写真:羽田 さえ
地図を見る高雄の地下鉄(MRT)には、わざわざ途中下車して見に行きたい絶景スポットがあります。レッドラインとオレンジラインの乗換駅である「美麗島」駅についたら改札の外へ。
駅舎の天井いっぱいに「光之穹頂(The Dome of Light)」と名付けられたステンドグラスが広がっています。約4500枚のガラスが使われ、すべて手作業で制作されたのだとか。直径約30メートルの大きさがあり、色とりどりの巨大アートは迫力満点!SNS映えもばっちりの必見スポットです。
写真:羽田 さえ
地図を見る台北との違いのひとつが、港町であること。港町・高雄を体感するためには、旗津フェリーに乗って、旗津半島へ渡ってみましょう。観光遊覧船ではなく市民の足として運航している船のため、本数も多くリーズナブル。MRTオレンジライン「西子灣」駅からほど近い「鼓山輪渡」から対岸の「旗津輪渡」まで、10分足らずの短い船旅です。おすすめの時間帯は夕方。海風が心地よく吹き抜ける中、旅情たっぷりの美しいサンセットを眺めることができるかも。
写真:羽田 さえ
地図を見る旗津のメインストリートの両側には、新鮮な海の幸を扱う食堂が並んでいます。おいしい海鮮料理の夕食をとるのがおすすめ。写真入りのメニューがあったり、日本語のできるスタッフさんがいるお店もありますよ。
夕食後には再びフェリーに乗り、高雄市内側へ。高雄85ビルなど、市街地の夜景も楽しめます。フェリーは深夜まで運航していますが、あまり遅くなりすぎないようご注意を。
写真:羽田 さえ
地図を見る夜市の散策は、台湾旅行の大きな楽しみのひとつ。もちろん高雄にもたくさんの夜市があります。最も有名なのが六合夜市。六合国際観光夜市とも言います。先ほどご紹介した「美麗島」駅からすぐの便利な立地にあり、18時頃から深夜まで賑わいます。
写真:羽田 さえ
地図を見る六合夜市の一角には、台南名物・度小月の担仔麺のお店も。台南まで行かなくても、高雄で手軽に本場の味を楽しめるのは嬉しいですね。
写真:羽田 さえ
地図を見る庶民派B級グルメが楽しい高雄。ローカルの人々に混じって、気になるメニューを試してみましょう。写真は屋台の「乾麺」。ゆでた麺に具材とタレをからめた汁なしそばで、日本の油そばに近い絶品グルメです。
写真:羽田 さえ
地図を見る高雄らしいメニューとして海鮮にも注目。写真は特製のタレをつけていただく海老の蒸し物。新鮮な魚介だからこそ楽しめるシンプルなごちそうです。
写真:羽田 さえ
地図を見るスイーツ党なら、かき氷で決まり!台湾の南部に位置する高雄は、冬でも比較的暖かく、かき氷を食べるのにぴったり。旬のフルーツをたっぷり使ったかき氷でクールダウンしましょう。5月から10月頃なら、濃厚な甘みのマンゴーがごろごろ乗ったマンゴーミルクかき氷がおすすめです。
写真:羽田 さえ
地図を見る観光できる場所があまりないのでは?という心配も無用。よく知られた有名観光地が決して多いとは言えない高雄ですが、見どころもたくさんあります。
写真は道教の寺院である「三鳳宮」。MRTレッドライン「高雄車站」またはオレンジライン「市議会站」から徒歩でアクセスできます。火災で焼失したために20世紀に再建された本殿は新しいものですが、創建は清の時代。300年以上の歴史を持つ古刹です。荘厳な雰囲気がありながら、参拝に訪れるのは地元の人々が中心。お年寄りが座っておしゃべりするなど、ほのぼのムードの境内。まったりした空気感が高雄らしい寺院です。
絶景にグルメ、港町の風情が楽しめる台湾第二の都市・高雄、いかがでしたか?
日本各地からの直行便もあり、台北から高速鉄道で90分ほどでアクセスできるので、弾丸旅行でもOK。台北以外の街にちょっと行ってみたい、という人にぴったりの街です。新しい台湾を探しに、ふらりと高雄を訪ねてみませんか。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/27更新)
- 広告 -