スターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店があるのは、高台寺から清水寺へと向かう京都らしい町並みが続くエリア。
伝統的な日本家屋と坂道が折り重なるように続く「二年坂(二寧坂)」「三年坂(産寧坂)」のある美しい景色の中に溶け込むように、あのスターバックスコーヒーがオープンしたのです。
主屋と大塀(だいべい)は、「産寧坂伝統的建造物群保存地区保存計画」において伝統的建造物に指定されていて、日本らしい景色を求める海外からの観光客はもとより、国内からの観光客も大注目の、今この界隈で一番の注目スポットです。
京都は景観を守るためにいろいろと制限のある街。よくこんな場所にスタバが出店できたなぁ、と思われる方も多いでしょう。
スターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店では、スターバックス初の入場制限を設け、店の前の行列も禁止という、建物の保存や町並みに配慮した工夫がなされています。暖簾をくぐってお店に入るスタバもここだけですね。
オープン当初懸念された行列ですが、2017年9月現在、平日ですと時間によってはかなりゆっくりと過ごすことができるようになっています。
写真:東郷 カオル
地図を見る暖簾をくぐり、引き戸をカラカラと開けて中に入ると、蹲(つくばい)のある小さな前庭が目に留まります。どこまでも京都の風情。
写真はオーダーカウンター。店内は東山花灯路に見立てられ、細い路地のような通路が奥に続いています。スタッフによると、今のところドリンクやフードにオリジナル商品は用意されていないとのこと。
写真:東郷 カオル
地図を見る細い通路を抜けると奥庭が広がるバーカウンターにたどり着きます。店内の照明を落とした暗さと庭の明るさのコントラストが素敵です。
写真左側に階段があり、2階へ上がれるようになっています。階段は狭いのでお気を付けください。
写真:東郷 カオル
地図を見る2階には靴を脱いで上がる小さなお座敷が3部屋と、スタバらしいソファー席も。やはりお座敷が人気ですが、このスタバ、座席数が51しかありませんのでなかなかの競争率です。
畳の上にはちゃぶ台ふうのテーブルがいくつかと、丹後の素材を張り地に使用した座布団が用意されています。
写真:東郷 カオル
地図を見るお座敷にはそれぞれ床(とこ)があり、こちらに飾られているのはコーヒー豆。スタバらしいしつらえです。
写真:東郷 カオル
地図を見る2階からの町並みは必見。ここはミルクなどが置かれているカウンターですが、とても京都らしい景色が楽しめるため、撮影する人が後を絶ちません。
コーヒーを楽しむためのスタバであると同時に、写真を撮るために訪れる人も多くいて、週末にはまだまだ混雑すると予想されます。
とても特徴的な京都二寧坂ヤサカ茶屋店。ただでさえカフェ難民の多い京都の中でも、しばらくはかなりの混雑が予想されます。
混雑時の対応に関してはお店側も手探り状態。オープンから3日間配布した整理券は、今後は発行される予定はありませんので、タイミングよく入店できてタイミング良く座れればラッキーだと思ってください。
店舗前にはスタッフが待機されていますので、混雑時には指示に従いましょう。
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(2024/4/24更新)
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