「自然と歴史の町」北海道・厚岸(あっけし)町へ行こう!

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「自然と歴史の町」北海道・厚岸(あっけし)町へ行こう!

「自然と歴史の町」北海道・厚岸(あっけし)町へ行こう!

更新日:2017/07/15 15:45

ヨッシー 安達のプロフィール写真 ヨッシー 安達 トラフィックトラベルナビゲーター

北海道厚岸(あっけし)町は釧路市中心部から車及びJR花咲線で約50分のところにある町です。牡蠣(かき)で有名であるだけでなく、桜やアヤメ、史跡、博物館と見どころがいっぱい!自然と歴史のまち・北海道厚岸町を紹介します。

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北海道有数の桜の名所・史跡!国泰寺跡と周辺について

北海道有数の桜の名所・史跡!国泰寺跡と周辺について

提供元:厚岸観光協会

http://akkeshi-kankou.7pm.jp/地図を見る

国泰寺は東蝦夷地警備政策で1804年に設立された臨済宗の寺院です。江戸幕府が設置した蝦夷三官寺の一つで、国泰寺の他に、有珠善光寺(伊達市)、日高の等澍院(とうじゅいん、様似郡様似町)があります。蝦夷三官寺は蝦夷地に入った武士らの死や病に対する不安を除き、死者を弔うために建立されました。

国泰寺には山門、本堂、観音石仏、仏舎利塔、アイヌ民族弔魂碑があり、国の指定史跡となっています。山門には「この紋所が目に入らぬか!」で有名な葵の家紋・徳川家の紋章が見られます。

国泰寺は日本一遅い桜の名所と言われ、例年5月中旬に咲きます。124本ある桜の中には樹齢170年以上のオオヤマザクラがあり、高さ10m、幹回り3mにもなります。1830年、国泰寺の本堂などを修復する際、宮城県石巻市から移植したものです。国泰寺の桜で多いエゾヤマザクラ、チシマザクラは紅紫色が特徴であり、本州で多いソメイヨシノなどと比べて色が鮮やかです。

国泰寺はバラサン岬に抱かれるように建てられています。バラサン岬には国泰寺の境内から歩いて行けますが、道が悪いので注意が必要です。なおバラサンとはアイヌ語で「広い柵」「野獣を捕る平落としという罠」という意味ではないかとされています。

北海道有数の桜の名所・史跡!国泰寺跡と周辺について

写真:ヨッシー 安達

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国泰寺の隣には厚岸神社があります。1791年、探検家の最上徳内が創立し、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、豊受姫神(とようけひめのかみ)を祀ります。1798年、探検家の近藤重蔵(じゅうぞう)が社殿を改修し、市杵島姫命(いつきしまひめのみこと)を合祀し海上安全を祈りました。地元の海上安全、大漁豊作、町内繁栄の守護神として祀られています。

北海道有数の桜の名所・史跡!国泰寺跡と周辺について

写真:ヨッシー 安達

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国泰寺の目の前には厚岸町郷土館があります。古くから栄えた厚岸町の歴史を多くの人に知ってもらうために1967年に開館し、国泰寺、厚岸神社に関する重要文化財や古文書、民俗資料が展示・保管されています。

こちらも桜の名所!子野日(ねのひ)公園

こちらも桜の名所!子野日(ねのひ)公園

写真:ヨッシー 安達

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子野日公園は1923年から1935年の間、厚岸町長を務めた子野日弘毅氏が大切にしてきた翠湖(すいこ)園という12万平方メートルもある公園を、1962年に厚岸町が譲り受けました。その後厚岸町は町の木であるエゾヤマザクラを1000本以上植林。今では国泰寺と同様に桜の名所となっています。

現在は5月中旬から下旬にかけて桜が咲く名所になっているほか、春にはあっけし桜・牡蠣祭りが、秋には牡蠣祭りなど各種イベントが行われる会場でもあります。

広大な原生花園!「あやめヶ原」

広大な原生花園!「あやめヶ原」

提供元:厚岸観光協会

http://akkeshi-kankou.7pm.jp/地図を見る

あやめヶ原は、厚岸町の中心から約12kmの場所にある標高80mにある草原です。広さは100ヘクタールもあり、6月下旬から7月上旬にかけて咲くヒオウギアヤメをはじめ、100種類以上の花が5月から10月にかけて咲き誇ります。ヒオウギアヤメは北海道と中部地方以北の本州に分布するアヤメで、葉が檜扇(ひおうぎ)に似ている事からこの名前となっています。

あやめヶ原一帯は、夏になると濃い海霧に覆われるため湿度が高く、ハマナスなどの海浜植物の他に高山植物も見られます。また天候が良ければ写真のように展望台から断崖絶壁の海岸線、大黒島などを望む事が出来ます。

なお、あやめヶ原では生体保全のために馬を放牧しています。散策路のあちこちに柵が置かれており、通る時に柵の扉を開閉しなければならない場所がありますので注意してください。また草花を折ったり採集しないようにしましょう。

愛の栄冠を得たい人はぜひ!「愛冠(あいかっぷ)岬」

愛の栄冠を得たい人はぜひ!「愛冠(あいかっぷ)岬」

写真:ヨッシー 安達

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愛冠岬は、国泰寺から岬の駐車場まで車で10分以内にある、厚岸湾に突き出ている岬です。元はアイヌ語の「アイ・カップ(矢の上のもの)」の意味で、「矢が届かない、できない」という意味を含みます。日本語に直すとき、困難を乗り越えて愛の栄冠を得るという意図を含んで愛冠岬と名付けられました。

岬は標高78.7mの絶壁上にあり、駐車場から歩いて約10分くらいの場所にある岬の先端には写真の愛の鐘ベルアーチが置かれ、いつでも鐘を鳴らす事が出来ます。また愛冠岬の歌碑も設置され、天気が良ければ太平洋上に浮かぶ小島・大黒島、眼下に筑紫恋海岸を眺める事が可能です。

海の恵みを学ぶ!プラネタリウムも!「海事記念館」

海の恵みを学ぶ!プラネタリウムも!「海事記念館」

写真:ヨッシー 安達

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厚岸町役場の隣にある厚岸町海事記念館は、海と共に発展してきた厚岸の歴史を見て学べる、船の形をしたユニークな建物の博物館です。1階入口付近の広い展示コーナーには漁船の操舵室、エンジン、その他の機械が並び、展示室には厚岸の漁業の歴史、漁具について学べる区画となっています。

2階には日本最東端にあるプラネタリウムがあり、プラネタリウム単独の入場料はかかりません。午後に1回上映があるほか、週末や祝日には午前中にも上映されることがあります。

花、愛、海のまち!北海道厚岸町

北海道東部の町・厚岸(あっけし)町は花の名所あり、愛の岬あり、歴史、海、天文が学べる博物館がある、見どころ満載の町です。日本で最も遅い桜の花見の後は広い原生花園でアヤメの季節が訪れます。自然に根差した漁業・観光のまち、北海道厚岸町へ行ってみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/27 訪問

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