あれもこれも買ってみたい!?ドイツのお土産探しはドラッグストアで!

あれもこれも買ってみたい!?ドイツのお土産探しはドラッグストアで!

更新日:2017/07/12 16:24

car minのプロフィール写真 car min ドイツ在住旅行ブロガー
ドイツのお土産というと、バウムクーヘン、チョコレートなどがありますが、それ以外のドイツならではのお土産というと何だろう?と悩んでしまいませんか。そこでお土産探しに悩んだら、ドラッグストアに行ってみてはどうでしょう。日本で見たことがあるブランドでも、本場ドイツならではの豊富な品揃えに、今度は選ぶのが大変になるかもしれません。どんな物がお勧めなのか、お土産に買ってみたい、ドイツの商品をご紹介します。

おなじみカエルのマークはドイツ発

おなじみカエルのマークはドイツ発

写真:car min

日本でもすっかりおなじみになった、カエルのマークのハウスケアブランド「フロッシュ」。ドイツ語で「Frosch(フロッシュ)」はそのまま「カエル」を意味します。マインツにあるヴェルナー&メルツ社は、環境に負荷を抑えた製品を作りたいというコンセプトにおいて、環境の変化に敏感なカエルは、その土地の環境指標のひとつだと考え、ブランドマークに採用しました。ドイツでもそんな環境に優しい製品はとても人気があります。

日本未発売の商品で(2017年現在)「フロッシュ」の染み取り剤は、小型で持ち帰りにもお勧めです。昔からドイツでは「Gallseife」(牛の胆汁石鹸)がその胆汁に含まれる酵素の働きにより、汚れ落としとして有名でした。この「フロッシュ」の染み取り剤は植物成分を利用し、胆汁石鹸並みの効果が得られます。大きいサイズの汚れ落としなどもあるので、近くの棚も見てくださいね。
(写真では白い容器の物と石鹸が胆汁石鹸並みの効果があるといわれている物です。)

おなじみカエルのマークはドイツ発

写真:car min

ドイツのシミ取り剤といえば「Dr.Beckmann」(ドクターベックマン)も有名です。1934年にベルリンの薬局から始まり、1972年に最初のシミ取り剤を販売し、現在は世界約60か国で「清潔」のシンボルとなっています。

「ドクターベックマン」のシミ取り剤はその用途別に細かく分かれています。どんなシミに効果があるのかパッケージに写真で表示されているので、ドイツ語が分からなくても大丈夫です。食べ物の汚れからボールペンの汚れまで色々な用途があるので、数種類を買ってみるのもいいかもしれませんね。

ドイツならではのオーガニックコスメを

ドイツならではのオーガニックコスメを

写真:car min

バスソルトで有名な「Kneipp(クナイプ)」は、神父であり自然療法師であったセバスチャン・クナイプ氏により、植物や自然の生命力に着目して作られた、ドイツ生まれのハーバルブランドです。バスソルト以外にもボディウォッシュ、バスオイルなどのバス用品や、ハンドクリーム、フェイスクリームなどのスキンケア用品もあります。1回分に小包装されたバスソルトは、バスタイム好きの方に数種類をセットにして、お土産にすることもできますね。

ドイツならではのオーガニックコスメを

写真:car min

「Weleda(ヴェレダ)」と「Lavera(ラヴェーラ)」はドイツでも人気のあるオーガニックコスメブランドです。「ヴェレダ」はスイスに本社がありますが、オーストリアの自然科学者とオランダ人の医師、そしてドイツ人の科学者によって1921年に創設されました。現在はドイツのシュツットガルトの北東にあるシュヴェービシュ グミュントの工場でも製品が作られています。原材料の78%は有機、またはバイオ農法の物が使われています。1926年に発売された、全身保湿クリームの「スキンフード」は今でも多くの人が利用し、他にはざくろ成分の商品も人気です。

「ラヴェーラ」はラテン語で「真実」という意味があり、「全ての人の真実のオーガニック化粧品でありたい」という願いから生まれた、オーガニックコスメブランドです。独自製法により、天然由来成分がもたらす効果を最大限生かした製品作りを心掛け、生産から製造、出荷までドイツの自社工場で行っています。製品はスキンケア用品をはじめ、ヘアケアや化粧品まで揃っています。

