写真:野水 綾乃
地図を見る「将軍の苺氷」を提供する「Mib-TOWN(ミッブタウン)」がある「道の駅みぶ」は、北関東道壬生パーキングエリアの休憩施設も兼ねていて、高速からも一般道からもアクセスできる珍しい道の駅。特産のかんぴょうや壬生菜を使った料理が楽しめるレストランや農産物直売所などが揃う人気の施設です。
写真:野水 綾乃
地図を見るそんな道の駅の一角に2017年4月オープンした「Mib-TOWN」。地元・壬生町の老舗洋菓子店「ケーキハウス ヒガノ」のプロデュースで、栃木県産のイチゴをはじめ、季節のフルーツを主役にしたひんやりスイーツがいただけます。
店舗は海の家を思わせるオシャレな佇まい。すぐそばのパラソルを広げたテーブル席で、できたてを味わうことができます。
写真:野水 綾乃
地図を見るこちらが「将軍の苺氷」。完熟の時期に凍らせたイチゴをたっぷりスライスして盛り付け、上に練乳がかかっています。しかもそのイチゴ、「スカイベリー」「とちおとめ」「とちひめ」という栃木産イチゴの三大品種が使われています。特にとちひめは、果皮が柔らかいために県外に出荷できず、栃木県内でしか食べられない幻のイチゴと言われているんですよ。
「将軍の苺氷」の由来について。「Mib-TOWN」のある壬生町は、江戸から日光へ向かう際に将軍一行が歩いた日光道中壬生通りが通る町です。歴代将軍のうち、最も多く日光に詣でたのが三代将軍の徳川家光で、壬生にも5回ほど泊まったことがあるそうです。その際にもてなした献立のなかに、「いちごさとう」というメニューがあったそうなのです。当時から壬生はイチゴ産地として有名で、当地を訪れるならぜひ食べたいと家光が望んだのだそう。そんな歴史に思いを馳せてつくったのが「将軍の苺氷」なんです。
写真:野水 綾乃
地図を見るふわふわと降り積もる淡雪のように、器に削られていく苺氷。写真のⅬサイズ824円(2017年7月現在)で贅沢にも約1パック分ものイチゴを使用しているとか。きっと東京だったらこの値段では出せないかも。できたてを頬張れば、冷たいイチゴの爽やかな甘さが口の中で溶けて広がります。
写真:野水 綾乃
地図を見る凍らせたイチゴにソフトクリームをトッピングした「紅白 福苺」も人気です。こちらにはソフトクリームとの相性を考えて、ダイスカットしたイチゴを使用。北海道産の原乳を使用した濃厚でなめらかなソフトクリームと、存在感のあるイチゴの甘酸っぱさがよく合います。
「将軍の苺氷」や「紅白 福苺」は、通年楽しめるメニュー。いつでも旬のイチゴのフレッシュなおいしさが堪能できます。
写真:野水 綾乃
地図を見る栃木県産イチゴの中でも最高級な「スカイベリー」は、大粒で甘みが際立つプレミアムな新品種。このスカイベリーを100%使った「スカイ苺ぷりん」はリーズナブルでお土産にもおすすめです。
イチゴの果汁は酸性なので、凝固させるのが難しく、プリンのようななめらかな食感を生み出すのに非常に苦労したそう。甘みを抑えたスカイベリーのソースもフレッシュな味わいです。
ほかにも季節に応じて、メロン、桃といった旬のフルーツを主役にしたひんやりスイーツや、フルーツの酵素ジュースなどが揃います。季節を変えて何度も訪れたくなるお店です。
写真:野水 綾乃
地図を見る「道の駅みぶ」は、同じ敷地内に「とちぎわんぱく公園」や「おもちゃ博物館」などがあり、かなり広大。総面積は52.4ヘクタールで、東京ドーム10個以上に相当します。
写真の「とちぎわんぱく公園」は、巨大な恐竜型のすべり台や迷路など、キッズ大喜びの遊びが大充実のテーマパークのような公園。一部の施設を除き、入園無料で楽しめるのも魅力ですよ。
住所:栃木県下都賀郡壬生町国谷1870-2
みぶハイウェイパーク/道の駅みぶ内
電話番号:080-9994-5166
営業時間:10:00〜18:00、土・日曜は9:00〜18:00
定休日:水曜
アクセス:東武宇都宮線国谷駅より徒歩25分
北関東自動車道壬生PAに隣接
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/26更新)
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