まるで映画のワンシーン!色彩豊かな「北海道大学」

まるで映画のワンシーン!色彩豊かな「北海道大学」

更新日:2012/11/27 18:12

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
「北海道大学」は、広大なキャンパス内に、ポプラ並木やイチョウ並木、明治9年に札幌農学校としてスタートした歴史ある建物等が多く点在していて、とにかく見所たくさん。自然を大切に守っているので、赤く色づき始めた木々や黄色く染まり始めたイチョウの木など、秋の訪れを肌で感じることが出来ます。札幌駅からも近く、徒歩で行ける人気の観光スポット。広大なキャンパス内でのんびり過ごして、日頃のストレスをリセット♪

絵本のような風景が広がる「札幌農学校第二農場」

絵本のような風景が広がる「札幌農学校第二農場」

写真:安藤 美紀

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可愛らしい赤い屋根の建物は、札幌農学校第二農場です。クラーク博士の構想によって、1戸の酪農家をイメージした畜舎と関連施設が作られました。国の重要文化財にも指定されています。

赤い屋根や木造建築は、まるで絵本から飛び出してきたみたい!日本最古の洋風畜舎ですが、どことなくお洒落でノスタルジックな雰囲気が漂っています。

北海道の酪農のルーツがここにある!

北海道の酪農のルーツがここにある!

写真:安藤 美紀

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可愛らしい雰囲気の建物ですが、一歩中に入ると牛の置物やトラクター、ワラが敷いてあったりして酪農シーンが本格的に再現されています。北海道の酪農のルーツがここにある!そんな興奮が味わえますよ。


※「札幌農学校第二農場」は、毎年4月29日〜11月3日(午前10時〜午後4時)の間、一般公開されています。明治時代に使われていたトラクターなど貴重な酪農機器も見応えあり^^

敷地内には、他にもお洒落な洋風畜舎が点在

敷地内には、他にもお洒落な洋風畜舎が点在

写真:安藤 美紀

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北海道大学のキャンパスには、「札幌農学校第二農場」を含め、9棟の洋風畜舎が建てられています。これらすべてがクラーク博士の構想により作られたもの。9棟は緑の中にひっそりと佇み、訪れる人を優しく迎えてくれます。緑の絨毯の上を歩けば、ゆったりとした時間が流れ、心に残るひとときを過ごせますよ。

蘇った北海道大学のポプラ並木

蘇った北海道大学のポプラ並木

写真:安藤 美紀

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北海道大学のポプラ並木は、長さ250mに渡り植えられていて、その高さはおよそ30mと言われています。どこから写真を撮ろうとしても、大きすぎてファインダーに入りきらない巨大なポプラ。50m以上あるのではないかというくらい迫力がありました。



以前、北海道を襲った台風でダメージを受けてしまったポプラ並木ですが、現在は再生され再び蘇った姿を見ることが出来ます。散策出来るコースは80mとちょっと短めですが、それでも大きなポプラ並木は心を打つものがあります。

まっすぐに上に上に伸びるポプラ並木を見ていると、「私は自分に正直にまっすぐ生きているかな?」そんな気持ちになります。自然から、まっすぐ生きることの大切さを教えてもらえる…、ポプラ並木はそんな場所かもしれませんね。

また、現在のポプラ並木とは別に「平成ポプラ並木」という新しい並木道が作られています。全長300mの両側に合わせて70本のポプラの木は、現在のポプラ並木から枝を採って、挿し木に寄って育ったという、いわば親子のような存在。ポプラの木は寿命60年から70年と言われていますので、後世に残すため大切に育てられているんですね。


美しいポプラ並木を眺めたり、パッチワークのような洋風畜舎を真近で見たり、みどころたくさんの「北海道大学」。大学とは思えない緑豊かなこの場所で、爽やかな北海道の風を感じてみませんか?


【北海道大学】
住所 : 〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目
TEL:011-716-2111(代表)

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/12 訪問

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