写真:咲田 みつる
地図を見るサイクリングコースにしなだれかかる様な勢いで咲き誇るヤマユリ。国営武蔵丘陵森林公園のヤマユリは自生というだけあって、実に自然体で咲いています。
公園自体はアスレチックや様々な遊具を伴う施設で、東京ドーム65個分の広さ。出入り口だけでも4つありますので、ヤマユリ目的でお出かけの際は、観賞スポットに狙いを定めて行きましょう。おすすめの入場口は「中央口」または「南口」です。
また、公園の公式HPには「やまゆりセルフガイド」が、掲載されています。これは特にヤマユリの観賞に適したスポットをまとめたもの。例年現地でも配布されていますが、お出かけ前にも開花状況とと共に、必ず目を通しておきましょう。
写真:咲田 みつる
地図を見る公園の推奨するやまゆりセルフガイドは、2つのコースに分かれます。中央口スタートの「中央コース」(約3キロ)。そして南口スタートの「南コース」(約1.2キロ)です。
両方を周遊する場合、つなぎの部分も含めると総延長は5キロ以上となりますので、レンタサイクルをおすすめします。
写真:咲田 みつる
地図を見るレンタサイクルは、中央口・南口それぞれのサイクリングセンターで申し込み可能です。
国立武蔵丘陵森林公園には、いわゆる「激坂」はありませんが、体力に自信が無い方には、電動アシストの自転車も用意(中央口のみ)されています。また、マイ自転車の持ち込みも可能です。
写真:咲田 みつる
地図を見る自生のヤマユリの中でも、その存在感をひときわ放つのが南口コースの梅林のヤマユリ。このエリアでは、大株のものが目立ち、一つの株につく花数も非常に多いのが特徴です。花の重さに耐えきれず、やや斜めになっています。
写真:咲田 みつる
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地図を見る花つきがよく、特に豪華な株が多いエリアです。香りも強く感じられ、ヤマユリ観賞の満足度が高まります。
写真:咲田 みつる
地図を見る豪華なヤマユリと対照的に、南コースの一角ではウバユリがひっそりと咲く群落があります。「おばあさん」を意味する「うば」が名の由来とされています。
ヤマユリのスポットは公園内に多く存在しますが、ウバユリのスポットに関しては、やまゆりセルフガイドにも一ヶ所しか記されていません。しかし、日陰でつつましやかに咲くその姿は、ヤマユリ以上に涼やかに感じられるでしょう。是非お見逃しなく。
写真:咲田 みつる
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地図を見る園内で最もヤマユリの数が多いのが「やまゆりの小径」です。遅咲きとなる為、例年であれば7月下旬から見ごろを迎えます。
小径というだけあって、整備された遊歩道沿いに、散策を楽しむことができます。中央口からも比較的近いスポットですので、自転車を借りて周遊するほど時間が無いという方も、ピンポイントで訪れるのにおすすめです。
写真:咲田 みつる
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地図を見る中央コースと南コースの間にある「野草コース」では、秋の七草園が設けられています。ヤマユリの開花時期には、早くもいくつかの花が見ごろを迎えますので、是非立ち寄ってみましょう。
ヤマユリの時期には、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)が特に見頃となっています。
写真:咲田 みつる
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地図を見る今回はレンタサイクルでの周遊をおすすめしましたが、スポットによっては、サイクリングコースから外れて、草木の間を分け入る必要がある箇所も多く存在します。虫よけ対策として、露出の多い服装は避け、歩きやすい靴でのお出かけをおすすめいたします。
また、日程が限定されますが、専門家による無料のガイドツアーも企画されています。
※2017年は7月15(土)16(日)17(月・祝)の3日間
時間:13:30〜15:00
参加方法:植物園展示館棟前で13:00〜13:30の間に当日受付
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(2024/4/19更新)
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