まるで地中海!水俣の碧い海を眼下に見下ろす「湯の児スペイン村福田農園」

まるで地中海!水俣の碧い海を眼下に見下ろす「湯の児スペイン村福田農園」

更新日:2017/08/03 11:52

肥後 球磨門のプロフィール写真 肥後 球磨門 一人旅ブロガー
熊本県の南部、水俣市の碧い海「不知火海」を一望できる丘の上に湯の児スペイン村があり、広い敷地の中にスペイン風のレストランの他にパン屋、ワインやジャムなどを販売するスペイン館があります。
レストランバレンシア館は、地中海にいるような気分で本格的なパエリアがいただけるおススメのレストランです。
スペインに滞在した気分になれる、九州の地中海「不知火海」を望む「湯の児スペイン村福田農場」を紹介します。

不知火海を望む湯の児スペイン村

不知火海を望む湯の児スペイン村

写真:肥後 球磨門

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熊本県の南に位置する水俣市にある「湯の児スペイン村福田農場」は湯の児温泉の近くにあり、新幹線新水俣駅から車で10分、高速道路利用の場合は西九州自動車道津奈木ICからおよそ10分で到着します。

不知火海を望む湯の児スペイン村

写真:肥後 球磨門

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湯の児温泉郷の丘の上にある湯の児スペイン村からは九州の地中海と呼ばれる不知火海が一望でき、紺碧の海と青い空、木々の深い緑が目にまぶしく、あたかもスペインに来たような気分にさせてくれる美しい景色が広がっています。村内には地中海料理が楽しめるレストランやパン工房、自家製のジャムなどを販売する売店もあり水俣市のおススメ観光スポットです。

多目的スペースのパテオでは、日曜日だけですがフラメンコショーが開催されるので時間が合えば見学してはいかがでしょうか。

赤いとんがり屋根と白壁が印象的「バレンシア館」

赤いとんがり屋根と白壁が印象的「バレンシア館」

写真:肥後 球磨門

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湯の児スペイン村で目を引くのがスペイン風レストランの「バレンシア館」で、ドンキホーテに出てくる風車小屋のような建物は、スペインから取り寄せたオレンジ色の亙屋根と真っ白な壁が印象的です。周囲の石畳や涼しげな木陰とベンチが、雲一つ無い真っ青な空の下でくっきりとしたコントラストを作りだして、あたかもスペインに居るような気分にさせてくれます。

赤いとんがり屋根と白壁が印象的「バレンシア館」

写真:肥後 球磨門

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館内に入ると出迎えてくれるのが、スペインが生んだヒーロー?のドンキホーテとサンチョパンサで、ここもスペイン一色。

枕木や電柱の廃材を使用した内装のちょっと重厚感のある室内からも不知火海が一望でき、地中海ムードをたっぷり感じながら美味しい食事が楽しめます。

バレンシア館のイチオシ!海の幸「パエリア」

バレンシア館のイチオシ!海の幸「パエリア」

写真:肥後 球磨門

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スペイン風レストラン「バレンシア館」では不知火海の魚介類を使ったスペイン料理が味わえます。パスタや肉料理など沢山メニューがありますが、ここのおススメが本格的なパエリア。
地元で獲れた新鮮な海の幸がふんだんに入ったパエリアは、サフランも地元の香り豊かなものを使っていて、海老や貝、鶏肉などの具材からでた旨みが絶妙で、さらにお焦げの部分も香ばしくて病みつきになる美味しさです。

バレンシア館のイチオシ!海の幸「パエリア」

写真:肥後 球磨門

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今回いただいたのはパエリアの他に、スープとサラダ、焼きたてのパンがセットされたパエリアコースです。
焼きたてのパンが絶品で、このパンにつけるのが自家製の甘夏マーマレード。甘夏の風味を生かしたマーマレードは甘さひかえめで、パンにたっぷりつけて食べると小麦の香ばしさとともにその美味しさが口いっぱいに広がります。

バレンシア館のイチオシ!海の幸「パエリア」

写真:肥後 球磨門

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ドリンクでおススメなのが「でこぽんジュース」。酸味と甘みのバランスが良いデコポンは熊本名産の柑橘類で正式名称は「不知火」。
バレンシアオレンジにも負けない濃厚な味のデコポンジュースを味わい、本場スペインにも負けないパエリアを食べてスペイン気分を満喫しましょう。

多国籍料理のセビリア館と「亀セレクション館」

多国籍料理のセビリア館と「亀セレクション館」

写真:肥後 球磨門

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バレンシア館のある場所から少し小高いところにあるのが地ビールが楽しめる多国籍料理の「セビリア館」で、この建物もスペイン風の外観で紺碧の不知火海と周囲の緑によくマッチしています。
不知火海を見ながら世界各国の料理をつまみに地ビールで至福の時間が過ごせるのではないでしょうか。

多国籍料理のセビリア館と「亀セレクション館」

写真:肥後 球磨門

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セビリア館の二階は世界各地から集めた亀の剥製やおもちゃ、置物など数5000点の亀が展示されている「亀コレクション館」になっています。
奈良時代、水俣から朝廷に白亀を奉納しそれを喜んだ天皇が元号を「宝亀」と改めたと云う故事が残っていたり、湯の児温泉が海亀が湯浴みをしていたことから発見されたと伝わることから、水俣は亀と深い縁のある土地なのです。
大小さまざまな大きさの亀が沢山並んでいるので、水俣に関係が深い亀たちに会いに食事の後にでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ワインやジャムが販売されるスペイン館

ワインやジャムが販売されるスペイン館

写真:肥後 球磨門

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セルビア館のそばにある建物が、ワインの他に自家農園で収穫された果実から作られたジャムやお菓子、熊本の物産品が所狭しと並ぶ「スペイン館」です。
ここでは、バレンシア館で出された甘夏マーマレードも販売されています。甘夏だけでなく八朔やオレンジなどのマーマレードもあり、ジャムもいちごやブルーベリーだけでなく、栗やアーモンドなど色々と試食ができるのでお気に入りの一品をお土産にいかがでしょうか。

またワインと果汁をブレンドしたフルーツワイン「サングリア」も販売されています。自家農園で収穫された甘夏のサングリアはここでしか味わえないのでお見逃しのないように。

「湯の児スペイン村」でスペインに行った気分になりませんか

九州の地中海「不知火海」を背景に 白い建屋が眩しい湯の児スペイン村福田農場。美しい海を眺めながら地元食材をふんだんに使った食事を楽しんでみてはいかがでしょう。

スペイン村からすぐの場所にあるのが、大きな海亀が湯浴みをしていたことで見つかったといわれる「湯の児温泉」で、不知火海を眺めながらの温泉もまた最高。
温泉とスペイン気分を味わいに旅支度して出かけませんか?

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/01 訪問

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