おばあちゃんの原宿「巣鴨」に変化が!『座・ガモール』始動!

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おばあちゃんの原宿「巣鴨」に変化が!『座・ガモール』始動!

おばあちゃんの原宿「巣鴨」に変化が!『座・ガモール』始動!

更新日:2017/07/07 17:18

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

巣鴨と言えば「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨地蔵通り商店街やとげぬき地蔵が有名ですよね。この商店街に若者の力を借りて、新たなコンセプトのショップ&イベントが2017年5月より始まっています。それが人・物・町をつなぐ逸品市「座・ガモール」です。同時に2店舗オープンしており、地域の商店街と大学が連携して進めていますので、今後、地方の町と地元の人を繋ぐ新たな集客スポットになりそうです。

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まずは商店街の紹介から

まずは商店街の紹介から

写真:Yuma A.

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おばあちゃんの原宿として有名ですが、逆に若い人にはなじみがないかもしれませんので、まずは巣鴨の地蔵通り商店街について紹介いたします。

商店街と聞くと大型スーパーに押され最近はシャッター通りに・・・なんてこととは無縁の約200店舗がJR巣鴨駅から都電荒川線庚申塚駅までの約700mの間にひしめいているにぎやかな商店街です。

和菓子や赤パンツ専門店(赤パン健康法で有名!?)など高齢者向けのお店も多く、若者にとっては目新しい!?お店も多いことでしょう。

まずは商店街の紹介から

写真:Yuma A.

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このように高齢者が集まるようになった背景にはもちろん「とげぬき地蔵尊(高岩寺)」の存在があります。お地蔵様本体は秘仏ですので公開されていませんが、それをかたどった「とげぬき地蔵尊御影」という小さな和紙に描かれたお地蔵様のご利益がスゴイ、というよりも使い方がスゴイことで高齢者に大人気なのです。

その使い方というのが通常のお守りと異なり、体に痛いところに貼る、のどに刺さった魚の骨をとるために飲み込む、など「超物理的」なのです。

このほかにも境内には洗い観音といい、自分の体の痛いところなどを優しくタオルで洗うと治るといわれる霊験あらたかな観音様もおり、高齢者を中心に大人気となっているのです。

まずは商店街の紹介から

写真:Yuma A.

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さらにこの商店街に活気をもたらしているのが、「縁日」です。縁日といってもお祭りの時だけ、とかそういうのではなく毎月4のつく日(4日、14日、24日)に行われている恒例イベントです。

すごい人出で賑わいます。もしゆっくり食べ歩きをしたいとお考えなら、逆に4のつく日は避けたほうが無難でしょう。

座・ガモールとは何か

座・ガモールとは何か

写真:Yuma A.

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このように高齢者の集まる巣鴨地蔵通り商店街において、まったく新しいコンセプトお店が2017年5月にオープンしました。それが「座・ガモール」1号店と2号店です。

何が新しいかというと、このお店では地方の産品を東京で販売しながらその地域を発信していくという「地方創生・地域活性化」に重点を置いて運営されている点です。

その旗振り役が西巣鴨に校舎を構える「大正大学」です。大正大学は2016年に「地域創生学部」を新設し、地方の活性化に貢献できる人材育成を目指しており、その一環として、全国各地の連携自治体で学生の地域実習を行っています。その受入れ先の自治体を学生の力を借りながら東京で発信していこうとするプロジェクトを具現化したのがこの「座・ガモール」なのです。写真は新庚申塚駅に近い一号店の外観です。

座・ガモールとは何か

写真:Yuma A.

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座・ガモールの一号店と二号店にはそれぞれ特色があり、写真の一号店では大正大学の連携自治体の中でも宮城県、山形県といった「東北地方」に特化したお店になっており、特産品と地域の人・物・町情報を発信する拠点になっています。

大学1年生の時に地域実習でお世話になった地域の紹介を2年生になって地元の巣鴨で行うという教育プロジェクトの一環でもあるので、大正大学の学生もお店の運営に携わっています。こういった運営体制も新しいですね!

なお単なる物産展と異なり、「町」を案内する資料が揃っておりますので、旅行中の方だけでなく、これから旅行に行く方が、ここで情報をゲットするのもいいですね!

座・ガモールとは何か

写真:Yuma A.

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この「座・ガモール」の運営は大正大学だけでなく、前述の巣鴨地蔵通り商店街、さらには巣鴨駅前商店街及び庚申塚商栄会といった近隣の商店街と共同で設立した一般社団法人「コンソーシアムすがも花街道」が主に行っており、言うなれば地域公認の共同経営。巣鴨という地域と地方の自治体を結びつける役割を「座・ガモール」が近隣商店街を代表して担っているわけですね。

そのためお土産ショップというよりも地域の人が買い物に来て、普段使いで使用するような食品を買っていく、というスーパーに近い品ぞろえなので、肩肘張らずにふらっと寄れる雰囲気です。ちなみに人気商品は「しょうゆの実」という山形県の庄内町のご当地調味料(金山寺味噌のような感じ)だそうです。東北の台所といった感じですね。よくある単なる土産物屋ではないところが、お客を惹きつけそうですね。

座・ガモールは二つあります

座・ガモールは二つあります

写真:Yuma A.

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「座・ガモール二号店」は一号店と異なり、「京都」にスポットを当てたお店になっています。こちらは食品だけでなく伝統工芸品(若手の匠に限定!)も扱っています。こちらは地蔵通り商店街のちょうど真ん中あたりにありますので、巣鴨方面からでも庚申塚方面からでもどちらからアクセスしても必ず目に入ると思います。

もちろん二号店の周辺も名店揃い。大学芋やスイートポテトで有名な老舗「川小商店(おいもやさん興伸)」の本店はすぐ隣ですし、昔ながらの「まちの食堂」大人気の「ときわ食堂」の本店も写真のすぐ先30秒ほどです。てづくりアンパンで有名な喜福堂もこの二号店の近くですので、名店から名店へ渡り歩けば、自然と訪れることができるでしょう。

座・ガモールは二つあります

写真:Yuma A.

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二号店のもうひとつの特徴は普段はデパートなどでしか買えないような名店(井筒八ッ橋本舗や野村佃煮など)の品が普通においてあることです。仏教系大学である大正大学のネットワークの賜物でしょうか。

「座・ガモール」一号店、二号店ともに東京では「ここだけ」でしか手に入らないという逸品が多く、地元の高齢者に加えて、多くの観光客を惹きつける巣鴨商店街の磁力を更に強化していますね!

座・ガモールは二つあります

提供元:「座・ガモール」プロデューサー杉山氏

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もうひとつ都市部と地方を結ぶ活動として特徴的なのが、大正大学構内(さざえ堂前広場)で開催される「あさ市」です。こちらは「座・ガモール」では普段取り扱っていない地方の生鮮食品を販売するイベントで、毎月1回のみの開催!です。

日付は下部MEMOの大正大学のホームページで公開されますので、狙っていきましょう!あさ市開催時間は9:00〜13:00ですのでご留意のほど。

今後も拡大する「座・ガモール」のムーブメント

おばあちゃんの原宿である巣鴨が、若い学生の力を借りて運営される「座・ガモール」を通じて、地域の人・物・町情報を発信していく新たな拠点になろうとしています。地域の商店街と協働しているので、今後も日本各地のコンテンツが巣鴨に集まっていきそうで目が離せませんね。

なお「座・ガモール」も商店街も18:00頃には閉店しはじめますので、その点だけはご留意くださいませ。

では気を付けて行ってらっしゃいませ〜

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/06/22 訪問

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