ライトレールが走る!「駁二大義」は台湾高雄の新名所

ライトレールが走る!「駁二大義」は台湾高雄の新名所

更新日:2018/07/23 14:29

次世代の路面電車と言われ、注目されているライトレール。台湾・高雄でも2015年10月から「軽軌」(LRT)という名前で一部開通しました。2017年6月30日からは「駁二芸術特区」に「駁二大義」駅ができ、高雄の新名所となっています。駅の周辺はサイクリングロード、アートな観光スポット、夜景が眺められるタワーなどなど楽しめる場所がたくさん!今回は「駁二大義」駅とその周辺をご紹介します!

「駁二大義」駅について

「駁二大義」駅について
地図を見る

「駁二大義」駅は、大義街をまっすぐ「駁二芸術特区」大義倉庫の方へ進み、左側に見えてくる倉庫を通り越して更に奥、港の方にあります。乗り場は港に向かって右側です。

「駁二大義」駅について
地図を見る

以前の貨物線が走っていた場所は、路面電車になって架線がなくなり、見晴らし抜群。緑の芝がきれいな線路に生まれ変わりました。線路の横はサイクリングロード。駅からは駁二芸術特区と共に高雄のランドマーク85ビルを遠くに眺められます。ここが人気の撮影スポットで、たくさんの人が写真を撮りに訪れています。

「駁二大義」駅について
地図を見る

次世代の路面電車、ライトレールは白と緑がトレードマークで先頭は丸みを帯びたデザインです。「駁二大義」駅から「籬仔内」駅までは片道約20分程。途中「高雄展覧館」や「夢時代」も通ります。「前鎮之星」駅では高雄市地下鉄(MRT)レッドライン凱旋駅まで徒歩で乗り換え可能。2019年には市内を環状に走る予定です。

白とパステルカラーでまとめられた車内はきれいに掃除されています。椅子の数が少ないので、譲りあって座りましょう。地下鉄(MRT)同様、飲食禁止なのでご注意ください。

アートな観光スポット「駁二芸術特区」とは

アートな観光スポット「駁二芸術特区」とは
地図を見る

「駁二大義」駅前に立ち並んでいる倉庫は昔、港の倉庫だった場所で、今ではこの倉庫を使って展覧会やワークショップなどが行われたり、クリエイティブなショップや展示館などが入っています。このアートなスポットが「駁二芸術特区」。

この倉庫の中の展示は無料のものもありますが、有料の特別展も開催されています。おススメは、「護照手環(Pier-2パス)149元」の購入。C7倉庫で購入できます。これがあれば、駁二當代館や舊事倉庫のいろいろな展示がみられるほか、駁二タワーに登れたり、ミニ列車「哈瑪星駁二線」にも乗車できます。倉庫で特別展が行われていたら、入り口で「護照手環(Pier-2パス)」を見せると入れることが多いので、是非立ち寄ってみてくださいね。

アートな観光スポット「駁二芸術特区」とは
地図を見る

展示のほかに、見ているだけでも楽しいクリエイティブなグッズを売るお店や人気のパイナップルケーキのお店「微熱山丘」なども倉庫に入っているので、ここでお土産も見つかりますよ!「駁二芸術特区」や「微熱山丘」については別記事にまとめてありますので、リンクをご覧ください。

休日には手作り市が開かれる日もあって、多くの人でにぎわっています。

アートな観光スポット「駁二芸術特区」とは
地図を見る

2016年から運行を開始したオープントップ型デザインの「高雄二階建て観光バス(雙層觀光巴士)」も「駁二芸術特区」を走っています!切符などは「駁二タワー」一階のインフォメーションセンターで問い合わせてくださいね。

「駁二大義」駅後ろ側、夜景が眺められるタワー「駁二タワー」

「駁二大義」駅後ろ側、夜景が眺められるタワー「駁二タワー」
地図を見る

「駁二大義」駅の後ろ側にそびえるタワーが「駁二タワー」。登り口は表にあるインフォメーションセンターの反対側(裏側)にあります。本当にここから?!と思うようなプレハブのような造り。

「駁二大義」駅後ろ側、夜景が眺められるタワー「駁二タワー」
地図を見る

一人しか通れないような狭い階段を登って行くと展望台があります。屋上からは夜景がきれいに眺められます。高雄の思い出に是非!

台湾高雄の新名所!ライトレール「駁二大義」駅

ライトレール「駁二大義」駅とその周辺は、昔の倉庫や鉄道など、古いものたちが新しくよみがえった新名所です。ライトレールに乗ったり、サイクリングやお土産探しを楽しんだり、展示や夜景をみたり…と、楽しみ方もいろいろ。台湾高雄を訪れたら是非一度立ち寄ってみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/09 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -