東京大学・本郷地区キャンパスは、自由に入れる贅沢観光スポット

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東京大学・本郷地区キャンパスは、自由に入れる贅沢観光スポット

東京大学・本郷地区キャンパスは、自由に入れる贅沢観光スポット

更新日:2017/06/30 14:13

田中 佐代子のプロフィール写真 田中 佐代子

言わずと知れた国内における大学の最高峰「東京大学」。
その東京都文京区本郷にある本郷地区キャンパスは、なんと東京ドーム11個分もの敷地面積を誇っています。キャンパス内は意外にも自由に出入りでき、絶好の散策スポット。緑豊かで、歴史的建造物が随所残り、一般に利用できるレストランやカフェもあり、そのスケールの大きさを感じる事ができます。
お馴染の赤門や安田講堂などを、東大生気取りで訪ねてみましょう。

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美しい学校建築に目を奪われる

美しい学校建築に目を奪われる

写真:田中 佐代子

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本郷地区キャンパスには、地下鉄本郷三丁目駅を最寄りとする、正門・赤門から入る「本郷キャンパス」と、本郷地区に隣接する「弥生キャンパス」、地下鉄千代田線根津駅を最寄りとする「浅野キャンパス」の3つのキャンパスがありますが、まずはやはり赤門から入る「本郷キャンパス」からスタートするのがオススメ。
その見事に赤い門を潜るのを一瞬躊躇してしまいそうですが、警備の方が「こんにちは」と暖かく迎え入れてくれるのが嬉しい。

美しい学校建築に目を奪われる

写真:田中 佐代子

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東大の建造物の設計の殆どが、建築家・内田祥三氏によるもので、共通する特徴をもったゴシック様式の為、通称「内田ゴシック」と呼ばれており。東大の学校建築を語る上で外せません。

美しい連続する半円アーチを成す玄関が特徴の「医学部2号館本館」も、その内田ゴシックの1つで、丸い前庭があるのもポイント。これはキャンパス内でも限られた特別な建物だけの特徴です。

美しい学校建築に目を奪われる

写真:田中 佐代子

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本郷キャンパス建造物を代表する建物「法文1号館」「法文2号館」は、特に内田ゴシックが際立っています。
正門から入り、安田講堂を突き当たりとして、通りを挟んで左右対称に配置されている建物は、列柱に古代ギリシャ風の彫刻が刻まれた、通りに直角に両建物を横切るアーケードが設けられ、内田ゴシックの真骨頂と言われています。登録有形文化財。

緑豊かなキャンパスは、皆の憩いの場

緑豊かなキャンパスは、皆の憩いの場

提供元:フリー素材写真集

http://sozai-free.com/sozai/01255.html

大学マークにもなっている程、キャンパス内の至る所に銀杏が植えられていますが、中でも見事なのが正門から安田講堂まで続く街路樹。樹齢100年以上の背の高い銀杏並木が約200m程並び、秋はちょっとした紅葉スポットとなって、たくさんの人が散策にやって来ます。
特に工学部1号館前には、樹齢200年とも言われている大銀杏があり、樹齢から考えると大学が創立される以前、加賀藩前田家の屋敷だった頃から植わっていたという事になります。

緑豊かなキャンパスは、皆の憩いの場

写真:田中 佐代子

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本郷地区キャンパス内で最も自然豊かな場所が、「三四郎池」。夏目漱石の小説『三四郎』の舞台となった事で「三四郎池」と呼ばれていますが、正式名は「育徳園心字池」。

緑が生い茂る森の中心にあるこの池は、遊歩道に沿って周りを散策する事が出来ます。水が流れる小さな滝や池の中に小島があったりと変化に富んでいて、休日には子供連れの人たちも多く見られます。

現代建築にも目を奪われる、弥生キャンパス

現代建築にも目を奪われる、弥生キャンパス

写真:田中 佐代子

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農学部がある弥生キャンパスは、本郷キャンパスの北隣りに位置しており、その本郷通りに面した門「農正門」は、1935年に建てられました。設計はもちろん内田祥三氏。
木の腐食と金具の錆びが激しくなった為、2003年に建て替えられましたが、金具類は再利用され、形はそのままに再生されています。

現代建築にも目を奪われる、弥生キャンパス

写真:田中 佐代子

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農学部の弥生キャンパスにも、東京都選定歴史的建造物に指定されている内田ゴシックがたくさんありますが、正門を入って直ぐの所にある建物は、ちょっと趣が違うものがあります。
入って右手にあるのが「弥生講堂・一条ホール」で、農学部設立125周年記念事業の一環として建設され、特にガラスに映る緑が、周りの風景との一体感を生み出しています。

現代建築にも目を奪われる、弥生キャンパス

写真:田中 佐代子

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正門を入って左側にあるのが「弥生講堂・アネックス」。
こちらも大変ユニークな建物で目を引きます。シェル構造という、貝殻のような曲面状の薄い木材を用いた建築構造を成していて、国内初の規模を誇っています。

