ここは本当に日本!?“日本のウユニ塩湖”木更津の「江川海岸」とは

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ここは本当に日本!?“日本のウユニ塩湖”木更津の「江川海岸」とは

ここは本当に日本!?“日本のウユニ塩湖”木更津の「江川海岸」とは

更新日:2017/06/30 17:57

鈴木 風人のプロフィール写真 鈴木 風人 旅行写真家

「日本のウユニ塩湖」とも呼ばれる千葉県木更津の「江川海岸」。なぜ日本のウユニ塩湖と呼ばれるか?それはこの海では、潮の満ち引きによって海の上に電柱が浮かぶ幻想的な風景が広がるからなんです!そんな「江川海岸」をご紹介致します!

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細道を進んで行った先に

細道を進んで行った先に

写真:鈴木 風人

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江川海岸は、陸上自衛隊木更津駐屯地の横を抜けた先にあります。地元では潮干狩りのポイントとして有名なところで、シーズンにはたくさんの人が訪れます。その為、大きな駐車場も完備されており、嬉しいことに撮影するだけであれば、駐車料金もないんです。
余計な心配をせず撮影に没頭できるというのはありがたいですよね!

細道を進んで行った先に

写真:鈴木 風人

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車を駐車し奥へと進んでいくと、静かな漁港の雰囲気が広がります。電柱のエリアだけが注目されがちですが、せっかく漁港に来たのですから、しっかり雰囲気を楽しんでいきたいですよね!
週末には観光客や撮影目的のカメラマンで賑やかな場所となる江川海岸も、平日の日中は誰もいない時間があったり、ゆったり流れる漁港の雰囲気を楽しめますよ。

細道を進んで行った先に

写真:鈴木 風人

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振り返れば水門などもあり、どこを切り取っても漁港の雰囲気たっぷりです。

海の上に電柱が!

海の上に電柱が!

写真:鈴木 風人

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お待たせいたしました。それでは最深へと進み「日本のウユニ塩湖」を堪能しましょう!潮の満ち引きによって表情は異なりますが、そこには海の中に電柱が連なる絶景が広がっています。

なぜこんな日本とは思えない絶景が広がっているのか?それは実は潮干がりの密漁を防ぐ為からだったんです。夜間時の密漁などを防ぐ為、沖合に監視塔が設けられました。そこに電気を送電する為、電柱を立て電線で繋いだわけです。

密漁がいなければこの絶景は生まれなかったのかと思うと複雑な気もしますが、いずれにしろ目の前に広がる風景は、そんな歴史とは関係なくただただ美しい。しっかりと目に焼き付けてください。

海の上に電柱が!

写真:鈴木 風人

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以前は電柱まで歩いて行けたそうですが、今は柵が設けられており、近づくことはできません。しっかりルールを守った上で撮影を楽しみましょう!

撮影場所とレンズの違いとは?

撮影場所とレンズの違いとは?

写真:鈴木 風人

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さてここで撮影場所とレンズの違いをご紹介させていただきたいと思います。
上の写真は、望遠レンズでグッと景色を引き寄せて撮ったもの。電柱の間隔が詰まって見え、対岸も近く見えますよね。

人気のエリアは、上の写真のように電柱に向かって右側のエリアで、皆さん望遠レンズで引き寄せて撮影する方が多いようです!

撮影場所とレンズの違いとは?

写真:鈴木 風人

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上の写真は電柱左側から広角で撮影した写真です。夕方、潮が引いてくると電柱に向かって左側が完全に干上がってきます。

潮が引いてくると、撮り方によってはまるで水田のようにも見えますよね!こういった近景も写し込みたい場合は、広角系のレンズがオススメです。写真のイメージに合わせて移動し、撮影しましょう。

潮が引いた「日本のウユニ塩湖」の絶景!

潮が引いた「日本のウユニ塩湖」の絶景!

写真:鈴木 風人

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さてこちらの写真は、潮が引いてきた夕方の写真。夕方になると更に多くの方が訪れます。三脚を担いだカメラマンの方々は、こぞって電柱右側エリアを陣取っていきます。

何故電柱右側が人気なのか?その2つの理由がこの写真に映されています!
1つ目の理由は、潮が干上がってくると、写真のように枠組みが露出してくるからと言えます。電柱に沿うように伸びる2本の枠組みが、まるで線路のように見えますよね?その幻想的な風景を撮影しようと、皆さん右側に集まるわけです!

そして2つ目の理由。これも枠組みが関係しています。
江川海岸では干潮時でも枠組みのラインまでしか干上がらないのですが、その際、2本の枠組みに海水が取り残され、完全に凪いだ状態が作り出されるのです。

やはりウユニ塩湖のように静かな水面に電柱の影を映り込ませたいですよね!そうなると、水のない左側からではなく、右側からの方が画になるため、こちらのエリアが集中するわけですね。

遠浅の海が広がっている為、刻一刻と地面が露出していきます。背景には川崎の工場地帯が見え、本当に幻想的な風景ですよね。

潮が引いた「日本のウユニ塩湖」の絶景!

写真:鈴木 風人

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実はこの海に線路が伸びているかのような風景、巷では映画「千と千尋の神隠し」の中で、千尋が海を渡る為に乗った電車のシーンにそっくりだと言われているんです!

映画の世界に紛れ込んだかのような世界観。「雨が降ったら海くらいできるさ」そんなセリフまで浮かんでくる絶景です!

潮が引いた「日本のウユニ塩湖」の絶景!

写真:鈴木 風人

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夕方、刻一刻と表情を変えていく海を眺めるのは最高の贅沢ですよね。海の向こうに沈んでいく夕焼けは、格別な美しさです。

季節によっては、対岸の三浦半島に夕日が沈んでいくカットも狙えたり、空気の澄んだ冬季には、富士山を写し込んで撮影することもできます。

季節によって日の出・日の入りの方角は変わりますので、事前にチェックしていきましょう!

ルールはしっかり守って

「日本のウユニ塩湖」の風景、いかがでしたでしょうか?季節により潮の満ち引きの時間や、日の出・日の入り時刻は変わるので、是非撮りたいイメージに合わせ、撮影に望みましょう!
狙い目の時間としては、やはり朝の時間帯の方が人が少ないようです。間に合う方は是非、朝から素敵な写真を狙ってみてください。

そんな絶景の江川海岸ですが、実は電柱が撤去されてしまうそうなんです。まだ時期は未定なようですが、今はすでに電線から送電もしていないらしく、既に形骸化した遺物なんですね。

しかし、その特殊な絶景さから人が集まるようになると、マナーを守らない方も増えていくようになります。柵を乗り越えて撮影する人や、近隣の方の迷惑な行動を取る人。そういったマナー違反の方が原因で撤去されてしまうとも言われています。

まだ撤去の時期は決まっていませんし、皆がルールを守って訪れていたら、もしかしたら遺産として遺される可能性もあるかもしれません!
訪れる方は、必ずルールは守って撮影しましょうね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/06/20 訪問

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