の駅 勧游舎ひこさん」
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レストランは3つありますが、「旬菜坊キッチン農家」はバイキングスタイルの食事処です。日祭日は60種類以上の豊富なメニューが並べられています。100人以上座れるゆったりしたスペースで、子ども連れのファミリーで賑わっています。

広大な敷地に楽しい施設が盛りだくさんの大任町「道の駅 おおとう桜街道」

広大な敷地に楽しい施設が盛りだくさんの大任町「道の駅 おおとう桜街道」
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大任町大行事の県道52号線沿線の広大な敷地に、2010年10月にオープンしたのが「道の駅おおとう桜街道」です。開業前から大きな話題となり、当初は道が渋滞。駐車待ちの車が並ぶなど多くの来場者が訪れました。

「もみじ館」には物産館と広いフードコートがあります。物産館では地元の農産物の他、特産のしじみの加工品なども販売。フードコートは有名店などいろんな種類の8店舗が入居しており、バラエティ豊かで賑わっています。その他、広いスペースに楽しい遊具を設置した「子ども広場」もあります。

また、「さくら館」は天然温泉の温泉施設になっており、大浴場、露天風呂、サウナ、九州では医療機関でしか扱っていなかった薬石浴などがあります。

広大な敷地に楽しい施設が盛りだくさんの大任町「道の駅 おおとう桜街道」
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「道の駅 おおとう桜街道」がオープン前から大きな話題の要因になったひとつが、「1億円のトイレ」です。1億円の費用をかけて作られたトイレということで一目見ようと、オープン当初多くの人が押しかけました。自動演奏のピアノが設置されたスペースを挟んで左右に男女のトイレがあり、中は明るく清潔感にあふれるトイレになっています。

広大な敷地に楽しい施設が盛りだくさんの大任町「道の駅 おおとう桜街道」
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2016年に新しく「ドッグラン」が併設されました。ペットと一緒に出かける人が多くなっている近年、この周辺にはドッグランのある道の駅はないことから、こういった新しい多様な施設を増やしていくことで、新たな来場者の増加が期待されています。

通称「わぎえの里」、香春町の「道の駅 香春」

通称「わぎえの里」、香春町の「道の駅 香春」
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香春町鏡山の行橋方面から田川市に向かう国道201号線沿線に2009年10月にオープンしたのが「道の駅 香春」。通称「わぎえの里」です。田川地区の4つの「道の駅」の中では一番こじんまりとした施設ですが、アットホームな雰囲気づくりを行っています。香春町の行政と連携し、お祭りなど町の行事と連動したイベントなどを積極的に行っています。

通称「わぎえの里」、香春町の「道の駅 香春」
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物産館では、地元農家で採れる新鮮な農産物を厳選して販売しています。花木類も充実しています。当施設は情報発信も熱心であり、出展農家の畑情報などもホームページで随時発信しています。生産状況が写真付きで発信されているため、安心感がありますよね。

通称「わぎえの里」、香春町の「道の駅 香春」
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田川地区はかつて炭鉱の町として栄えました。飲食店舗では、当時の炭鉱から掘り出され、「黒いダイヤ」と称された真っ黒い石炭をモチーフにした石炭ソフトクリームが販売されています。ぎょっとなりそうな真っ黒ですが、実はチョコレート味です。大人気の一品です。

真っ黒な「石炭グルメ」が大人気!糸田町「道の駅 いとだ」

真っ黒な「石炭グルメ」が大人気!糸田町「道の駅 いとだ」
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田川地区の4つの「道の駅」の中では最も新しい「道の駅 いとだ」は、2011年4月に田川市と飯塚市・福岡市を結ぶ国道201号線の沿線にあります。物産館とフードコートの建物自体はそれほど広くはないですが、駐車スペースは非常に広く大型車両も楽に停められます。

真っ黒な「石炭グルメ」が大人気!糸田町「道の駅 いとだ」
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物産館は「おじゅごんち市場からすお」と名付けられ、地元の新鮮な農産物や海産物、農産物加工品などが並べられています。また、地元産の豆腐やこんにゃく・味噌・漬物など、手づくりで昔ながらの製法にこだわった手づくりの品が人気です。

真っ黒な「石炭グルメ」が大人気!糸田町「道の駅 いとだ」
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フードコートでは定食物や丼類、麺類など気取らずに食べられるメニューが豊富にあるため、食事時には多くの人で賑わっています。また1か月に3500本以上売れる真っ黒なソフトクリーム「石炭ソフト」が大人気です。その他にも、黒いルーの「石炭カレー」、黒米を練りこんだ「ぼた山うどん」などが人気になっています。

家族そろって楽しくてお得な「道の駅」巡りがおすすめ

どうですか、田川郡の4つの「道の駅」をご紹介しましたが、どこも個性的で楽しいですね。これらが車でちょっと走るだけで巡れるのは田川ならではですね。それぞれの「道の駅」の個性を楽しみながら、新鮮な農産物を安く買えるお得感。お休みの日に家族そろって出かけてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/17 訪問

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