写真:旅人間
地図を見る天理市は崇神・景行両天皇陵に代表される巨大な前方後円墳をはじめ、卑弥呼の鏡と呼ばれる「三角縁神獣鏡」が33面も出土した黒塚古墳など、ヤマト王権が形成された地と言われ、市内には約1600基もの古墳が残っています。そんな古墳群をイメージし作られた5つの構造物「天理駅前広場コフフン(CoFuFun)」をご存知でしょうか?
この古墳をイメージした構造物は、野外ステージのある「ステージコフン」、子供が無料で遊べる「ふわふわコフン」「すりばちコフン」、カフェや観光案内所の入る「インフォ&ラウンジコフン」。天理市民はもとより、観光客も立ち寄って楽しめる話題スポットです。
天理駅前広場コフフンの中で、もっともインパクトあるのは、3歳〜小学6年生まで利用出来る「ふわふわコフン」。中央には巨大なトランポリンがあり、その周囲は緩衝帯の砂場となっています。このトランポリンと砂場の周りは階段状になっていて、親はここで子供達が元気よく遊ぶ姿を見ることが出来ます。
ここは無料で使用できて朝から夕方まで遊べます。ただ日差しの強い夏場は熱中症などには要注意。小まめな水分補給、そして親は日傘、子供は砂で汚れたり、汗だくになるので、タオルや着替えを用意して行きましょう。
写真:旅人間
地図を見る中央の巨大トランポリンは真っ白で、周囲の砂の色も白く、見方によっては白い砂漠と砂丘にも見えるほど幻想的。子供達は元気よくピョン!ピョン!と飛んで跳ねて、転んで大笑い。そして立ち上がって、再びピョン!ピョン!と飛び跳ねて、また転ぶ。
中にはわざと転んで弾力ある感触を楽しんでいたり、どちらが高く飛べるか競い合っていたり、「いっせーのーで!」と声かけをして皆でタイミングを合わせて一緒にジャンプしたり、この楽しい空間では初対面でも子供同士はスグに友達になれるようですね。
写真:旅人間
地図を見るこの施設が巧みなのは、子供達が楽しそうにピョンピョンと飛び跳ねていた「ふわふわコフン」の下には200人以上を収容できる野外ステージ「ステージコフン」があるとこと。つまり構造物が重なり合う事で野外ステージの半分が屋根となる見事なデザイン。ここでは野外コンサートや様々なイベントが開催され、子供だけでなく大人も楽しめる点も素晴らしい。
写真:旅人間
地図を見る巨大トランポリンに続いて、子供達の遊び場として「すりばちコフン」もあります。もちろん!ここも無料で遊べる施設。
木の板を大きなすりばち状に張りめぐらせた子供用の遊具は、滑って降りて、綱で登って、また滑る。また傾斜36度のすりばちの壁を、ぐるぐる回って登るのも面白い!ここは小学1年生から6年生まで利用出来ます。
写真:旅人間
地図を見るこの天理駅前広場コフフンでは、子供達の遊び場は「ふわふわコフン」と「すりばちコフン」だけではありません。この周囲にはブランコや滑り台、アスレチックなどプレイゾーンも充実しています。
その中でも特に寝転がったり座ったりして乗れるブランコは人気で。兄弟二人で乗ってお母さんがユラユラと押す姿は絶えず見かけ、子供達がキャッキャと喜ぶ声が聞こえてきます。このブランコの横には子供の列がズラリと列が出来る事も!
写真:旅人間
地図を見るここは子供達の好きそうなポイントをしっかり掴んだ無料で遊べる街中にある近代的な公園と言った感じの場所。そして遊び疲れた時には日差しが強い時は影になっている部分で休憩も出来ます。
更に「天理ステーションストア」と言う絵本や玩具のあるキッズスペースも併設されています。日差しの強い時は、ここで子供達を遊ばせるのも良いでしょう。授乳室、オムツ替えスペースに、調乳機や離乳食用の電子レンジなどもあり、子供連れで安心して時間を過ごすことが出来る環境が整っています。もちろん全て無料です。
写真:旅人間
地図を見るまた周辺には、様々な健康遊具などが並んでいるのも魅力。例えば、背・腰・肩の柔軟性をアップさせる「脇ストレッチベンチ」や、ぶら下がって腕・肩・背筋のストレッチが出来る「ぶらぶらストレッチ」、大股で歩き、その距離を測り、歩幅と身長から数字を割り出し移動機能がチェック出来る「ロコモ度テスト」などもある。
子供が走り回って遊んでいる時に、親は健康遊具で運動をすると言うのも時間の使い方も出来ます。このように健康にも意識を向けた遊具がある天理市は素晴らしいですね。
写真:旅人間
地図を見るそして3つ目の大きな「古墳」をイメージした白い構造物は、観光案内所、バイクショップ、カフェレストランが入る「インフォ&ラウンジコフン」となっています。
館内の中に入ってみると、中はとても広く円形のデザインが実に個性的でおしゃれ、特に天井部分は古墳をイメージされた円形が幾重にも見え、「おぉ〜古墳の中だ」と呟いてしまう。
写真:旅人間
地図を見るカフェレストランは、地元の食材を使ったバイキング形式で、麺類や肉料理に、魚料理、惣菜パン、スイーツなど幅広く食べられます。バイキング形式のカフェレストランのランチはコスパも良く色々と楽しめます。
写真:旅人間
地図を見るこの中で注目したいのは「お漬物バター」です。バターの中に本当に漬物が練り込まれていて、焼いたパンに付けて食べると笑いが出るほど美味しい。ついつい食べ過ぎてしまうので注意しましょう。
またテイクアウトには「天理絹食パン」がおすすめ。柔らかく真っ白のでふわふわの食パンは翌朝の朝食に最適。ほんのりした自然の優しい甘みが口の中に広がります。このパンを食べると良い一日のスタートになりそうです。
写真:旅人間
地図を見る天理駅前広場コフフンは基本的には無料で使用できる施設ですが、有料のイベントが開催される場合もございます。この点は予めご了承ください。
各施設の利用時間は、子供達が遊べる「ふわふわコフン」「すりばちコフン」9:00〜17:00(夏期は18:00まで)。「インフォ&ラウンジコフン」の観光インフォメーションは9:00〜16:00、食事などが楽しめるPark Side Kitchenは11:00〜22:00、地域産品を扱うアンテナショップ「コフフンショップ」は9:00〜19:00です。
尚、天理駅前広場には駐車場も完備されていて、駅前なのに90分以内は駐車無料。これも信じられないサービスです。天理市ってスゴイ!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/25更新)
- 広告 -