写真:結月 ここあ
地図を見る東京メトロ赤坂見附駅から徒歩5分の「豊川稲荷東京別院」は曹洞宗の寺院で、一般的に「稲荷」と呼ばれる場合は「狐を祀った神社」を想像される方が多いと思われますが、豊川稲荷は霊験あらたかな仏法守護の善神・豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)を祀っています。豊川ダ枳尼眞天は稲穂を荷い、白い狐にまたがっていられることから「豊川稲荷」が通称として広まったといわれています。東京別院は江戸時代に、大岡越前守が日常信仰されていた豊川稲荷のご分霊をお祀りしたのが始まりとなっています。
こちらが青山通り沿いにある山門。
写真:結月 ここあ
地図を見る本殿には、本尊の豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)、十六善神・愛染妙王・麻利支天・拝殿には大黒天を祀っています。
写真:結月 ここあ
地図を見る本殿の並びには「融通稲荷尊天」があり、財宝を生む尊天様を祀っています。真心を込めて願えば金銀財宝の融通を叶えてくれるといわれています。
写真:結月 ここあ
地図を見る融通稲荷尊天には、このように黄色の袋に入った融通金が置かれていて、誰でも自由に頂戴することができます。これを財布の中にしのばせておけば、お金に困ることがなく、開運招福が叶うとされています。融通金をお借りするということで、一年後自分の願いが叶った時には、 多少の気持ちを乗せてお堂に奉納するのが習わしとなっています。この黄色の袋の中身が気になりますよね、新品の10円玉が収められています。
写真:結月 ここあ
地図を見る境内の中には、七福神も祀っていて巡ることもできます。こちらは七福神紅一点の「弁財天」で音楽・弁才・知恵を司る神様で、銭洗いもできます。その奥には「叶稲荷」もあり、あらゆる悪縁を断ち切る縁切り専門の稲荷です。
写真:結月 ここあ
地図を見る奥の院のそばには、願の込められた千本のぼりが並ぶお百度参りのできる小道があり、向かい合う2つの百度石があります。
写真:結月 ここあ
地図を見るこちらは、愛染明王を祀った縁結び・恋愛成就のスポット。
写真:結月 ここあ
地図を見る絵馬は可愛いハートで、恋愛成就が叶いそうでしょう。
写真:結月 ここあ
地図を見る霊狐が並ぶ先には、繁栄と商売繁盛を司どる宇賀神王と健康を守る飛行自由の太郎稲荷・円満な対人関係もたらす徳七郎稲荷の「三神殿」があります。
写真:結月 ここあ
地図を見る豊川稲荷東京別院は、霊狐があふれています。なぜに狐?と思いますが、稲荷信仰においては、狐は稲荷神の神徳を人々に届けたり、人々の願いを稲荷神に伝えてくれる役割を担っているんですよ。顔もスタイルもそれぞれなので、好みの狐を探すのも楽しいかも。
写真:結月 ここあ
地図を見る奥の院に続く鳥居です。参道の両側には諸願成就の千本のぼりが立ち並び、豊川稲荷らしい光景です。
写真:結月 ここあ
地図を見る三段造りの八角型大理石塔は、各地の廃院したお寺や神社から集められた霊狐がたくさん並ぶ霊狐塚。狐のお墓のようなもので、集められた狐はおたきあげ供養をして地下へ納められています。
写真:結月 ここあ
地図を見るたくさんの霊狐がいて、最初は違和感がありますが、よく見るとそれぞれ顔も違っているんです。すらりとしたスタイルのイケメンや、キリリとした目つきや、優し気な顔つきだったりと、きっと今までの狐感が変わってきますよ。こんな可愛い「いなりん」の絵馬もあります。
「豊川稲荷東京別院」はいかがでしたか、七福神巡りから金銀財宝の融通・縁切り・芸事などと、多彩なご利益があります。またジャニーズ事務所のスターの奉納提灯や、季節限定の美しい御朱印帳があることでも人気なんですよ。都会のど真ん中!赤坂の豊川稲荷東京別院で、パワーをいただいてみませんか。
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(2024/4/25更新)
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