この前には、あの犬のハチ公と飼い主の上野英三郎博士のブロンズがあり、人気を集めています。上野博士は東大農学部の教授で、「人と動物の相互敬愛の象徴」として造られたとの事。

美容室からコンビニ、博物館まで、何でも揃う

美容室からコンビニ、博物館まで、何でも揃う

写真:田中 佐代子

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本郷キャンパス内で、特にオススメの場所が、「東京大学総合研究所博物館」。
それまでの「総合研究資料館」を改組拡充する形で発足され、開館20周年を機に、常設展示を新たに『UMUTオープンラボ〜太陽系から人類へ』としてリニューアル・オープンしたものです。

展示室と研究室とが一体となったオープンラボで、学内に大量に蓄積された、歴史的に重要な研究資料が展示されいてます。
400万点を超える学術標本コレクションがテーマごとに分けて展示されいて、中には値段が付けられない程高価な物もあり、一見の価値があります。
もちろん観覧無料。

美容室からコンビニ、博物館まで、何でも揃う

写真:田中 佐代子

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キャンパス内にはコンビニも充実。特に生協には、観光客向けの東大オリジナルグッズが販売されています。ノートなどの文具から、キティちゃんとのコラボグッズ、饅頭、挙句の果てには酒まで!

更にユニークなのは、赤門を入った左側にあるコミュニケーションセンター(UTCC)に、東大の研究成果を活用した商品が販売されています。
東大卒の植物学者が蘇らせた蓮の花のエキスを使用したスキンケアや、アミノ酸の研究成果で誕生したアミノ酸のサプリや羊羹の他、コーヒーやヨーグルトなどのオリジナル商品が並びます。

美容室からコンビニ、博物館まで、何でも揃う

写真:田中 佐代子

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法文2号館地階には、なんと美容室まであります。本家は現在渋谷にあり、明治4年の創業で日本で最も古いヘアサロン。夏目漱石をはじめ、森鴎外、内田百閨A伊藤博文などの名士が嘗ての客というから凄い。

こちらは、セット面4席とこじんまりとした可愛いサロンで、客はやはり、学生や先生が利用する事が多いとの事。しかし一般でも利用できるので、チャレンジしてみては如何でしょう。カット(シャンプーブロー付き)が4,320円とリーズナブルです。

大手カフェチェーンや有名レストランまである

大手カフェチェーンや有名レストランまである

写真:田中 佐代子

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ちょっと一服する為のカフェや、空腹を満たしてくれるレストランは豊富にあるので、是非入ってみましょう。
特に学食は、一般でも利用している人が多く大人気。安田講堂の地階にある「中央食堂」は、1976年に完成した400席を超す席数の食堂です。メニューは定食の他に、麺類や丼ものなどがあり、とてもリーズナブル。

平成29年8月4日(金)〜平成30年3月31日(土)の期間中、改修工事の為休業になります。

大手カフェチェーンや有名レストランまである

写真:田中 佐代子

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折角ならちょっと贅沢な食事がしたいと思う人にも優しい東大(笑)。
フレンチレストランの「椿山荘カメリア」や、洋食店「日比谷松本楼」の支店が、このキャンパス内にあると言うから驚き。

オススメは、ダイワユビキタス学術研究館1階にある「廚菓子くろぎ 」。本家は、東京・湯島にある、和食の名店「くろぎ」。本蕨粉のみを使用し練り上げられるわらび餅の他に、葛きりがオススメ。更にコーヒーは猿田彦珈琲と言うから嬉しい。

そしてもう1つ特長がその建物。何枚もの杉板を張り合わせたデザインは、そうあの隈研吾氏によるもの。ここが大学内だと忘れてしまう程、モダンでありながら和を感じさせる素敵な店です。

大手カフェチェーンや有名レストランまである

写真:田中 佐代子

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キャンパス内には、スターバックスやタリーズなど、たくさんのカフェがあります。工学部2号館にはサンドイッチチェーンのサブウェイがあるのですが、これがなかなか面白い。
ここにしかない「インフィニートデストロイヤー」という、何ともおどろおどろしいネイミングの限定メニューがあります。通常は5枚のローストビーフを5倍に増量したローストビーフサンドイッチの事で、お腹を空かせて是非チャレンジしてみて!

1つの都市の様な機能を持つ東大

ご紹介した様に、各学部の建物内や教室内は当然立ち入り禁止ですが、構内の屋外部分、共用スペース部分を見学できる他、学食や広報センター等の一般開放されている施設も利用できます。
またこれら以外にも、郵便局やATM、更にはバーまで(もちろん病院も)、何から何まで揃う東大は、1日居ても飽きがきません。
但し15名以上の団体での見学は、事前に予約が必要。

東大はあくまでも学問を学ぶ学生の為の場所。くれぐれも迷惑行為の無いよう、最低限のルールを守って見学しましょう。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/04 訪問

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