ドイツならではのオーガニックコスメを

写真:car min

ドイツ南西部の町ダルムシュタットに、1836年に石鹸、ろうそくを作る、小さな会社としてスタートしたBurnus(ブルヌス)社があります。ここでドイツ売上NO.1を誇る「Kamill」のハンドクリームが製造されています。「Kamill」のハンドクリームは有機カモミールエキスを使用し、爪と手に効果があります。肌のタイプ別や成分の違いで数種類ありますが、写真の商品で、1本約1ユーロ程で買えるので、まとめ買いをしてもお財布にも優しい商品です。

ドイツが本場の「ニベア」製品は種類が豊富

ドイツが本場の「ニベア」製品は種類が豊富

写真:car min

実はドイツが本場というと驚かれる程、日本でポピュラーな「ニベア」ですが、ハンブルクに本社があるBeiersdorf(バイヤスドルフ)社の製品で、ドイツでも人気のある有名なブランドです。薬学者で企業家のオスカー・トロプロヴィッツ博士が、科学者のイザック・リフシュッツ博士の開発した乳化剤に注目し、誰にでも買える価格で高品質なものをと考え、1911年に最初のスキンクリームを販売しました。

「ニベア」の代名詞といえる「青缶」は1925年にデザインされ、少しずつデザインを変えながら現在まで続いています。

※日本のニベア製品はドイツのバイヤスドルフ社と日本の花王が設立したニベア花王株式会社の製品です。

ドイツが本場の「ニベア」製品は種類が豊富

写真:car min

ドラッグストアに陳列されているニベア商品の数の多さも本場ならではです。日本でも見るスキンミルクを中心に、ヘアケア、デオドラント、そして、コスメティックまで、とても多くの「ニベア」製品に驚くこと間違いなしです!BBクリームやQ10が入ったクリームなど、コスメ好きなら試してみたい商品もたくさんあります。また、小さな旅行用サイズも販売されているので、他の製品と一緒にラッピングして、プレゼントにするのもいいですね。下のメモ欄の「NIVEA・独」のURLを参考にして、事前に商品情報を入手されることをお勧めします。

機能的なお掃除用品も

機能的なお掃除用品も

写真:car min

Schwammtuch(シュヴァムトゥフ)という「スポンジタオル」は、お掃除大国ドイツ家庭の必需品です。水に濡らすとスポンジのように柔らかくなり、吸水性がいいので、とっさの水ふき等にも役立ちます。ドイツではこの「スポンジタオル」を台所はもちろんのこと、窓や家具など掃除全般に使っています。タオルのように絞ることもできるので、使用目的によって水分量が調節できるのも便利です。使用後は洗濯機で洗って繰り返し使えるのも重宝されている特徴の一つです。

機能的なお掃除用品も

写真:car min

ドラッグストア内には、その他、季節柄のナフキンや文房具なども並んでいます。フルーツや花の香りがするキャンドルもお手頃な価格で手に入るので、雑貨コーナーも見逃せません。

人気の高いBIOの食品もドラッグストアで

人気の高いBIOの食品もドラッグストアで

写真:car min

ドイツの食品でよく見かける「BIO」のマークはギリシャ語「bios=生命」に由来しています。少なくとも製品の95%が有機農法によって、また残りの5%は有機農法で対応できない場合のみ、既存の農法で作られるという厳しい認可を受けた、自然食品や有機栽培製品です。

商品は生鮮食品、乳製品やお菓子等、ほとんどのカテゴリーにBIOの物がある程です。ミューズリーやお茶、ドライフルーツなどは日持ちも長く、お土産にするのにいいですね。

立地も便利なドラッグストアへ

ドイツのドラッグストアはdm(デーエム)、Rossmann(ロスマン)、Mueller(ミュラー)などが代表的なお店で、日本と違い薬は売っていませんが、コスメティック、衛生用品、文具、食品などを販売しています。街中のショッピングゾーンや、大きな駅の中にあるので、お土産を買ったり、旅先で必要な物が出た時にはすぐに利用できて便利です。

今回ご紹介した以外にも、まだまだ、ドイツのドラッグストアには色々な商品が揃っています。ご自分や友達へのお土産探しに、是非、立ち寄ってみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。

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